第352話
「もしもし!!」
かなり不機嫌な対応だ。
『あ、姫ですか。ニノマエですが
……!』
「は~~!何、これから、ノアと
愉(たの)しいひと時を
過ごそうと思ったのに!!」
「え!何、その思わせ振りな
物言いは?」
ついオレは呟いた。
『ひ、姫…!た、助けて下さい
よぉ……!』
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