第6話

今日も魔法がかかっているミッキー。

仕事中に不在着信があったから、なにごとかと思ってかけ直すと、『仕事中ならあとでいいや~』と、なんかお友達といるから話しづらいのかな、、、と思っていた私。

仕事終わってから、また着信。

出てみると『ゲーム買って良い?』だって~

しかも冬休み中に使えるように置いといたお金。

かっか(私の母)にもらったクリスマスマネーはすっかり使いきったようだ、、、

やっぱり、そんなことしか話してこない。

そしてそんなにいいことあったんだから、機嫌良くして当然(笑)

私の方が機嫌悪くなるわ(笑)


18年前2006グラムの小さいさで産まれたミッキー。

でも産まれた後は体重は減るらしい。

理由は忘れてしまったが、、、

なので保育器に入り、赤ちゃんの病棟に行きました。


私は妊娠中毒症になり、出産後は看護婦さんがいる隣の真っ暗な部屋にいた。

(あの時代は看護婦さんでした)

なぜ真っ暗か?

光が良くなかったらしい。

体は線や点滴にも繋がっている。

寝たきりだった。

あまり覚えていない。


ミッキーに初めて会いに行った日は車椅子で点滴をしていた。

そのときミッキー黄疸が出てしまい、保育器の中でライトにあたっていた。

青だったかな~!?

そのライトが目にはあたらないように、目隠しがしてあった。

だからミッキーの顔は見えなかったが、わき腹から見える骨が痛々しいのと、本当に小さかった。


でも実は妊娠中毒症になった私は後遺症で目がかすんでいて、全てがよく見えなかったのだ。

そんな目も今では老眼で、小さいものは見えなくなっている(笑)


妊娠、出産ってスムーズにいくものかと思っていたけど、、、

スムーズが奇跡だ。

犬が本当に安産なのは、つくづく思いました。

だから犬みたく安産になるように、妊婦さんは妊娠何カ月かの犬の日に腹帯を巻く。

腹帯には『犬』と書く。


私はかっかに書いて貰った。

出来上がり『太』

だから安産にならなかったのか!?(笑)

かっかはいつも漢字を間違える。

でも『太』はないよな~(笑)

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