第153話 手嶋咲希 3

「もしもし、手嶋咲希さんですね

?」

 スマホに姫乃が呼び掛けた。


『は、はい………!』

「弁護士の姫乃と申します。

2、3質問、宜しいでしょうか。

『弁護士さんですか……?』


「ええ、あなたは、麻美さんとは

親しいンですよねぇ~!?」


『は、はい……』

「2と言う数字に心当りは、

ありませんか。」


『2ですか………。』




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