第5話 勇者の天敵




森に佇む人間はゆったりとした黒いローブで全身を隠し、顔もフードで隠れていて遠目では見えない。体格からして成人男性だと思われるが、それ以外の予想が全くつかなかった。

やがて男は踵を返し、私に背を向けて再び歩き始めた。


私は焦った。嫌な予感のする得体の知れない人物だが、せっかく現れた人間をこのまま見過ごしていいのだろうか。また別の人間に巡り会える保証はどこにも無い。

ポチと目を合わせる。私は両手の人差し指を並べて離す仕草をしてから、親指で後ろにいる男を示した。

それは私とポチは距離を置いて、あの男の後を追おうというジェスチャーだった。ポチはその意図をしっかりと理解してこくりと頷いた。


私は細心の注意を払いながら、忍び足で歩き始める。木の陰に隠れて一定の距離を開け、見失わないよう背後について追った。

男は一切後ろを振り返らずに、目的地でもあるかのようなサクサクとした足取りだった。周囲を見渡す事も無く、こちらとしては楽だが男は何をしに来たのだろうか。

迷子には見えないし、動物に会いに来たにしては雰囲気が殺伐としていて誰も近寄ろうとしない。私が気づいていないだけで、この森には特産物でもあるのだろうか。

それとも森を通り抜けて向かう場所でもあるのだろうか、とも思ったが軽装すぎる。この森は広大な上に猛獣の宝庫だ。荷物も武器も何も持っていないのはおかしい。しかし、私のように追剝ぎに遭うタイプにも見えない。いや、遭ったからこそこんなに殺伐としているのか?


数十分間、歩を緩める事なく歩き続けていた男は唐突に足を止めた。私も慌てて木の陰に身を隠し、そろりと男の様子を伺う。

私の存在に気づかれたのかと危惧したが、男は立ち止まっただけで振り返るような事は無い。男の周囲を確認しても、特に何も無かった。

不思議に思って首を傾げていると、男の立っている地面が前触れも無く光を放った。私は声を上げそうになった口を手で抑え、食い入るようにそれを見た。どうやら光の正体は魔法陣であるらしい。

そうこうしている間に男の姿は光に飲まれて消えていく。


これって―――


フラッシュバックしたのはあの日、ソラの墓場の前で起こった今でも信じられない出来事だった。


―――異世界転移だ。


よく考えればそんな事はあり得ない。しかし、この時の私は気が動転していた。何せ私はそれを酷く求めていて、今の精神状態は極度の緊張と恐怖心でおかしかった。

私は無意識の内に走り出していた。薄れゆく男の背に手を伸ばし、もつれそうになる足を動かして魔法陣へ飛び込む。

遠くでポチの声が聞こえた気がしたが、その時にはもう目の前は真っ白に染まっていた。


「うわっ!」


魔法陣に身を投げ出していた私は、一瞬の浮遊感の後に地面に放り出される。顔面から突っ込み咄嗟に手を前に出したが、スライディングをする羽目となった。

手を緑色の芝生に着き、膝を立ててからゆっくりと顔を上げる。空が薄暗くて、少し肌寒い。さっきまでの晴天はどこへ行ってしまったのだろうか。

目の前には森と同じように木と草花があったが、森のように無作為な物ではなく、人工的に手入れされているであろう物だった。


「……どこ、ここ」


体を起こして芝に足を着く。背を伸ばして状況確認をしようと視線を動かした時、首元に鋭く光る刃が突きつけられた。

その存在に気づいた瞬間、息が詰まりぶわっと鳥肌が立った。顔を下げる事は許されず、視線だけを首元の刃物へ向ける。おもちゃではない、本物だ。


「……っ」


何が起こったのか分からなかった。刃物を突きつけられている。その事実だけが、全てだった。

声を出そうとしたのか口は形を作るが、喉から声は出て来ない。少しでも動けば喉を切れる気がした。

大丈夫。私には加護がある。だから大丈夫。

しかし、恐ろしいまでの嫌な予感がするのは何故だろう。


「何者だ」


背後で感情が一切見えない、低い声が発せられた。それほど大きな声ではなかった筈だが、脳に直接響くように大きく誇張されて聞こえる。

男の発した音を何度も反芻して、何とかその意味を吞み込む。だが、そのままの意味でしか言葉の真意を汲み取れず、私の返す言葉は決まらない。

男の言う『何者』とは、私の何を聞いているのだろう? 名前? 所属? 肩書き? 出身? それとも別の何か?

