第121話
「じゃぁ、その男の人が、
犯人なの?」
ランが訊いた。
「わからない……。」
ニノマエは、力無く首を振った
。
「その男は、知らない人だったのね。」姫乃の問いに、
「ああ、ヒゲ面のゴツい男
だった。」
「ッで、麻美さんの部屋へ入った
……?」
「そう、ドアから、
『麻美~!』って、
呼んでも返事がないから、部屋へ
入ったら……。」
「彼女が殺されていた?」
オレが呟いた。
「ああ……、そうだ!
それも無惨な格好だった。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます