第6話 Eランク中2病VSAランク中2病終 そして決着……

ラ「うぉぉぉぉ!」


パ「うぉぉぉぉ!」


同じ声をあげながら拳でラッシュを繰り広げる両者


ロ「私の出番ないだろこれ……」


パ「お前やるな!」


ラ「お前こそ!」


パ「しかし!このマジックで貴様ら共道連れだ!避けたとしてもお前らの仲間が巻き込まれるぜ!」


ラ「考えたな!しかし!そうはさせない!」


ライナはパッツァを羽交い締めにする


パ「なっ!」


ラ「ロージやれぇ!わたしごと!」


ロ「ライナちゃん……でも」


ラ「こいつはただではダウンしない!今お前が捨て身の一撃やってくれないと困る!早く!」


ロ「わかった任せて!ハァァァァァ!!」


ロージは気を高める


パ「バカな!お前達もダウンすると言うのか!エピスを簡単にキル出来なくなるぞ!」


ラ「大丈夫、お兄ちゃんは無敵だから!行けぇ!ロージ!!」


ロ「ドラゴンドライブ!!」


ロケット頭突きのような攻撃でパッツァとライナを巻き込み、この捨て身の技で力尽きてロージもダウン


審「パッツァ、ライナ、ロージダウン!」


ザ「フッ、あいつら……」


エ「よくもパッツァを……。コラァ!」


エピスは怒り、地形を変化させてザタンとヤルルを囲む。


ザ「なんだこれは……」


エ「地形トラップよ!1歩でも動けば反応しお前たちに襲いかかるだろう」


ザ「さすがに俺はどうしようもないな……」


ヤ「いいえ、まだ勝負はついてませんわ。私が5分だけエピスさんの能力を封じますわ。ザンちゃんは一歩も動かないでください」


ザ「ちょ……待て!」


ヤルルはザタンを地形トラップのひっかからない安全なところに避難させてからヤルルはトラップを起動させながらも羽のついた馬で乗りながらトラップを避けて、脱出してエピスの背後に別の召喚を呼び、ゾンビが息を出してエピスの能力を封じると地形が元の姿に戻る。エピスが蹴りでゾンビを蹴散らし、突進しようとしたヤルルを馬ごと蹴飛ばす。


ヤ「グッ!」


ヤルルは吹き飛ばされて倒れる。


審「ヤルルダウン!」


「オオッ!ついに1対1!」


「これはどっちが勝つんだ!?」


生徒たちはどっちが勝つのか先の展開にワクワクしている。


エ「まさかここまで追い詰めるとは……」


ザ「この時を待ってたんだよ。お前をぶちのめせる時がな」


ザタンは剣を抜き素早く切るが防御するエピス


エ「早い!」


ザ「まだまだ!」


ザタンは腹に膝蹴りをするがエピスも膝で防御し、コツンと鈍い音がして両者一瞬怯むもすぐさまエピスが足払いするが、ザタンはジャンプしてよけて落下すると同時にエピスにパンチを決めるがエピスは体をやらわかく動かせて避けて距離をおき

戦闘を立て直す。


ザ「お前強いな」


エ「あなたこそ」


ザ「ワリンよりもすごいやつがいたとは……。委員長にならなかったらエースになれたものの……」


エ「私は先生と言う教える立場は向かないので」


ザ「さぁ、早くしねぇとお前に地形を使われてしまったらもう後がないんでな決めさせて貰うぜ」


エ「来い!」


ワ「お願い!!勝ってザタン」


ワリンは祈るばかり、しかしエピスの地形魔法の影響で闘技場が崩れ落ちる。


審「く、崩れる!皆さん避難してください!!試合は中止!!今すぐ避難してください!」


生徒はあわてて会場を出る。


エ「しまった!」


エピスは地形が使えないので落ちてくる瓦礫を防御出来ない。


ザ「チッ!間に合え!!」


ザタンは高速で走りエピスを庇う代わりに瓦礫のダメージを背中に受ける。


ザ「グハァ!」


エ「ザタン君!私のことなんかほっておいて逃げて!」


ザ「うっせぇ!てめえは魔法使えないから俺が守るんだろうが!俺は死んでも守る!!……グッ!」


大きい瓦礫のダメージをうけてエピスを守った状態で気を失ったザタンだが瓦礫は運良く重なって墓みたいになったが、後に救助隊が瓦礫をどけて助けに来たのだった。

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