第146話 《ドM》か………

 先ずは、ヒゲ面の押川が働く

店へ向かった。

 歌舞伎町にあるゲイバーだ。

 いかがわしい場所だ。

 当然だが、こんなトコは来た

事がない。

 昼間なので、人通りが少ない。


 それにしても姫乃は、怖い

ものがないのか、ドンドン地下に

ある店へ進んだ。


「ちょっ、姫~!」

 心配になって呼ぶが、目的の

店のドアを開けた。

 

 ゲイバー、《D o-M 》だ。

「ドMか………?」




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