第61話 女王アイカへの不信と不満……(2)

 特に先程、女王アイカに健太へと慈愛の心を持って、シンとの相撲を取りやめて欲しいと嘆願をした丞相のシルフィーなどは? 相変わらず泣いてはいるのだが。


 自身の願いを聞き入れてくれなかった。次期王に対して、彼女若しくは、妻らしい慈愛のある振る舞いができない女王アイカのことを見詰め……。


 と、いったレベルではない。


 女王アイカに対してシルフィーの碧眼の瞳は、憎悪の念がこもった瞳で睨みつけているのだ。


 それも?


 絶対に女王アイカのことは許さない! いつか必ずこの件の復讐をしてやるからな! と、でも言いたい様子で睨みつけている。


 また、シルフィーが健太の件で、女王アイカへと憎悪の念を込めることは仕方がないこと。彼は、シルフィーが自分自身の為にと召喚をしたのではないか? と、言った疑惑がある。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る