第4話 最強委員会VS最弱Eクラス
試合直前控え室、入念なストレッチで体をほぐすザタン達。
ワ「いよいよこの時が来たわね」
ザ「あぁ、この学園を任されている委員長達と戦えるなんて光栄さ」
ア「私たち特訓の成果が出ているでしょうか……」
ミ「大丈夫だよ。ザタンくんと先生が一生懸命教えてくれたし行けるよ♪」
オ「そのとおり」
ロ「大丈夫、私達は弱くなんかない!ダーリンがそう言ってくれたんだから」
ヤ「私達の連携を見せつけてやりますわ」
ラ「お兄ちゃんにケンカ売ることは私達をケンカ売ったのと同じ、必ず勝とうね!」
みんなで一斉にオー!!と声をあげて会場に入る。
今日の試合を見ようと大勢の生徒が休みにも関わらず来ている。
ロ「うわっ!やっべぇ!めっちゃ人来てねえかこれ!?」
オ「苦手……」
ロージは興奮、オリマはザタンの服の裾を持って不安の様子。
エ「来るのを待ってたわ」
ヤ「何あの余裕は……、気にくわないですわね」
ヤルルは委員長達の態度が気に入らないようだ。
モ「ふむ、中々の面構えだが……」
パ「僕たちにはぜ~ったいにデストロイされないんだぞ」
謎の言葉に「?」とザタンはなるが、パッツァをいじったら自分がヤバイ気がしたので放置した。
エ「時間は30分1本勝負、エリミネーションマッチ倒れたら即終了、良いですね?」
ザ「あぁ」
審査員が出てきて開始の合図と共に試合が始まるが委員長達は様子見のため動こうとしないので俺達は分散作戦。
ロージがラッシュをモーリスに決めていくが防御で防いでいく、ミッドはパッツァに強烈な攻撃を決めていくが大盾で防ぐパッツァ、エピスにヤルルが召喚魔法で熊を召喚して攻撃させるが、地形でモーリスとパッツァたちの周りを防御するエピスに攻撃を中断したやめたミッドとロージとヤルル
アーチ、オリマ、ライナは詠唱中。
ザタンはエピスたちのように様子を見て弱点を探す。
「エクスプロージョン!」
アーチ、オリマ、ライナが同じ魔法で詠唱しエピスたちを囲んでいた地形を破壊する。
エ「へぇ~、少しはやるね」
ザ「この日のためにすごい練習したからな」
モ「ワリン先生が教えるだけでこんなに違うなんてな、さすがはエース」
ザ「俺も教えたんだが……」
パ「あなたみたいな雑魚がティチャーできるわけないじゃん」
ザタンはそれ以上は言わなかった、なぜなら実力で試した方が最強だとわかるためだ。
エ「しかしあなた達のチームには弱点がある。今から私達はそれを実行する」
エピス達はアーチ、オリマ、ライナに近づいて攻撃をする。
アーチ、オリマはエピスたちのスピードに反応に付いていけず倒れたがライナはなんとか回避した。
審「アーチ、オリマ、ダウン!」
ア「ザタンくんごめん……」
オ「無念……」
アーチ、オリマは退場する。
ザタンチーム残り5人、ザタン、ロージ、ミッド、ヤルル、ライナ。
ザ「あいつら……。アーチ達の弱点に気づいていた」
ヤ「アーチさんとオリマさんは魔法のセンスはピカ1ですが、武術にたいしてのセンスは皆無ですわ」
ロ「あいつらそれを狙ってやがったな」
ラ「アーチとオリマの魔法は後の障害になると言ったところか……」
ザタン達はぶつぶつと呟いた
エ「もう終わり?まだやる?」
ザ「うっせぇボケ、さっさと構えやがれ」
ほぼ無傷のエピスたちに2人の仲間を失ったザタン達は勝つことが出来るのか?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます