第223話

「服をビリビリに切った器物

破損と小銭やアクセサリーを

窃盗した罪で、3年以下の懲役は

免(まぬが)れないわ!」

「はい……。」

 手嶋咲希はうな垂れた。


「じゃ、取り敢えず、ボクは

彼女を署の方へ連れて行きます。

 冨田は、咲希を連れて行こうと

して、立ち止まった。

「あの……、ニノマエ君は、

どうしましょうか?」


「ああ、そうねぇ~! まだ

不起訴になったワケじゃないから

、一緒に連れてって!!」

 姫乃はアゴで指示を送った。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る