ただのデート❤️………⁉︎

「ここは?」

「ああ、僕の母校。」

「えっ?まじ?私の母校だよ?」


「……」

「…………」



「えっ?何言ってるの?僕の母校だって」

「いやいや、私の母校だよ」


「……」

「…………」


「おい‼︎僕の母校だって言ってるだろ?」


「知るか‼︎私の母校だって言ってるだろ?」


「それこそ知るか‼︎僕の母校を自分の母校だって言い張る馬鹿め‼︎こうしてやる‼︎」



「ぎゃー変態‼︎なら仕返しじゃい‼︎」


「おおぅ、気持ちいい……」


「……へ、変な声出すなよ‼︎気持ち悪いな‼︎」


「……」


「…………」


「ええか、別に二人ともの母校ってことで」


「うん、別にそこ張り合うとこじゃなかったしね」

「死ね?おいそれは傷つくぞ?」

「何言ってんねんアホが」


「……ごめん、ちょいボケただけ」


「ん、許す」



「……しかし、同じ学校の出身だったんだな」

「なー、世間は狭いわ〜……」

「ってことはカモ、お前後輩だったんだな」




「おい先輩」


「なんだ?後輩」


「アハハハハ‼︎先輩‼︎アハハハハハハ‼︎」

「おい何がおかしい?どこに笑うところがある?」

「いや、ごめん、なんか嬉し……おかしくって……こんなこともあるんだなって」


「……なんで言い直したん?」

「は、はぁ?……べべ別に?どこも言い直してねーし」

「いや言い直したろ?嬉しいって言おうとしたろ?」


「うっさいな‼︎言ってねーったら言ってねーんだよ‼︎ほら‼︎なんか用事あるんだろ?はよ行くぞ‼︎」


「ああ、せっかく付き合ってもらってるからな、じゃあ行こうか」


「……」

「………?」


「……えっ?手、繋ぐの?」

「ああ、すまん、つい癖で」

「おいどんな癖だよ⁉︎って、引っ込めんなや‼︎繋ぐやん‼︎」

「お、おぉ……」


(なんで繋いだんやろ、どうすんのこれ?)

(あああああ@a☆2<9々×→$,6%○<#/♪)

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る