第140話

「カニ………?」

 メグは、両手ともチョキを出し

ハサミを作った。

 蟹の真似をしているようだ。

「っで、ピースサイン?」

 メグは、ふざけてチョキ

チョキと冨田の乳首の辺りを

挟んだ。


「わ~!ちょっと~、」

 ビックリして叫んだ。


 すかさず、年輩の警備員が

咳払いをした。

 オレは、ペコッと謝った。


「蟹沢は、麻美の常連客で

かなり注ぎ込んだらしいわ。」

 リオは、構わず説明した。


 

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