第116話
「幾らくらい借金してたンですか
!?」
オレが訊いた。
「え、まぁ、ちょっとな!」
「ちょっとって、何、幾らよ!
十万くらい?」
メグ。
「いや、もぅ、ちょっと……。」
「じゃ、30万くらい!?」
オレ。
「いや、もぅ、ちょっと……」
「50万?」
「いや、あと少し……。」
「って、どこまで、いくんだよ!
オークションかよ。幾らなんだ?
えェ~?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます