第154話 蟹沢

「2でなくても構いません。

例えば、ピースとか、V(ブイ)

、または、ハサミとか、でも

結構ですが………。」

 姫乃は、矢継ぎ早やに質問した


『はぁ……、そうですねぇ。

ピース、ハサミ………、そう!

カニ! 蟹沢さんですね。』


「なるほど、蟹沢さんですか……

。」

『はい、初めは、

良いお客様だったらしいン

ですが、だんだんとお金が無く

なって来たら、ストーカーの

ように付け回すようになって、

警察へ相談しようか、悩んで

いました。』









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