第111話水刃刀

目の前の小山に人がゴミのように弾き飛ばされていた、上がる悲鳴、吹き上がる血飛沫、不気味な重低音があたりに響き、地面を砕く足音が大地を揺らす。


「コラ!! 魔物の正面に立つんじゃない! 重量差を考えろ! 距離を取って囲め! 側面から仕掛けろ!」


「教官! こいつ結構動きます! この巨体でなんて素早い」


「当たり前だ! 相手だって必死だ! 怪我人は退避! 安全地帯に退避して治療しろ! ん? サポートの6班! 怪我人の代わりに入れ!7班、モタモタするな! 怪我人を回収しろ!」


「姉ちゃん!! メグミ姉ちゃん! なんだよこれ! 怪獣! 怪獣じゃないか!」


「五月蠅いわねタカノリ、魔物、英語でモンスターね、怪獣よ! 当たり前でしょ?」


「メグミ姉さま、死んじゃう! あの人達死んじゃいますわ!」


「ん? 大丈夫よ、攻撃は効いてるわ、倒すのは時間の問題よ」


 訓練生、特に4姉妹達『黎明』メンバーは、先日メグミの披露した試作剣『振動剣』と『チェーンソード』の完成版、『水刃刀』を装備して全長15メートルを誇る巨大な昆虫型魔物、『アルキメデスビートル』に果敢に切り掛かっている。武器としての形状は、刀、太刀、槍など色々だが、その構造は全て同一だ。

 

 『水刃刀』この武器は振動剣の浮いた刃の部分をチェーンソードと同じ高圧の水を利用したものに変更、欠点の薄い刃の脆さを克服、欠損しようが欠けようが『水』なので全く問題ない、替え刃要らずになったのだ。

 更に刃の部分ではチェーンソードと同じく回転運動も行い、更に高周波振動も同時に行っている為、切断力が半端ではない。


 非常に強靭な『アルキメデスビートル』の鋼鉄の様な外皮を易々と切り裂く、仄かに光り輝く蛍光色の黄色・青色・赤色と各自思い思いの色にカラフルに着色された水の刃が綺麗だ。

 『水刃刀』の刃は水、そのままだと透明だ、しかし透明だと扱いにくいとの意見から着色されたのだが、魔力を帯び仄かに光輝き、更に蛍光色に着色されたそれは非常に厨二心を擽る見た目なのだ、まさに気分はライトセーバー、フォトンソード、評判はすこぶる良い。


