書店業界、明るいニュースもあるんです。
書店といえば、電子書籍に押され店舗数を減らしていっている厳しい業界、というイメージがすっかり定着してしまって久しいですね。
たしかに文教堂さんなどの大手でさえ非常に厳しい経営状態ですし、雑誌書籍の部数は落ち続けている状態。
全体としては依然厳しいと言わざるを得ないわけですが、業界全体に流れる閉塞感のようなものを打破してくださるようなニュースがもたらされました。
書店業界を専門とする新文化オンラインさんによりますと、京都を地盤とする大垣書店さんが過去最高益を更新する見通しとなったそうです。
大垣、とついてますけど岐阜の書店さんではないです
※というのが某クイズゲームで出題されるのです
私は地元が京都なので、学生の頃よくお世話になっていました。
それだけに、ああよくやってくださった、と感激もひとしおです。
出版不況などと言われている現在においても売上を伸ばすことは可能なのだ、と関係者も勇気づけられるのではないでしょうか。いち地方の書店チェーンの話と片付けることのできない大きな意味があると思います。
実はこの大垣書店さん、意外な一面があります。
甲子園の合間にたびたび放送されていた『花鈴のマウンド』というコミックのコマーシャル、覚えていらっしゃいますでしょうか。
バーチャルYouTuberとして活動している富士葵ちゃんがテーマソングを担当していたことで、一部ではかなり大きな話題となっていたのですが……
その『花鈴のマウンド』を出版しているのが、この大垣書店さんなのです。
どうでしょう?
書店関係にあまりご縁のない方でも、ああアレのところか、となったのでは?
つまり書店を経営するかたわら、出版も手掛けているわけです。
大垣さんって、自費出版を受け付けているのですよね。
「本が作れる本屋さん」をモットーに書店と印刷所、ワークスペースを併設するという専門店が京都の堀川にできたそうです。これも最近どこかのニュースで目にしたような記憶があります。
なお今月9月22日には系列のKotochika御池店で『京都寺町三条のホームズ』シリーズの望月麻衣先生がサイン会するそうですよ。
大垣さんの回し者っぽさがムンムン? な、何をおっしゃいますやら……
地元びいきということで、多少多めに見てくださいまし。
明るいニュースはどんどん発信していきたいものですね。
願わくはずっと明るいニュースばかりだけ触れていたい……
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