ひと言でも間違えられない気がした。ところが、何か言わなくてはいけないという脅迫観念が焦りを生む。


「質問を変えよう。あそこで何をしていた」

「……せ、生活」

「……生活?」


初めて男の声に感情が乗った。困惑したような、疑問に思うような声。ただそれだけの事だったが、私はやっと人間を相手にしているのだと気付かされた。

徐々に冷静さを取り戻してきて、私は背後にいる男に悟られないよう周囲に視線を送る。森というより庭だった。どうやら異世界転移まではいかなくとも、場所は変わっているらしい。つまり私は男のテリトリーに迷い込んでしまった、という事だろうか。

依然として命の危機は感じているが、いきなり殺されるなんて事は多分無い。取り敢えず男は私と会話がしたいようだから。


「ただ生活していただけか?」

「そ、それだけです。迷子になって止むを得ず」

「お前は何も知らないのか?」

「……はい?」


男は私に対しての警戒心を強めたように、訝しげに声色を変える。

今度は言葉の意味を理解できたものの、何を指しての言葉か分からず間抜けな声で聞き返してしまった。

私には知らない事と、分からない事が多すぎる。男は私の無知に疑問を持っているのだろうが、私は自分が何に無知であるかすら分からない。


「まさかお前……」


暫く沈黙していた男は何かに思い至ったようで、急に殺伐としていた雰囲気が弱まる。

私に突きつけられた刃が首元から離れた。不思議に思いながらも、解放された首の状態を確認しようと左手でなぞる。私の首には何の変化も無く、しっかりと繋がっている。

そして、私はそっと背後にいる男の方へ振り返った。


背後に立つ男を見てすぐに、私は赤色に気を取られた。ふたつ並んだ鮮やかな赤い丸は、不思議と血を連想する。

その赤い瞳に私を映した途端、男は微かに口を動かす。しかし、男が言葉を発するよりも先に、第三者の声がそれを遮った。


「魔王様。お帰りになられたのですか」


声のした方向を見ると、そこにはいかにも育ちが良さそうな眼鏡の男がいた。ところが私が見ていたのは男の頭。左右に2本ついた、羊を思わせる立派な角である。

当然『何で角が?』と思うわけだが、それよりも優先しなくてはいけない事柄があった。それは男の言った言葉だ。


「まお……ふごっ!?」


疑問を投げかけようとした瞬間、いきなり背後から抱え込むように拘束されたかと思うと、手で口を素早く塞がれた。

一瞬の出来事に状況が理解できず、私を拘束した男を見上げる。よく見れば、男の頭にも形は違うが立派な角があった。そして、赤い瞳は近くで見ると爬虫類を思わせる細長い瞳孔をしていて、その不思議な目を鋭く細めて私を睨んでいる。

え、何……?


「そちらの方は?」

「異変の原因はこいつだった」

「牢屋でしたらすぐにご用意できますが……」

「ろ……ぐっ!?」


不穏な単語に思わず口を塞ぐ手をずらして声を上げるが、言い終える前に再び男に阻まれる。

私はこのまま牢屋にぶち込まれそうな予感がして、もう一度、口を塞いでいる手を掴んで引き剥がそうとする。ところが怪力を使っているというのに、一向に離れる気配がしない。

バケモノか!?


「牢屋はいい。それより気になる事がある」

「気になる事ですか?ああ、気になる事と言えば、そちらの方は魔族には見えないのですが種族は?」

「……ゴリラの獣人だ」

「ゴ……ッむごむごっ!!」


聞き捨てならない男の言葉に反論しようとするが、またしても口を強く塞がれてまともな言葉が出ない。さっきまでとは比にならない力が加えられ、顔が潰れている気がする。

抵抗しようと力んで怪力を発動すると、踏ん張った時に地面がベコッと凹んだ。眼鏡の男はそれを見て、なぜか納得したように頷く。

違う!ゴリラじゃない!違うのに!


「獣人でしたか。人間臭かったので、てっきりそうかと」

「いや、人の血が濃いだけだ。そろそろいいか」

「はい。引き止めてしまい申し訳ありません。ご相談したい件がございますので、後ほどお時間をいただけますか」

「ああ、こちらから行く」

「分かりました。では失礼します」

「……」


私は羊のような角を生やした眼鏡の男を静かに見送ってから、未だに私の口を塞いでいる男を見上げた。

今の眼鏡の男の言動からして、私が人間だと何か不都合でもあるかのようだった。もしかして、この男は私を助けてくれたのだろうか。

いい人……なのか?しかし、さっきこの男は何と呼ばれていた?私の聞き間違いでなければ『魔王』とか言われていた気がするのだが、魔王ってあの魔王?


