第5話

まだクリスマス魔法が解けないミッキー。

良いことです。


魔法と言えば魔法の国のネズミさん。


私は着ぐるみが恐くて苦手でした。

小さい頃に戦隊ものの悪役が恐くて大泣きした記憶がある。

そして中学生の時にお友達とある会社のお祭りに行きました。

そこのスポンサーさんがゆかいなサザエさん。

顔だけ着ぐるみで、肩から下は人間のままのサザエさんでも恐がっていた私。

それをお友達が楽しんでいて、わざとしつこくカツオにちょっかい出す。

さすがにカツオがお友達を走って追いかけてきた。

追いかけられてるお友達はわざと私を追う。

カツオ恐さに普段では出ないスピードで走る私の話しがしばらく笑いのネタになりました。

クリクリ坊主の顔だけカツオの着ぐるみさえ恐かった私ですが。


初めて魔法の国に行き、恐る恐る3匹の子ブタちゃんの一人と写真を撮る。

あの手の感触と良い、可愛い。

そしてネズミさん、凄く可愛い。


恐かった私を笑顔にしたり。

世界中のみんなに愛されていて。

そして障がいがある方や小さい子、お年寄りに優しいネズミさん。


誰にでも愛されて、誰にでも優しいように、うちの子はミッキーと命名しました。


実はうちのミッキーのパパ。

私の元旦那。

前妻との子を二人育てたシングルファーザー。

私が出産終えて男の子が産まれたら、男の子の名前を何個も考えてきた。

あの頃は産まれる前に性別はこっちから聞かないと、教えてくれなかった。

私も楽しみに、あえて聞かなかった。

だから産まれるまで名前は決められなかったのだ。

でも元旦那の考えてきた名前はパァッとしない。

そして命名も経験済みなんだから、私が産んだ子は私が命名する。と元旦那の考えてきた名前は全て却下し、私が命名しました。

だからミッキーなのです。


あっどうでもいいんですが、魔法の国の悪役の着ぐるみは未だに恐いです(笑)

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