第195話

「え?そうですね……。

 だいたい、この辺りです。」

 

「なるほど、ピースサインは?」

「いえ、服がビリビリだったので、そっちに気を取られて……

。」

「解ったわ。他に、何か、思い

当たる事はない!?」

 姫乃は、一同を見回した。


 容疑者のニノマエらは考えて

いた。

「なければ、さぁ、トミー、

呼びなさい!!」

「え?あ、はぁ……!」

 今まで被害者役をしていた冨田が、スマホを繋いだ。

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