僕の嫁はオークの酋長！（僕はジャングル王になる！ なるのだ！）

第80話 王になれなかった少年の法……（１

「ハァ～、ハァ～。ハァ～。（ゴックン～！）」

　う～ん、これまた～。朝早くから～。思春期の健太の鼻と口から、大変に荒い息が漏れてくるね～。

　それもさぁ～？　最後には、彼の喉を唾が『ゴクン～！』と、鳴らす音までも、付録でついてきているようだから。

　う～ん、彼は、もしかして～？　自身の年齢に相当する振る舞い。

　やっと男の性……。発情期を迎えたのかも知れない？

　……ッて。健太少年は異性に対して、全く発情をしないのか～。だって～？

　同じ屋根の下に、これほどの美人……。それも？　大変に官能的な衣服……。

　そう～？　下着か水着なのかわからない。この辺りで捕獲される獣の毛皮で作られた。ビキニとパレオ仕様の衣服……。

　それもさぁ～？　着衣しているお嬢さま達が、オークやエルフの豊満なオッパイとくびれた腰と、優艶なお尻……。

　まあ、肢体を持つ女性達ばかりだから、とうとう彼も発情して、子作りに専念しだしたのかも知れないね……ッて。

　う～ん、未だ？　この物語を読んでいる者達は、気になることがあると？

『フムフム……。なるほど～？　そうかぁ～？　あれか～？　あのことか～？』と。

　我等が一部の者達とだけ会話をしていても、他の者達は理解ができないと思うから説明をすることにする～？

　と、いうことで？　話し……。最弱ヒーローである健太少年の物語の『まえがき』辺りの話しの内容の中で、少々触れたと思うのだが？

　この屋敷に入ると男女問わず。自身の着衣をしている服や甲冑を脱ぎ、産まれたままの姿でいないといけない法律があったと思うのだが？

　ここつい最近の彼等や彼女……。

　女王アイカ館に住む者達の生活……。容姿を見ればわかる通りで。

　主人公の健太や我等を含め、自身の両手を使用し──。自身の目を覆る作業をしなくてもいいような容姿──。