第196話

「あ、もしもし、冨田です。

申し訳ありませんが、至急、

麻美さんのトコへいらっしゃって

下さい。はい………。お待ちして

居ます。」

 冨田はスマホを切った。


 やがて、玄関のドアが開いた。

 ゆっくりと足音が近づいてきた

 誰だ!?

 一体、誰が入って来るんだ。



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