第206話 僕の嫁はオークの酋長達……(30)

 まあ、健太(白馬の王子さま)が、比の国の女王ルインに呼び止められて、『えっ?』と、驚嘆を漏らしてもダメだね?


 だって~? 健太(白馬の王子さま)は~? もう既に~? 彼女の宝物……。


 そう~? 下着と呼ばれる財産を彼女から受け取り、握り締めているだけで~? 彼女との婚姻の儀式が半分は終わった状態なのだから~。


 比の国の女王ルインが健太(白馬の王子さま)を安易に一人で解放……。


 そう~? 先程我等が、この物語を読み、見る者達に説明をした通りだよ。


 誰にも邪魔をされずに、比の国の女王ルインと健太(白馬の王子さま)との婚姻の儀式をとりおこない。終わらせる必要性がある。


 彼女の幼い頃からの夢を叶える為に……。


 と、言うことだから~?


 比の国の女王ルインは? 自身が声をかけ足止めした健太(白馬の王子さま)へと、不満をあらわにした表情で下知──。


 そう~? もう彼女は? 妻的振る舞いで、健太(白馬の王子さま)へと上から目線で、荒々しく声をかける。


 こんな感じでね?


「えっ? ではないでしょう~、あなた~? 私の容姿を見てよ~? 私は~? あなたに~。下着を渡している状態なのよ~。だからこんなにも優艶~。そう~? 恥ずかしい容姿でいるのよ~。なのに~? あなたは~? 優艶な容姿でいる~、女の私を~? 大衆が沢山いる中に一人で~。晒し者のように放置をしていく訳~? でッ、私に~? 一人この場で辱めを受けろと言っているの~? あなたは~?」と。




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