2019年冬も神クールが確定している。

 年末ですね。

 そろそろこの企画もやっておかねばと思いまして、12月30日の朝にこの文章を更新しています。


 あと1時間か2時間もすれば仕事なんですけど。

 相変わらず時間の使い方ドヘタかよ、と自分を呪わずにはいられません(笑) 

 午後にいっぱい寝たから大丈夫でしょう。昼夜逆転がひどいです。

 


 お初の方向けにご説明いたしますと。

 元書店員という過去だけでアマチュアWeb小説の界隈を渡り歩きつつライトノベル原作アニメをクールごとに紹介しております(笑)


 過去何度かやっておりますけど、場合によってはそこだけPVの伸びが異常だったりするので、需要は感じますね。


 たとえばちょうど1年くらい前の更新。

 ご挨拶のあとの更新で実質的に最初のコラムだったこともあって、当コラムのなかでも「電撃組」について書いた時に次いで高いPVですね(2018年12月30日現在)


 当『書店通になろう』コラムは内容的にほとんど1回ごとに独立しておりますので、ご興味のある話題だけかい摘んでいただいても大丈夫です。

 全部読んでくださいますとなおのことさいわいですけどもね。



 前口上はこのくらいで大丈夫ですかね。

 それでは、来期のライトノベル原作アニメ作品、および私が気になるアニメを紹介していきま~しょう!


 

 まずは、上遠野かどの浩平こうへいさんの『ブギーポップは笑わない』です。


 電撃文庫さんが脚光を浴びるきっかけを作り出した作品と言っても過言ではないはずです。いまさら内容について語るのは無粋でしょう……というよりは、どうまとめたらいいやら難しいお話ですし。


 ノベライズの『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(ファミ通文庫、嬉野うれしの秋彦あきひこさん)シリーズを除外すると、初めて読んだライトノベルだと思います。


 学校の図書室で借りたんですよ。

 うちの母校は公立ながら、当時としては割と自由な校風だったのだと思います。

 マンガですとなかなか仕入れられないけど、小説ならわりと図書委員さんも仕入れやすかったんでしょうかね。


 とはいえ、『ブギーポップ』を初めて読んだ学生当時は、正直あまり理解できていなかったように思います。

 ある程度年月が経った今アニメで見ると感じることも変わるかもしれません。



 同じく電撃文庫さんの『ガーリー・エアフォース』。

 少年少女が独自の航空機で謎の飛翔体と空で戦う、という内容。

 作者は夏海なつみ公司こうじさん。

 電撃読者さんなら『なれる! SE』シリーズの方として馴染みが深いはずです。

 そして制作は『マクロス』シリーズのサテライトさんです。ドッグファイトの映像に期待できそうですね……!

 


 『盾の勇者の成り上がり』はアネコユサギさんが『小説家になろう』さんで連載しているものがアニメ化するものです。書籍はMFブックスさん。


 なんですが……私実はマンガ版しか知らないのです……申し訳ないです。

 外伝『~のやり直し』のコミカライズを担当されてる方、にぃとさんとおっしゃるんですけど、その方のマンガが以前から好きでしてね……


 なろうさん発でいうと『賢者の孫』や『ありふれた職業で世界最強』もアニメ化が控えてるんですよね。

 なろうさん発アニメ化の波が絶えない中、今後のWeb小説界がさらに盛り上がっていけるか。いちWeb小説サイト利用者としましても見守っていきたいと思います。


 

 たちばな公司こうしさんの『デート・ア・ライブ』第3期も放送されるのこと。

 世界を救うために「デート」するという設定が超絶ブッ飛んでるように見せてその実しっかりラブコメしてるという。

 私が文庫担当だった時には劇場版がやっていましたねー。懐かしい。


 

 『ソードアート・オンライン』といった前クールからの持ち越し分を除くと、ライトノベル原作はこのくらいでしょうかね。


 多いときはものすごい数のライトノベル原作がありましたから、それと比べると少ないようにも感じてしまいますがその分濃密ですし、そもそもひとつでもラノベ原作があるだけですごいですからね。


 特にここ最近の電撃さんの本気たるや。

 電撃作品のアニメがないほうが珍しいですからね。

 この勢いを続けていってほしいです。

 


 あとは個人的に気になるアニメを。


 ソーシャルゲーム原作の『グリムノーツ』はここカクヨムさんでシナリオコンテストを行いましたね。ライトノベル作家のSOWさん等がメインシナリオに参加しておられるとのことで、こちらも関連で取り上げたいです。


 

 2017年に大ブレイクのたつき監督オリジナル、『ケムリクサ』。

 そして『けものフレンズ2』。


 私もここカクヨムさんで開催された『けもフレ』二次創作コンテストにも参加させていただいた身ですから、いち視聴者としてはどちらも応援したい気持ちがありますが、さまざまな経緯を考えますと複雑な思いを抱いてしまいますね……

 どちらにも注目していきたいです。


 

 漫画原作ですと、『ドメスティックな彼女』や『かぐや姫は告らせたい』『五等分の花嫁』が気になります。

 


 ……ですが、なんといっても私が来期もっとも気になる作品はですね。

 『バーチャルさんはみている』ですよ。


 今年大ブレイクし、ヒット商品番付やネット流行語大賞などにも選出された『バーチャルYouTuber』ないし『VTuber』と呼ばれる存在。

 2018年現在その総数は6,000人を超えるとされています。

 彼ら彼女らが本人役でアニメとなって出演する、という発表がなされた時は本当に驚いたものです。


 おそらくは来年も彼ら彼女らバーチャルの存在が多くの話題を提供してくださることと思います。

 そんな彼ら彼女らのことを知るための最良の入門という役割を『バーチャルさんはみている』が担っていってくだされば、視聴者の立場である私も嬉しいです。 



 『ミライアカリ』さんはじめ、出演する人たちすべてに魅力があるのですが……中でも私がおすすめしたいのは、"""""清楚"""""な学級委員長『月ノつきの美兎みと』さんですね。


 や、今さら私がどうこうお話するまでもなく人気のある人なんですけども……彼女がなぜ「清楚」と言われつつもある種のネタにされるのか、ぜひご注目いただけたらアニメも面白く視聴できるのではないかなと思います。

 『電脳少女シロ』さんや『ときのそら』さん、『シスター・クレア』さん等、ほかの人たちとの絡みがあるのか……というところにも期待しております。


 

 ここまでの話で『VTuber』なんてWeb小説を読む層とは関係ないでしょ、とお感じの方もおられるでしょうけども。


 実はおすすめライトノベルの紹介を動画にしている方がおられたり、プロの作家さんがバーチャルYouTuberになってたりするので、あながち無関係とも言い切れないのですよ。

 そういった多様な広がりが見られるのも、ブームゆえですね。

 


 というわけで、早口オタクのように語っていきましたが、ドン引きされませんでしたでしょうか、少しばかり心配ですけれども……(笑)

 来年も更新できる範囲でやっていきます。

 それではみなさま、よいお年を。

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