「メグミ! あれスゲエな! なんだ? ウチの訓練生に装備させた『振動剣』より更に凄く成ってるじゃねえか!」


『暁』のヒトシが抗議してくるが、


「最初から振動剣もチェーンソードも試作だって言ったわよ? この水の刃を安定させるのに苦労したのよ?」


「クソ! コレ製作方法は俺達にも教えてくれるのか?」


「振動剣が無駄になるわよ? ウチの試作品は解体人達が引き取ってくれたから良いけど、そっちのは数が数でしょ? どうするの?」


「その点は心配しなくていいよメグミちゃん、こっちでちゃんと引き取り先を見つけるさ、僕にも是非! 教えて欲しいな……はぁ、やっと人数分揃えたのにまた揃え直しだよ」


ナツオも会話に加わってきて溜息をついている。


「けど簡易型の『フローティングアーマー』も『アクティブシールド』も良い仕事してますね、直撃で吹き飛ばされたのに怪我で済んでますよ、普通の鎧なら死んでますねアレ」


「まあ簡易型とはいえ頑張って造ったんだよ、素材も色々工夫したんだ、値段を押さえつつ高性能を目指したからね」


「なあメグミ姉ちゃん! なんでアンタら平然と会話してるんだ? 目の前で他の姉ちゃん達が必死で戦ってるんだぞ? それにコレの何処がカブトムシだよ!」


「今回は私達はサポートだからこれで良いのよ、私達が倒したら意味が無いのよ! それによく見なさいタカノリ、どう見ても大きなカブトムシでしょ?」


「大きすぎる! 大きすぎるわよ! メグミ姉さま、これ階層主ですか? 階層主なんですよね?」


「何言ってるのソラ、ただの雑魚よ? それにこんなのが一杯来るわよ、この階層の魔物はリンクしやすいからね、まあ数は大したことないからへっちゃらよ」


「うわぁぁぁぁぁ、姉ちゃん、又来た! もう一匹デカいのが来てる!」


「来たわねっ、1から4班は新手の相手だ、足止めしろ、他の班でそいつは仕留めろ! 10班から16班の方はどうしているの?」


「遊撃1班と2班で釣って来た『アトラスモス』を2匹狩ってるわ南方通路付近、遠距離砲撃中よ」


アカリがメグミに答える、後を振り返って眺めるとこの巨大なルームの反対側で10メートルほどのズングリムックッリとした巨大な蛾が2匹暴れている。


「偵察2班から連絡! 西から追加で『大王ヤンマ』が接近中、数2!」


追加で『北極星』のアスカから連絡が入る、横手の通路の先から全長20メートル程の蛇の様な細長い体が接近してくるのが見える。


「流石に『大王ヤンマ』が追加で2匹はきついわね、こっちで狩るかな? どう思うナツオ先輩」


「そうだね、そっちは僕らでなんとするよ、アリアさん達を借りるよ、アキ、『大王ヤンマ』が接近中、2匹だ、僕らで仕留めるよ、少し数を調整する」


「なんで? ねえなんでこんなに大きいの? え? 魔物ってこんなに大きいの?」


ガタガタと震えながらソラ怯えて呟く、歯が震えでガチガチと音を立てる、


「大きいかな? そう? なんだろヘイロンとか『皇帝クジラ』見た後だと小さく感じちゃうわね」


「どうだろうな? 本当に怖いのは小さくて強い奴らだけど、アレだなデカい奴もそれなりに厄介だな」


ヒトシがそれに気軽に答えるが、少し怒ったタツオが、


「お前ら本当に意地が悪いな、メグミもヒトシさんも子供を脅かして楽しむなよ! タカ、ソラお前ら一旦ノリコの所に下がれ」


「無理よタツオお兄ちゃん、この子達腰が抜けてますわ。私がソラちゃんを抱えて連れて行くから、お兄ちゃんはタカノリ君をお願いしますわ」


サアヤが素早くソラに近寄るとその体を毛布で包んで後方に居るノリコの所に連れて行く、タツオも『収納魔法』で毛布を取り出すとタカノリを包んでから抱え、後方に下がっていく、


「ん!!」


「なによ、実際大した大きさじゃないわよ、まあアレね子供には刺激が強すぎたのは悪かったわよ」


「ん!!」


「だから悪かったって、え? そうなの? 勝っても余り嬉しくないわね、けど良い素材が取れるのよココ、虫系素材は生物由来な所為か魔力の伝達がスムーズでね、『サーベルマンティス』の素材も良かったわ」


丁度その時一匹目の『アルキメデスビートル』が地に臥した、足を切り裂かれ、その自重を支えきれなくなったのだ。


「足を落としても油断するなっ! そいつ飛べるからな! 遠距離貫通系魔法で仕留めろ」


「「「「サーイエッサー!!」」」」


「偵察1班から連絡! 東から『帝王ロリポリ』が接近中、数3!」


「3? 多いわね、しかもダンゴムシか……私が仕留めるかな?」


「メグミちゃんはここに居ろ、訓練生から離れるな! あっちは俺達が仕留める、ヒトシ! 一緒に頼む、『昴』だけだと戦力が足りない」


「あいよ、アキヒロ! ノブヒコが先行していったが良いのか?」


「ああ、あれは設置型の罠魔法を仕掛けに行ったんだ先行させていい、ゴロウ! お前らもこっちだ! ユキコちゃん達も支援を頼む」


『昴』と『暁』のパーティが15メートルの巨大ダンゴムシ『帝王ロリポリ

』に向かって行く、すると入れ違いで『戦慄の挨拶』のエミと『シーサイド』の副組合長のハルミが近寄ってきて、


「結構数が多いわね、訓練生も苦戦してる、20階層に移った方が良いんじゃないかしら?」


「そうだな、少し荷が勝ちすぎてる嫌いがあるな、我々の狩りじゃない、訓練だ……まだ訓練生に『巨大昆虫の巣』は早すぎたか?」


「単にまだ慣れてないだけですよ、それにほら『アルキメデスビートル』の二匹目も堕ちたし、後は仕留めるだけ、南方の方もカグヤに『戦慄の挨拶』のメンツがサポートしてるから平気でしょ? んっ、今両方あっちも堕ちましたね」


