第8話召喚された理由

 今までの話を聞いてメグミが理解できたのは、アツヒトがアツ『イ』ヒトで熱い人だった事と、召喚されている人の数が膨大であること。

 また先の『ゼリースライム』の話を聞く限り、アツヒトは自慢気に語っていたが、召喚された日本人がこの異世界で相当やらかしており、そしてその召喚された日本人は、恐らくは召喚の本来の目的とは全く違う方向に、全力で振り切っている事である。


(ナツコさんとアミさんは如何してるんだろう?)


 ふと気になって周囲を見回すと、メグミたちのいる席の隣の机で、アミは爪の手入れをしており、ナツコはスルメイカに見えるものを、只管ただひたすら細かく裂いて、裂きイカを作っていた…………

 何か意味のある行為に見えないが、二人とも全くアツヒトの熱い語りを聞く気は全くない、その事だけは確かなようだ。


 アツヒトが更に何か語ろうとしていたが、タツオの質問の方が早かった、


「アツヒトさんよぉ、熱く語っているところ悪いが、質問させてくれ、召喚されている人の数が多すぎる気がするんだが気のせいか? 日本でこれだけ行方不明者が出ていれば、ニュースになってもいい筈だ。

 だが俺は今までこんな大量行方不明のニュースを聞いたことがない。それは何かおかしくないか? それに召喚する以上何か目的があるんだろ? それの説明が全くないんだが、話が脇に逸れてねえか?」


(おお、タツオあんた脳筋っぽいのに普通に考えれる頭持ってるのね、ヤンキーっぽいのに割と賢いの? 人は見た目に寄らないわねえ)


「えーと……ごめんねぇ、ちょっと熱くなりすぎた、反省してる。それでその質問の答えなんだが、すまない、正直まだこれって言う答えを出せていない。

 なにせ向こうから一方的に召喚されてくるだけで、まだ向こうに戻って、更にこの異世界に帰ってきた、そんな人が居ないんだ」


(えっっとなに? もしかして向こうに帰れないって言うの! 冗談でしょ?)


「まあ答えは出せていないんだけど、色々と推測は出来る。現在こちらでは『異世界転移』説と『異世界転生』説の主に2つの主張がある」


(推測だけ? え? 何よそれ、そこが一番重要でしょ? けどさっきの話、私は聞き逃してないわよ、向こうに戻って、再びこの異世界に来た人が居ない、そう言ってたわ、なら向こうに帰ったであろう人は居るのね?)


「『異世界転移』説は、記憶があることがその主な根拠で、転生したのならこれだけ多くの人々が転生前の記憶があるのは不自然ではないかと言う理由と、大人の姿で召喚されて流石に転生はないだろう、ってのが根拠になっている」


(まあ生まれ変わっては居ないわね、だって向こうに居たときと全く変わってないもの、背の高さも、胸の大きさだって一緒だわ、もし転生なら、全く同じにした神様を呪い殺す自信があるわね)


「『異世界転生』説は、その記憶が転移前の一定期間だけ全く覚えてないのは不自然で、またこの記憶の欠如が召喚者の死と関係しているのではないか? 死ぬ付近の記憶が欠落しているのではないか? っと言った主張でね」


(確かに、その辺の記憶がさっぱり無いわね、以前の事は思い出せるのに直近の事が、昨日の事が思い出せない、なんで私ここに居るの? え? 死んだっての? 私が? まだ何もやってないのに?)


「みんな心当たりがありそうだね、まだ確認してないが、皆もここに召喚される直前の記憶はない筈だ。

 召喚者でこの記憶を持ったままの人は今まで見つかっていないんだ。日本で、若くして死亡した者の魂をこちらに呼び寄せ、記憶を持ったまま、肉体を再構成させ、転生をさせたのではないか?

 それならばこの大量の召喚も、死亡事故・病死等でニュースになるようなこともないのは説明が付くって感じでお互いに長年、言争ってる。ただそこに元の世界、日本に帰りたい人たちの思惑も加わって結構揉めているんだ」


 それに対して再びタツオが質問する。


「どういうことだ? 俺は『元の世界』日本に帰れるのか? それとその転移だの転生だのに、何の関係がある?」


(そう! そこ重要! 最重要! 最優先事項! 帰れるの私は!)


「今の所、元の世界に戻る方法は見つかっていない。見つかったと主張する者も一部に存在するけど、それを確かめる術がない。さっきも言ったけど、仮に向こう側に戻ったとして、それを証明する術が無いんだよ、現在戻れると主張している連中の方法は単なる自殺に近いと我々は考えているよ」


(え……なにそれ、帰れないの? ここに住むしかないって事? 私、あっちでしたい事一杯あるんだけど……)


「まあそこで我々はこちらの世界で戻る方法探しながら、快適に過ごせるように努力してるわけだけど……どれだけ異世界が便利で快適になろうとも、帰りたいと望む人は相当数存在するんだよ。そりゃ誰だって帰れるものならね、やっぱり家族に会いたいじゃないか」


(そうね家族もそうだけど、家族じゃなくても会いたい人が居るのよ! 恋人とかね!)