眼鏡の男の気配が完全に消えてから私は解放された。言葉は話せるし、体も自由に動く。だが、せっかく自由になったというのに、次に取る行動は何もなかった。

もしこの男が本当に本当の、本物の魔王だったとして、私は何ができるというのだろう。倒せばサヤカちゃんとヒロキさんに笑って会いに行ける。倒せれば、の話だ。

所詮はお山の大将でしかない私と、魔族を統率する王様の男。肩書きだけで勝敗は明らかである。

逃げようかな。


「えっと、ありがとうございました。じゃあ私はこれにて失礼……」

「待て」


自然な流れで退散しようとしていたが、引き止める声にびくっと肩が跳ねる。重々しく発せられた言葉に、私はおずおずと振り返った。

そして、男の次に発した言葉で血の気が引く。


「お前、勇者だろう」


あ、殺される。



***



目の前には美味しそうな料理の数々が並んでいた。肉料理に、野菜料理に、魚料理、デザート類まで揃っている。

料理に使われている食材の中には見たことがないような物も混ざっていたが、匂いは美味しそうだったし見た目も悪くはなかった。

料理の並ぶテーブルを挟んだ向こう側、私と対面する位置にいる人物はあの赤目の彼だ。何を考えているのかよく分からない表情をしながら、無言でポットに入ったお茶をカップに注いでいる。


これって、どういう状況?

何で勇者の私が魔王にもてなされてるの?


異常に良い姿勢で椅子に座っていた私は、石のように硬直していた。冷や汗が止まらない。

もしかして、料理の中に毒でも仕込まれているのだろうか。いや、毒殺なんて回りくどい事をしなくても、目の前の男は私を簡単に殺せそうなものなのだが。

相手の真意を探ろうと男に視線を送るが、男の表情からは何も読み取れなかった。彼の行動を素直に受け止めるのなら好意的だと思われるが、裏に何かありそうな不信感は拭えない。


こんな状況に陥った経緯を、私はあまり思い出せない。

自分が勇者だとバレた瞬間、私の思考は真っ白になった。瞬時に走り出したような気もするが記憶は曖昧だ。多分、逃げ切れなかったからここにいるのだろう。

よく分からない男と私しかいない一室は静かで、男が立てる物音以外は何も聞こえない。お城のような大きな建物だからだろうか。周囲に誰かがいる気配はしなかった。


窓の外を見ると不穏な黒い雲が空を覆い隠していて、たまに枝分かれした白い線が光る。雨こそ降っていないが、天気は最悪のよう思えた。

私の今いる部屋も光はあったが、内装はあの空のように暗い色で揃えられていて、今の私の心境を映し出しているかのよう。

私が監禁されたお城の一室と比べると、ここはどこか冷たい印象を受ける。あそこはなんだかんだで窓の外は綺麗な庭が見えたし、壁紙や装飾、家具も明るい色だったからだろう。


男からお茶の入ったカップを差し出されるが、私は指先一本動かさずにじっと薄茶色の液体を見つめる。いくら凝視しようとも毒は見えない。

料理に一切手をつけない私を気にもとめずに、男は自分でいれたお茶にドバドバと大量の砂糖を投入してから、カップを手に取って口をつけた。男の喉が動くのを確認して、お茶自体には何の問題も無いのだろうかと考察する。

ていうか、あの砂糖の量ヤバくね?砂糖とは違う別の何かなのか?


今のところ男は私に料理を差し出すだけで、特に何を言うでもなく放置しているようだった。気になる事があると言っていたが、まだそれを聞いてくる様子も無い。

せめて相手の趣旨をはっきりさせないと、私は身動きが取れない。そう思った私はやっとの思いで口を開いた。


「えーと……貴方は私をどうしたいのでしょうか?」


男は手に持ったカップを置いて、暫し考えるように沈黙した後に声を発した。


「殺すつもりは無い」

「え、でも勇者ですよ?貴方は魔王ですよね?」

「ああ、そうだな」

「勇者って魔王にとって敵なんですよね?」

「立場上は」


男の行動を理解する為の会話だった筈だが、疑問は増すばかりで次の言葉を失う。何を聞けばいいのかすら分からなくなった。

これは理解できない私がおかしいのだろうか?それとも魔王の言っている事がおかしいのだろうか?


「現在、俺は魔王として勇者を殺す理由が無い。お前は魔族にとっての脅威とはなり得ていないし、俺を殺す事はできない。だからお前は殺さない」

「いや、でも牢屋にぶち込まれる理由はあっても、こんな料理まで出される筋合いが……」

「あったから出したが、いらないのならそれでいい」

「貴方は食べないんですか?」

「必要無い」

「……そうですか」


納得のいっていない私の様子に、男はまた考えるように視線を横に逸らす。

私は男にとって脅威ではないらしいが、一応敵ではあるので言葉を選んでいるのだろうか。それとも、男も私との距離感を掴みあぐねているのか。


「今こうしているのは、ただ興味があったからだ。お前には勇者にある筈のものが無い。逃げてきたのか?」

「勇者にある筈のもの……?」

「対象の心臓を掌握する魔法だ。胸の辺りに模様が浮かぶだろう。まさかそれも知らないのか?」

「そ、それは知ってますけど分かるんですか?」


ヒロキさんに見せてもらった、赤黒い刺青のような痣を思い出す。男が言っているのはきっとそれだ。

私は彼に胸を見せた覚えは一切無いのだが、直接見なくても分かるようなものなのだろうか?


