ある日教官の部屋で戦術の歴史を教わっている時にユメがいきなり教官に抱きつき唇を合わせると、教官は振りほどいたので私が嫌いなのですかと聞くと、

ある日教官の部屋で戦術の歴史を教わっている時にユメがいきなり教官に抱きつき唇を合わせると、教官は振りほどいたので私が嫌いなのですかと聞くと、そうではない貴方は王女だ、

王の跡継ぎである王女に平民の出の私が手をつける事は許されませんというので、命が惜しいのですねと言うと、軍人になったのだから命は連邦に捧げたのでおしいわけではないと、

いうので、


私は血筋を鼻にかけて威張り腐っている親族が嫌いなのです、私が父の跡をついで女王になったら、門閥政治をなくして、有能な人ならどんどん抜擢できる仕組みを作ろうと考えてい、

るのです、教官までその門閥にこだわるとは悲しいです、男と女が好きになるのに身分は関係ないでしょうというと、やさしく手をにぎり、王女の言う事はもっともですが、事はそう、

簡単にはいきません、


相当の抵抗をうけます命も狙われかねませんと言ったので教官と一緒なら構いません、私と戦ってというと、抱いて唇を合わせたのです、彼の手が軍服のボタンを外し、下着を脱がせ、

ベットに抱えていき乳房を揉まれたのです、そして彼が入ってきたのです、少し痛かったのですが心が高揚していたので、彼にしがみついていたのです、彼がうつといつて動きを止め、

たので優しく手を握ると、


身体を離したのでそのまま彼の胸に寄り添うと、これが発覚すればここにはいられなくなるでしょう、でもいつでも王女を守りますよと朝まで抱いてくれたのです、しかし幸せは長く、

続きません、暫くしてユキヒコは第二機動部隊の作戦参謀として赴任命令が下ったのです、跡で知ったのですが誰かが二人の仲を漏らしたらしく、自分の息子と結婚させたいグレス卿、


が裏から手を回して引きはなしたのです、しかも第二機動部隊の第五駆逐戦隊の指揮官はグレス卿の息子のグレス大佐だったのです、ある海戦で敵の追撃中に駆逐艦部隊の追撃スピード、

が速くグレス艦隊がとしゅつしているので戻って陣形のまま追撃するよう司令官が命令したのを無視して、功をあせったグレスが追撃したのです、このまま行けば本体から離れたところ、

を包囲され全滅しかねません、


案の定グレス艦隊は敵に包囲されたのです、ユキヒコ大尉は戦艦20隻を引きつれ応援にかけつけ乱戦となった時、グレスの旗艦シラユキが敵の砲撃の集中砲火を浴びているので自分の、

乗った戦艦を立てにするため一番砲火の集まるばしょへ舵をきり、全艦退避命令を出し突撃したのです、そのお陰でシラユキは脱出する事に成功したのだが、ユキヒコの乗った戦艦は、

撃破されたのです、


退艦命令が出ていたためおおくの乗組員はカブセルで脱出し後で救助船に引き上げられ助かったのです、ユキヒコもカプセルで脱出し救助船に引き上げられたのですが重症をおっており、

後方に転送されて病院に入院したのです、ユメが面会に行くと、王女を守る為にはこんな所で死ぬわけには行きませんと言うので、絶対死んではダメと手を握るとニコッと笑い目を閉じ、

たのです、そのまま目を覚まさず黄泉の国へ旅立ったのです、


ユメは悲しみにくれ暫くは士官学校の勉強も手につかず、呆然と暮らしていたのです、ある日ユメの元に一人の女性が尋ねてきたのです、ユキヒコのお姉さんでした部屋に入れコーヒー、

を出すと、王女様には弟が大変お世話になったそうでありがとうございますと言うので、いいえ私は大尉をとても愛していたのですと涙を流すと、やさしく手を握り、弟は家に帰って、

くると、


いつも王女様の事を嬉しそうに話すので、貴方は平民の出だからいくら好きになつても王女様とは一緒になれないのですよというと、一緒になれなくても一生お守りすると約束したの、

だと話していました、これは弟がとても大事にしていた本です、形見に受け取ってくださいと渡したのでみると、三国志の全5巻です、ありがとうございますと受け取ったのです、


その中の1巻にしおりが挟さんである場所に手紙もはさんでありますというので、開けてみると紙切れに何か書いてあります、王女様この手紙を見られると言う事は、私はこの世に、

いないのですね、一生お守りすると約束したのに果たせなくて申し訳ありません、でも王女様はこのユコリン連邦を守る為に生まれてきたのです、王女様を守る騎士は必ずお傍に、

あらわれます、


その者と一緒にこのユコリン連邦を守ってください、私はいつも王女様の傍にいます、ユキヒコと書いてあったのです、弟は軍人なのでこんな事もあろうかとお手紙を残したのです、

ユキヒコは王女様の傍にいてお守りするのだと思います、どうぞこのユコリン連邦の人々を守ってくださいとユメの手を握るので握り返し、悲しみにくれていたのですが、もう、

泣きません、


大尉の言う通りこの連邦を守る為に戦いつづけますというと、それではくれぐれもお体を大切にと帰っていったのです、しかし許せないのはグレス大佐です、助けてもらったのに病院、

には一回も見舞いにこず、葬式にも人を出して焼香しただけなのです、それから随分たちますが、その失敗でグレス大佐は昇進が見送られ今も大佐のままです、こればかりはいくら、

グレス卿が王に陳情しても、


次にかれ自身が手柄をあげない限りは昇進させるわけには行かないと承知しないのです、回りではそんな息子を王女の婿にするなどとんでもないという人も多いのですが、なんせ親族、

で名門の家系なので表立ってはだれも言わないのです、マサムネがシヤンパンをもってきたので、わざと、私はシャンパンは嫌いなのだというと、え~というので、手は二つあるのだ、

ろう、


片方にシャンパン、片方にビールを持ってくればいいではないかと言うと、あ~そうですよね、もう一度行ってきますというので、冗談だよシャンパンも好きだよと笑ったのです、

小さいころと少しも変わらないなマサムネ少将と乾杯したのです、マサムネがハイ私は王女様の忠実な家来でありますと言うので、本当だなといい、よしそれではここに鳥のフン、

があるとテスリを指差し、


指につけろというと、いやな顔してつけたのです、それをグレス大佐の飲み物に入れるのだというと、え~というので、お前は少将だグレスは大佐だシャンバンにその指を入れてかき、

回しせば分からない、二つを持っていて勧めれば上官が勧めるのを断れないだろう、そこで乾杯するのだというと、躊躇しているので出来ないのなら教えないよというと、やります、

やります、


やればいいんでしょうとぶつくさ言いながらシャンパンを取りにいったのです、見ていると二つシャンパンを貰い隠しながら指をいれてかき回しています、その二つをグレス大佐の、

元に持っていき乾杯したのです、それを二人は飲み干しグレスが変な顔をしています、おかしくて笑っていると、マサムネが冷や汗ものですよと言うので、グレスが変な顔をして、

いたが何か言ったのかと聞くと、


クスリみたいなシャンパンですねと言うので、最近は人工炭酸を混入しているみたいだからそのせいかもと言ったら、納得していましたよと言うので、ケラケラ笑うと笑い事ではあり、

ませんよ、約束ですよ教えてくださいと言うので、仕方ない教えてやるかと話し始めたのです、




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