「異世界転生だった場合、たとえこの先『異世界転送』技術が確立されても、元の世界には我々の居場所がない、なにせ死んでいるんだからね。

 お墓に入った人が突然目の前に現れても混乱するだけだろうし、下手をすれば争いになる。まあ、たとえそうであろうと、会えるのであれば家族に会いたいけどね僕は」


(いや私が死んでようが居まいが関係ないわね、会いたい人に会えるだけで良いわ、混乱とか勝手にしてれば良いじゃない、如何でも良いわよそんな事!)


「まあそう言った事情から『異世界転移』であってほしいと望む人たちが多いってこと。まあまだこの世界から元の世界への『異世界転送』は技術論すら出来ていないのだけどね」


「まだってことは何時か出来そうな目途があるのか?」


(有るの?! 無いの! そこが問題よ!)


「諦めない限り、可能性は零じゃない、諦めたらそこで試合終了だよ?」


(…………)


「そりゃぁ無理ってのと同義だろ……」


「うんまあそこはちょっと置いておこう。えーーと後、召喚の目的だけどね、先ずはこの世界の構造・歴史から簡単に話そう」


(召喚の目的? どうでも良いわよそんなこと、帰れないのに目的果してそれでどうなるってのよ?)


「みんなそんな絶望的な顔しないで! ちょっと僕の説明を聞いてほしいな、そうすれば可能性が零じゃないって事もわかると思うんだ。

 何せこの異世界には『魔法』が有るからね」


(魔法? 魔法……そうよ魔法よ! 不思議な力、理不尽な力! 魔法があるんだったわ、ファンタジーね! そうよファンタジーなんだからなんだって出来るわよきっと!)


「おっと効果は抜群だね、流石は『魔法』、そうこの異世界には『魔法』が存在する。我々の知る物理法則とは一線を画した、法則が存在するんだ。


 まあ先ずは順を追って話そう。


 この世界には『魔族』がいる、この『魔族』は『人の負の感情』を食べて、それを自分たちの力に変換している。

 コレだけ聞くと元の世界の悪魔なんかのイメージと一緒だけどね。この世界の『魔族』はそれら悪魔とは大分違う、とはまあこのことは追々話していくけど、先ずは元の世界で我々がイメージしていた悪魔とは違う存在だってことだけ覚えていて欲しい」


(どう違うのかしらね? ってか魔族が居るの? 流石ファンタジー世界ね)


「そしてこの力への変換の結果、『魔族』の体からは副次的に『魔素』が溢れ出る。その溢れ出た『魔素』から『魔結晶』が発生し、それを核に『魔物』が発生する。この『魔物』はかなり凶悪なうえ非常に強いんだ、こっちが元の世界で我々がイメージする悪魔、モンスターと言い換えても良いが、そんな存在だ」


(やっぱりモンスターが存在するのね、まあ剣と魔法の世界だものね、ファンタジーな世界なんだから当然か、ってことはそのモンスターを倒すのかな? 私達が)


「でだ、その『魔物』を倒すとその核となっている『魔結晶』が手に入る。この『魔結晶』は万能エネルギーでね。この街では、ありとあらゆる機器がこの『魔結晶』を動力源に動いている」


 一端そこで言葉を切るアツヒト。


(あれ? 人の負の感情を食べる魔族、その結果、魔族の出す魔素? ってのを使って『魔物』? が生まれて、その魔物から人の生活のエネルギーが手に入るの?)


「あれ? これエネルギーの完全循環サイクルができてるような……」


 思わずメグミは呟いていた。


「君、頭いいね!! 正解だ、その通りなんだよ、君名前は?」


「『田中 恵』『メグミ』でいいです」


「メグミちゃんね、良い名前だ。そうやって意見や疑問があったらどんどん発言してね。そのほうが僕も助かる」


「「副組合長、メグミちゃんに手を出したら犯罪ですからね? このロリコンおやじ!!」」


 ナツコとアミの声がハモる。そちらを見れば裂きイカをツマミに2人で何か飲んでる……ちょっと顔が赤いような……お酒?


