第277話 三カ国の大王と女王! (3)
だから女王ルインが、自身の脳裏で思う言葉は。
(あなた~。大チュキ~。大チュキ~。愛しているわ~)
とぐらいしか、彼女の脳裏を言葉が走らないくらい女王ルインは歓喜。そして。余は満足状態となる訳だから。他の女王達……。
そう、女王アイカや女王ライのような、如何にも、オークの女王。そして荒々しく勇んだアマズネスらしい振る舞いである、夫や異性に対してのサディスト的行為に移り行動をする訳も無く。また王である健太の胸に、自身の顔を埋め、摺り寄せながら甘える。
「あなた~、あなた~」と。
彼女の声音一つ一つが艶やか、官能的な声色漏らしながら。オークの種の女性と言うよりも。健太自身が産まれ育った日の本の女性達のように、主を誘うように甘えるから健太自身にも彼女は好印象に映る。となれば?
三カ国の大王。皇帝健太は、ルインを誰にも渡したくはなくなるし。自分だけの所持品。宝。独占をしようと思い始める。
「ルイン~。僕も君のことを愛している。誰にももう二度と触れさせはしない。君は今日から僕の物だ……」と。
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