第276話 

「私は、石動(イスルギ)リオと

申します!」

 警察手帳を提示した。

「イルスギ~?」

「いえ、イスルギ………、」

 そう言うと、姫乃がヒジで

小突いた。

 リオは、軽く咳払いをした。

「リオで、結構です!!

美人キャスト殺人事件を

捜査しておりまして………!」


「知らない!こっちは、忙しい

ンだ!!帰れ~~~!!」


「あらあら、いいのかしら!?

話しは、最後まで聴くモノよ!!

 姫乃は、意味深に微笑んだ。













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