「あんな～、優男の何処がいいのだ～？　まるで～？　女みたいではないか～？」

「本当だよ～？　あんな他種族の女みたいな男の何処がいいのだ～？」

「あれは～？　どう見ても～？　あの～、容姿では～？　戦士の器ではないから～。何の役にも立ちそうにないぞ～？」

「あああ～。本当だ～。お主の言う通りで～。あの少女のような少年では、この辺りの地域では何の役にも立ちそうにない気がするが～？　う～ん、もしかして～？　女王様も含めて～。我が国の女性陣達も～？　あのような幼い少女のような可愛い少年が好みなのかな～？　先程から～、あの少年……というか？　此の国の女王アイカの妹君二人を見ていたら～。彼のことを立ち止まり。魅入る女性達が後を絶たない事に、儂は気が付きました～。だから我等の女王も含めて女性陣は～？　あのようなか弱い少年が好みなのかな～？　と、儂は思ったのですが～？」と。

　戦士達から比の国の女王ルインを含めて、護衛の女性達へと、疑問文を交えた問いかけが多々漏れてくる。

　それも～？　比の国の女王ルインを含めて、男戦士達の国の女性陣へと、嫉妬心と不満をあらわにしながら訊ねるのだよ。

　でッ、それを聞いた。比の国の女王ルイン……ではなく？

　最初に女王ルインや護衛兵達へと疑問を投げかけ問いかけた。比の国の王カーンは、自身の妻であるルインへと再度問いかけるのだよ。こんな感じでね～？

「ルイン～？　お前は、此の国の女王アイカの従兄であるウォンがお気に入りではなかったのか～？」と。

　比の国の王カーンは、少々困惑をした表情で、自分の妃へと訪ねる。