第127話 エロ弁護士(ベン)や~!

 あまりに、騒々しかったのか、

年輩の警備員が咳払いをした。


「ハッハ、ど~も……。」

 オレ、ひとり頭を下げた。


「そうじゃないって、

おっしゃったわよねェ~?」

 姫乃が、意味深な笑顔でリオに

言った。


「あなたは?」

 リオが姫乃に聞き返した。


《エロ弁護士(ベン)や~!》

「え、エロ……?ベンって……」


「ニノマエさんの弁護を担当する

……。」

「姫ェ~~~!!」

 冨田が姫乃を見て叫んだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る