「強力な魔法は存在があからさまだからな。あの国が勇者にそれを与えないまま野放しにするとは思えない」

「だから私と話そうと思ったんですか?」


そう問いかけると、男は少し含みのある間を置いた後「そうだな」と肯定した。

他にも何か理由がありそうだとは思ったが、私には嘘を言われているような気はしなかった。確かに私を殺そうとしているようには思えなかったし、この状況の理由も違和感はあるが分からなくもない。

ただ隠し事をされているような気はするが、それは立場を考えれば当然だと思う。


私は目の前の料理に視線を落として、テーブルに置かれていたフォークを手に取った。

男の事を全く信用できない状態ではなくなり、その一応の信用を示すために料理に手をつけようと思った。万が一、何か仕込まれていたら私が馬鹿だっただけだ。

野菜の炒め物にフォークを伸ばし、美味しそうな色をしていた見たことの無い野菜に刺す。それを口元まで持って行き、ぱくんと口の中に入れた。


「あ、うまっ」


久々のちゃんとした野菜と塩気だった。素材本来の味に頼り過ぎた肉生活で『美味しい』の基準が下がっている自覚はあった。しかし、そうでなかったとしても、これは美味しい筈だ。

もぐもぐと口を動かしながら、既に手は次に口へ入れる野菜にフォークを刺していた。急くように次々と野菜を口へ運び、散々食べて飽きていた筈の肉料理にも手を出す。

あの雑な肉の塊じゃない。ちゃんと文明的な方法で調理して味付けをした、洗練されたお肉様だ。

たとえ遅効性の毒だったとしても、これを食べて死ねるなら本望だ。そう思ってしまうくらいに私は感動していた。


「……喉に詰まらせるぞ」


男の呆れたような声が聞こえたが、料理に伸びる手を止めようとは思わなかった。しかし、男の言葉を少し聞き入れて合間にお茶を流し込むようにはした。

ぱくぱくと料理を食べ続け、カップの中のお茶が無くなると、親切にも男がお代わりをいれてくれた。そして、お皿からすっかり料理が無くなる頃には、私のお腹はこれ以上無いくらいに満たされていた。


「ふー、ごちそうさまです。最高でした」

「それでいいのか、お前は」


料理が美味しい事に気付いた途端、警戒心を捨て去った私に向かって男が問いかける。

毒なんて無かったんだから、もう警戒したって仕方ないじゃないか。ここには最高の料理しか無い。それに、これなら幸せに死ねる。


「魔王さんは私をこれからどうする気ですか?やっぱり牢屋ですか?」

「逆に聞くが、お前はどうしたいんだ?」

「え、私?」


てっきり私の処遇は男が勝手に決めるものだと思っていたので、意見を求められた事に対して驚く。

彼は私が逃がしてくれと言ったら、逃がしてくれるのだろうか?それとも聞くだけ聞いて、私の意見を反映する気は無いのだろうか?でも、どちらにしろ聞いてはくれるのか。

魔王ってそんなに悪い人ではないんだなぁと思いながら、自分はどうしたいのかを考えてみる。


「そうですねぇ、私を逃がしてくれた人の為……というか自分の為でもあるんですけど、元の世界に帰る方法を探したいです。とはいえ当ても何もなくて途方に暮れてる感じですが」


森で迷子になって忘れかけていたが、そう言えば迷子から脱却しても状況はあまり変わらない事に気づく。どこへ行けばいいのか分からず、うろうろするしかなければ迷子とそう変わらない。

その上、サヤカちゃんとヒロキさんが用意してくれた荷物は鳥に奪われ、私は無一文どころか手ぶらである。ポチともはぐれてしまったし、王都にのこのこと帰る訳にもいかない。

あれ、私ってどうしたらいいんだろう?


「元の世界に帰る手伝いならしてもいい」


だから敵である筈の魔王の申し出に、つい光明を見出してしまった。

真っ暗闇の中で右往左往していたところに、急に明るい道が現れたら誰だってそっちへ行ってしまうだろう。それと同じである。


「いいんですか?魔王なのに?」

「一応は勇者であるお前を、向こうに引き渡す訳にはいかないからな。それに、勇者を元の世界に帰す方法はこちらとしても知りたい情報ではある。だから、魔族と争う気が無いのなら構わない」

「是非!是非お願いします!」


とはいえ、考え無しだったと思わなくもない。敵である魔王が、無償で手を貸してくれる訳など無いのだから。

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