「二人とも……今僕、何か変なこと言ったかな? ごく普通の対応だったと思うけど?」


「なーに言ってんですか? 副組合長と話すこと自体が女の子には『アウト』なんですよ。今まで何人の子に手を出してきたか、一度自分の胸に手を当てて考えてください。全部知ってますよ私、このロリコンがっ!!」


「そうね全く困ったものですわ……初々しい新人さんに親切な振りして近づいて食べまくるから、ギルドの受付に、被害者の娘さん達の苦情とかいっぱい来て迷惑ですわ。この屑野郎っ!!」


「………えーっと話を続けようか、構造はこの辺で今度は歴史ね」


「アっちゃん、否定も言い訳もせずに逃げたよ、この糞親父がっ!」


「ナっちゃん、どうせいつか刺されますわよ放っておけばいいんですわ、ご自分の年を考えてほしいですわね、この助平親父がっ!」


(容赦ないなー、この美人受付嬢コンビは、ってかやっぱりモテるのねアツヒト、屑野郎っぽいけど)


 この短時間ですっかりお馴染みになった仮面のような笑顔を張り付けて、何事も無かったかのようにアツヒトが続ける。


「っと歴史の前にこの『魔族』ってのと『魔物』の説明をもう少し補足しよう。

 先ず『魔族』についてだが、先ほども少し話したけど日本人は、『悪魔』を残虐非道で、人を罠に嵌め、強大な力で人間をゴミの様に殺し、魂を刈り取る。

 こんなイメージを抱いている人が多いと思うが、この異世界では、『悪魔』を含めた『魔族』は、人の負の感情を食べることを目的として、時には人に協力までして人が繁栄することを望んでいる存在なんだ。まあ人が繁栄し数が増えた方が感情は増える。増える感情には負の感情も当然含まれるわけで、彼らの食料が増えるわけだ。まあ僕らがお米を作ったりする様なものだね」


「豚や牛を飼って食料にする養殖見たいなものか?」


 ポツリとタツオが呟く。


(多分アツヒトは敢えてその表現を避けたんだと思うけど、タツオ、あんた結構鈍感なの?)


 少し困り顔のアツヒトが、


「……まあ肉を食べられたりはしないから、その表現はちょっとどうだろうね、負の感情を食べられても実害は全くないからね」


そう説明をする。


(そもそも感情を食べる? って何なのよ! 強い感情のエネルギーを食べてるって事なの? そもそも感情にエネルギー? ……不思議生物、不思議生物ね魔族は!)


「えー話を戻すけど、『魔族』は力も強いし、さっき話した魔法を使う為の『魔力』も絶大で、普通に戦ったら人が軍隊を率いて戦っても負けるような強大な存在、ではある、そうなんだけど、けれどね、うん、偶にかなりたちの悪い悪戯は仕掛けてくるんだけど、基本、人にとって無害な存在だ。なにせ殺した死体からは負の感情が発生しない、何も益がないどころか損しかしないんだから、基本、人を殺さない、魂なんてのも集めてないからね」


(その質の悪い悪戯が問題なんじゃないの? え? 何でそれで無害なの? 殺されなきゃ何をされても許せって事なのかしら? ……ブチ切れる自信があるわね私は!)


 だが声に出してないから伝わる筈もなく、そんなメグミの心の疑問はスルリとスルーしてアツヒトの話は続く。


「では次に『魔物』なんだけど、こっちが日本人の抱く悪魔のイメージに近い、『魔族』の垂れ流してる『魔素』から『魔結晶』が発生し、それを核に『魔物』が発生することは先ほども述べたたけど、『魔物』はこの核となっている『魔結晶』を強化、増大させることを、行動原理の根幹に置いた『バケモノ』だ。モンスターと言った方が伝わりやすいかな? 

 この『魔結晶』を効果的に強化・増大させる方法は二つ有る。

 一つは他の『魔物』の『魔結晶』を奪いそれを食べること、もう一つは魂持つ者の魂を奪い、そのエネルギーを魔結晶に取り込むこと、この二つのどちらかによって行われる」


(なに? 今度は魂のエネルギー? 何なのよそれ、感情に魂にって何種類のエネルギーが有るのよ! 大体何なの? それ本当にエネルギーなの?)


「この魂、当然僕らも持っているよね? こういった理由から人間は常に『魔物』に狙われている、人は他の生物に比べて魂のエネルギー保有量が大きいらしい。『魔物』にとって人はご馳走に見えるそうだよ」


(そうだよって誰に聞いたのよ? 『魔物』にでも聞いたのかしら? もしかして話せる『魔物』もいるの?)


「『魔物』も強大で、凶悪で、残忍で、『魔素』のある限り増え続ける。『魔物』こそこの異世界で人類の天敵とも言うべき存在だねぇ」


 一端そこで話を区切って、アツヒトは手元のコップからジュースを飲む。オレンジ色のそれは、オレンジっぽいジュースであろう。


(まあこれだけ喋れば喉も乾くよねえ……美味しそうだなオレンジっぽいジュースも)


 メグミがそんなことを思っていると、喉を潤したアツヒトが再び口を開く。


「大昔ね、魔族が地上に住んでいた頃に、魔素を地上で垂れ流していたせいで、強力な魔物が地上に溢れかえってね人類が滅びかけたんだ」


(それは不味いじゃない、何? 魔物ってそんなに強いの?)