「……やっぱり武器ね、武器と防具でコレだけ戦えるようになるなんて、全く凄いわね」


「ねえ、メグミちゃん、あのメグミちゃん達の所の子が使ってる武器、アレはなんだい? あれ、予備は無いのかな?」


「『水刃刀』ですか? まあ何本か予備は有りますけど、何で聞くんですか?」


「一本貸してくれないかな? ちょっと私も試し切りがしたいんだ」


「あっ! ハルミだけズルい! 私も貸してメグミちゃん」


「ハルミさんやエミさんには必要ない武器だと思うけど? お二人とも『気力刀身』使えるし、強化系の魔法や武技で、この剣じゃなくても十分でしょ? 剣も十分育ってるし」


「物は試しよ! それに何かな、あの見た目、心惹かれるものがあるんだよね」


「私もね、子供っぽいかなと思うんだけど、あの見た目は魅力よね、何かしら、すっごい武器って感じが見た目からするのよね」


「そう言えばメグミちゃん、『月光蝶』はどうしたんだい? 今日も何時もの武器だよね?」


「ああアレはね、色々試したんですけど、迷宮の中では使えませんね」


「ん!!」


「そうね、石切り場では大活躍だったけどね」


「石切り場? 何をしたんだい?」


「ヘルイチの近くの採石場で『月光蝶』の試し切りをね、ほんと嫌になる位よく切れる剣でね」


「ヘルイチの石切り場? あそこは黒理石よね? あのイヤになるほど硬いやつ? 『カンサイ』の普通の大理石や、『ノーザンライト』の天理石の方が人気よね、切り出すだけで一苦労だもの黒理石は」


「ハルミさん、エミさん、メグミちゃんはね、そこで今後数年分の石の切り出しを1時間掛からずに終わらせたのよ」


ソラをノリコに預けたサアヤが聞きつけて補足する、同じく戻って来たタツオが、


「ありゃ普通には使えねえ剣だわな、切れすぎる、軽く一振りで200メートルは岩盤を切り裂くんだぜ? 悪夢だろ」


「まあ綺麗に2メートルの賽の目に切ったから数年は運び出しだけでしょ? 石切り場のおじさんには喜ばれたわよ」


「え? それってどうやったんだい? 黒理石だよね?」


「石切り場で先ずは縦に切り裂いていて、次に階段を上りながら0.5度の角度を付けてずり落ちないようにして横に切り裂いて、最後に上から同じく0.5度角度を付けて切り裂いたのよ、あれで後は上の方の端から順番に運び出せばいいだけよ、この辺日本と違って地震が無いから多分崩れることはないわ」


「全く冗談みたいな剣ね、それ、迷宮で使ったら生き埋め確定ね」


「危なくて使えないわよ! あれはね野外限定ね、あの剣なら生きて泳いでる『皇帝クジラ』を3枚に下ろす自信が有るわ」


「まあ『月光蝶』も役には立ったんだし、主も見つかったんだし、良いのよね?」


「さあ? まあ『月光蝶』自身は少し満足したみたいよ? でどうします? 剣出しましょうか?」


「ん? なんだ? 『水刃刀』の試し切りか? 皆あの剣好きだな? 見ろよあの剣、ちょっと派手すぎねえか?」


「私もそう思うんだけど、何故かうちの子達にも訓練生にも他の人にも人気なのよね……皆厨二病?」


「まあタカとかソラも欲しがってたからな、あの見た目が良いんだろ、鞘から抜いて、展開する時の動作も、まああれだ画にはなるよな」


「けどメグミちゃんが面白がって蛍光色の色付けたんですよ? 忘れてませんか?」


「いや試しに付けただけよ? 少し色を混ぜて地味目にする予定だったのよ? けどあの子達がそれで良いって、それが良いって言うから、私が使う剣じゃないし流石に無理強いは出来ないわよ」


