第130話 コイツですよ~!

《お~!悪人面やな~!!》

 確かに、

「ああ、コイツが、被害者を

強姦殺人したヤツ……?」

 オレは、リオに訊いた。


「いいえ、彼には強姦は出来ま

せん。」

「ナンで~!コイツですよ!!

麻美の部屋から逃げていったのは

……!!」

 ニノマエが懸命に訴えた。


「ええ、逃げたのは、彼に

間違いありません。」


「え、じゃぁ、どうして……!

コイツがレイプ出来ないって、

言い切れるンだ!!」

 ニノマエの不満は納得出来た。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る