「その時だよ、魔族がこりゃ不味い! ご飯がなくなるって慌ててね、で地下に迷宮を作ってそこに籠ったんだ」


(地下に籠るのは良いわよ、理解できるわ。何故に迷宮なの? はぁ? 地下街で良いんじゃないの? 趣味? 魔族の趣味なの?)


「そのお陰で人類が滅びずに済んだ、助かったってことがあったらしいんだ。

 けどその後、定期的に迷宮に入って、魔物を狩って、魔結晶を取得したりして、魔素と魔物を減らせば良かったんだけど、当時の人類は魔物の所為で滅びかけたから、みんな怖がって迷宮に入らなかったんだ」


(まあ滅ぼされ掛ける位弱ってたんならねえ、それに魔物の方が強いから滅びかけてたんでしょ? 迷宮に入っても殺されるだけじゃあね……けど今魔物を狩るって言ってたわね? 言ってたよね? 魔物を狩ることが出来るのね? なら戦ってみたいわね、そんなに強いなら是非戦ってみたいわ!!)


「まあそんな状態でも平和が2・3百年ほど続いたそうだよ。これも後から魔族に聞いて知ったそうだけど、魔族はその間必死で迷宮を拡張して、魔素と魔物が地上に出ないようにしてたそうなんだ、ああ、言い忘れてたけど、迷宮、この迷宮は当然人にとっても迷宮なんだけどね、魔物にとっても同じく迷宮なんだよ」


(へえ、それで迷宮なのね、意味が有ったんだ、単なる趣味じゃあ無かったのね)


「でね、大魔王の迷宮なんて地下200階まで拡張して、もうこれ以上、下に掘り進めるのが無理な状態まで頑張ったそうだよ。けどね流石に迷宮の拡張が間に合わなくなってね、その大魔王の迷宮が溢れだしてしまった。そう、『魔物』と『魔素』が地上に溢れだしてしまったんだよ」


(地下200階?! 一階層の高さは何メートルなのかしら? 人間のサイズ換算だと床の厚さを入れて一階辺り5メートルとして1000メートル? え? 魔物がもっと大きくて床が分厚かったりしたらどうなるのかしら? 一体地下何キロまで掘ったのよ? マグマとか色々大丈夫なの?)


「凄かったらしいよ当時は、魔物の暴走、スタンピードと言ってね、迷宮の入り口の近隣にあった国々を一晩で滅ぼすほどの勢いで大勢の人が魔物に殺されて亡くなったそうだよ。

 それに慌てた各国は、この時ばかりは協力して総力戦でこれを50年掛けて迷宮入り口まで撃退したけど、2・3百年の平和で増えていた人類の総人口がその時、又半分くらいに減ってしまった見たいでね。

 当時のこの異世界の人々はね、もう魔物の暴走はこりごりだ、けど、それでも迷宮の中に入るのはやっぱり怖い、怖いんだよ、魔物の恐怖が骨身に沁みついている。

 だから稀にしか、本当に命知らずな冒険者が少数しか迷宮に入ってなかったらしい」


(半分? 総人口の半分が死んじゃったって言うの? 何人位人が居るのか知らないけど、それ、軍隊なら全滅って言われる割合よね?)


「これではまた同じ事が起こると『魔族』は大分悩んだみたいだけど、その時だよ当時の大魔王が『生きのいい人間を異世界から召喚し、そいつらに魔物を駆除させる』ことを思いついたんだ」


(ん? 生きのいい人間って私達の事?)


「そう、そしてこれを実行することになった。そうしてこれが日本人を召喚することになった経緯と目的だ。さっきもチラっと話したけどおよそ百年前の事だね。

 そして皆さんが今日、召喚された目的でもある。その後は、さっき話したけど日本人は色々遣らかしたけど、『魔物』の駆除・討伐に於いても非常に素晴らしい功績をあげたんだ。だから今もこうして召喚され続けている」


 それを聞いたタツオが、険のある表情でニヤリと笑い。


「なら俺達がこの世界に召喚された目的は、その『魔物』と戦う、倒すってそう言うことか?」


「そう! その通り、君達には可能な限り迷宮に入って貰って、『魔物』の駆除・討伐を行ってもらえることをこの異世界の住民たちは期待している。勝手に召喚して、自分達は怖くて無理だから、君達代りに命がけで戦えとか酷い話では有るのだけどね、しかも此方の同意とか無しにいきなりだ」


 それを聞いて、魔物と戦えっと、それを期待されていることもメグミはショックではあったが、やはり日本人が、


『召喚の本来の目的とは全く違う方向に、全力で振り切っている事』


が確定したことの方が衝撃が大きかった。

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