第329話 妖しい瞳に
『フフン、どうしようかな?』
『なンでも言う事をききます
から……、許して下さい!!』
僕は、土下座して謝った。
『そうね……。パパも出張から
帰って来ないし……、
私も寂しいの!』
姫乃は、僕のアゴの下に手を
伸ばし、クイッと引き上げた。
『え?あの………』
僕は、姫乃の妖しい瞳に
魅せられてしまった。
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