そう言って取り出した太刀型の『水刃刀』をハルミとエミに手渡す。それを早速鞘から抜いて展開させる二人は、


「良いわね、この展開時の、柄から光の刀身が伸びる感じが何だか気分を高揚させるわね!」


「へえピンクか、この色も綺麗だね! いいねコレ!」


「二人とも、(いい年して)もっと大人だと思ってたけど……案外この手のアイテムに弱かったんですね」


「五月蠅いわね、ファンタジーな世界に来たのよ! こういったのを楽しんでも良いじゃない!」


「今一瞬間が有ったよねメグミちゃん? 何を小声で言ったんだい?」


「ん!」


「ターニャは黙ってなさい!」


「ん……」


「いい年してって言ったんだよ、メグミ、ターニャは悪くねえだろ」


「タツオあんた鈍感系男子じゃないの? 聞こえないふり位しなさいよ、この地獄耳が!」


「お前にだけは鈍感なんて言われたくねえな! それに耳が良いのは冒険者にとって武器だろ! 誇るべきことだぜ」


「メグミちゃん! いい年してって何よ! 全く貴方は本当に!」


「良いんだ、私は仕事に生きるんだ、エミ! 試し切りだ! 獲物! 獲物は何処!」


「良いわ、あっちで『帝王ロリポリ』を分けて貰いましょう!」


「エミさん丁度いいわよ、偵察2班から連絡、北から『グラップラーアント』が2匹向かってきてる」


そのアズサの報告に、


「やったわ、ハルミは右ね! 私は左を狩るわ」


「良し来た! ヤル! ヤッてやる!」


「二人とも今日はサポートよ? 訓練生の獲物を取らないでよね?」


「聞いてねえな二人とも、すっ飛んで行っちまった……アレだぜ? お前が年の事を言うからだぜ?」


「タツオがばらしたからよ! 黙ってればやり過ごせたのよ!」


「二人とも喧嘩しない! ほらメグミちゃん、訓練生が狩り終わりましたよ、次の指示を!」


「もう! 分かってるわよ! 1から4班は一端ノリネエの範囲回復を浴びて回復、終わったら『暁』と『昴』の支援に急行! 5から9班は小休止、水分補給を兼ねて安全地帯で休憩、10から16班も戻ってきたら同じく小休止、水分補給を忘れるな! 遊撃班は周囲の警戒! 他の班の休憩終了後に貴様らも休憩に入れ! 偵察1班も休憩、穴は2班の者で埋めろ、終わり次第2班も休憩、少し食べ物も口に入れろ! 先は長いぞ!」


「メグミちゃんあの二人は放って於いて平気なの?」


「『ミスリル』に『白金』よ? ほっておいても良いわよ、それに『戦慄の挨拶』のメンバーがそっちに移動してる、大丈夫でしょ?」


「じゃあ子供達二人は? パワーレベリングの実験なんでしょ?」


「意地悪ねサアヤ、あの二人の様子じゃあ落ち着くまで実験は無理ね。下手に撃って味方に当たったらシャレにならないわ」


「あの二人は初心者ですらないですからね? まだスタート地点に着く前の雛なんですから」


「トラウマにならなきゃいいがな、まあここの魔物は少し大きいからな、的がデカくて俺は楽だがな」


「まああれよ、よっぽどの下手糞が撃っても当たる大きさよ。『アトラスモス』辺りが柔らかくてお勧めなんだけど……まあ気長に復活してくるのを待ちましょ、ん? え? 何?」


「どうしたのメグミちゃん?」


「ユカリさんとサオリさんがエミさんだけズルいって、自分達にも『水刃刀』を貸せって言ってきたわ」


「どうせ後何本か隠し持ってるんでしょ?」


メグミの影からサオリが現れながら言ってくる、


「せっかちですねサオリさん、エミさん達の方は良いの?」


「あっちはほっておいても平気よ、『グラップラーアント』は5メートル、小物よ、現にスパスパ切ってたわよ、それよりねえ、アレ貸して! 私もユカリも試し切りがしたいのよ!」


「ねえ? これ訓練生の訓練ですよ? 遊びじゃあないんですけど?」


「だから良い武器を使ってみたいんでしょ? 今後訓練生に教えるときに、教える側が使ったことのない武器なんて、そんなのどうやって教えるのよ!」


珍しく呆れられる側でなく呆れる側のメグミが呆れ顔で太刀と刀をサオリに渡す。


「ありがとう! じゃあ早速試し切りに行ってくるね! じゃね♪」


サオリは影に沈んで消える。


「はあぁ、何だか引率してる方が浮足立ってるわね、ダメねこれじゃあ」


「珍しくメグミちゃんがこっち側だわ、何でしょう、悪い予感しかしないわ」


「雨じゃあ普通過ぎるな、本当に槍が降ってくるんじゃねえだろうな?」


「ん!」


「五月蠅いわね! 今日は戦術指揮官なんだから仕方ないでしょ! ん? 何? ナツオ先輩が凄い勢いで駆けてくるんだけど……」


全力ダッシュで駆けよって来たナツオは、


「はぁはぁ、っんんっく、メグミちゃんっ!!!」


「何ですか? 何かあったんですか?」


「酷いじゃないか!!」


「???」


「予備が有るならなんで言ってくれないんだ!! 『水刃刀』!!」


「……………もう予備は有りませんからね!! もう有りません! 順番に交代で使ってください!」


「くぅう、出遅れた! エミ、次は僕に貸してくれ!」


≪次はアキよ、遅かったわねナツオ≫


「なっ、ハルミちゃん、次……」


≪御免ナツオ、次はミホちゃんなのよ≫


「じゃあサオリちゃ……」


≪まだ切ってませんよ!≫


≪一匹交代ですよ!≫


「ああ、うううううぅ、じゃあ一匹切ったらユカリちゃん次貸してくれ!」


≪ちょっと待て! なんでそっちで楽しそうに試し切りしてんだ? 俺達にも回せよ!≫


ヒトシ達からの抗議が入り、


≪そうだな丁度4本あるんだろ? 各ギルド一本づつで分配して回すべきじゃないのか?≫


更にアキヒロからも提案が有る。


「ダメだ、この大人たち使えねえ! 皆仕事してよ! なに試し切りして遊んでるの! 今日は訓練生の実戦訓練よ! 試し切りに来たんじゃないわよ!」


メグミの絶叫が迷宮に木霊する。

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