第350話

「あ、姫……、オレ…!」

 もうボクも我慢が出来なくなった。

「大丈夫よ!

 ねぇ…!ふたりだけで、

 楽しみましょ!!」

「う…、うん、」

 オレは、かすかに頷いた。


「じゃ!早くコントローラー

 持って来てね!!」

「え、コントローラーって?」


「決まってンじゃない!

 ゲームよぉ!ゲーム!!」


「えェ~~~???

 ゲーム!!」

 


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