第378話 あゆみ
「あァ~、も~…最悪ゥ~! 水、持ってきて……、水!!」
あゆみは、かなり酔っているみたいだ。
ボクは彼女を抱えるように、ソファに座らせ、冷蔵庫からペットボトルを取り出した。
「ど、どうぞ……!」
「うゥ…、悪ィ~…!」
ボクからペットボトルを受け取るとすぐさま、口をつけゴクゴクと咽喉を鳴らして飲んでいった。
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