第280話
「もう、要らないよ!10分だけ
話しを聴こう。」
百目鬼は、姫乃を見詰めた。
秘書は、そそくさと部屋を出て
いった。
「さっさと、本題に入ってくれ!
こっちだって忙しいンだ!!」
百目鬼は、高そうな腕時計を
見た。
「ええ、私だって、暇つぶしに
関わった事件ですから、
どうせ、依頼人からは、大した
報酬は頂けないでしょうし、ね!
」
姫乃は、長い脚を組み換え、
ニノマエを見た。
ニノマエは照れ笑いを浮かべた
。
姫乃は下着をはいてないのか、
思わず、覗き込んでしまった。
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