ナオ中尉が先ほどの商船のワープ位置を計算してみましたが、この空域はオリオン連邦の国境から300光年離れており、一回のワープでは到達できません、どこから来たのでしょうか、
ナオ中尉が先ほどの商船のワープ位置を計算してみましたが、この空域はオリオン連邦の国境から300光年離れており、一回のワープでは到達できません、どこから来たのでしょうか、
というので、ユメが彼らはオリオンの偵察隊員だよ、地球は3つの連邦の交差点にありもとっとも近いのがオリオン連邦である、ここまで来る為には2回のワープをしなければならない、
二回もワープ先を間違えるはずがない、我々がイーグルを出撃した時は4000隻の艦隊だと言う事はオリオンの諜報員によって通報されているはずである、われわれも又オリオンから、
出撃したのはスプルアンスの第五任務隊だと我々の諜報員のしらせで知っている、6000隻が空戦域に現れたので確認に来たというわけだと言うと、なぜ敵の偵察隊を解放したので、
すかとナオ中尉が聞くと、
ユキムラ大尉が我々の艦隊が何隻か通報させる為だよ、4000隻しかいないので、後の2000隻は何処から来たのかと思い、シリウスを防御する為一回のワープ範囲のいずれかの星に常駐、
させていると考えるだろうというと、ユメがその通りだ、今後かれらはこの艦隊に絶えずありもしない幽霊艦隊の陰をみることになる、必要以上に多い戦力とみるだろうと言ったの、
です、
勿論かれらの話した地球の話しは本当だろう、あえて嘘をつく必要はないからなといい、それでは次ぎのワープにはいるぞといい、ナオの出した座標にワープしたのです、5回のワープ、
でイーグルに帰還すると、敵撃滅の報を聞いて大勢の国民が出迎えたので、それに答え、旗艦を降り宮殿に向ったのです、ユコリン二世の謁見場に行き、帰還の挨拶をすると見事な、
勝利であった、
ご苦労と労い、今回の手柄によりそなたを少将に昇格させる事になった、また部下達もそれぞれ昇格する、今日はゆっくりやすんで、あした戦勝祝賀の宴を開くので出席するようにと、
いうと、承知しましたと敬礼し謁見場を出るとグレス卿が近づきユメ王女見事な勝利でしたなあというので、暗殺者は捕えた、そなたに引き渡そうかというと、なんと暗殺者ですと、
それは不届きな者達、極刑にすべきですなあというので、プロの殺し屋だ今依頼主を殉問しているがなかなか口をわらない、いずれは口を割るだろうとニヤリと笑ったのです、彼らは、
我が一族を狙っているらしい、そなたも気をつける事だといい車に乗り宿舎に向ったのです、
そのころオリオン連邦軍のスプリアンスは負傷の為病院に入院しており、ニミッツ国防軍長官の見舞いを受けていたのです、ニミッッが病室に入ると起き上がろうとするのでそのまま、
でいいと声をかけ傍のイスに座ると、スプリアンスが済みません大事な艦隊の半数を失ってしまいましたというと、いや敵の艦隊が4000であるとの、情報部の情報を信用し援軍をださ、
なかったのが今回の失敗の原因だといい、
後の2000隻はどこから来たのか調べるため、偵察部隊を奴らのワープ空域に送りこんだのだが、そこには4000隻しかいなかったと報告が入ったというと、おそらく一回のワープできる、
範囲のシリウスから200光年離れたどこかの星に常駐させているのでしょう、あの時は気がつかなかったのですが、2000隻が急に4000隻に増えたのは艦船の後ろに近接させ、レーダで、
探知されないようにした、
陣形をくんだのだと思いますとスブリアンスがいうと、ニミッッが第一機動部隊の司令官はなかなかの戦術家だなというと、あの司令官には第一任務隊と第二任務隊が包囲した時中央、
を突破されて多大な被害をうけた事があります、ユメ少佐は恐ろしい司令官ですと言ったのです、今回の勝利で少将に昇格したそうだとニミッツが言うと、三階級特進ですかもっとも、
少佐の司令官というのが異例ですがと答えたのです、
もう一度りベンジをとスプケアンスがいうと、分かっているこんどはあの王女をコテンパに叩きのめしてくれ、まずはキズを治すことだといい、おそらく我々が、攻略を失敗したので、
ペルセウス軍が侵攻するだろう、我々がやられた手の内を知っているはずだが、どんな手を使って侵攻するか見ものだ、出来ればユメ王女が煮え湯を飲してくれると、こちらとしては、
嬉しいのだがと笑い、病室を出て行ったのです、
ユメは宿舎に帰り、シヤワーを浴びくつろいでいると呼び鈴がなったのです、KURUMIが安全です、安全ですと入り口のロックをはずしユキムラ大尉と5人が入って来たのです、どうした、
のだと聞くと久しぶりに馬で早駆しょうと馬を連れてきました、表に繋いでありますと言うので、そうだなといい、支度をして馬に乗ったのです、イーグルは緑豊かな星で、山や湖、
海もあり地球環境に似ているのです、
金、銀の鉱脈があり、その産出量は豊富で最初に入植したユコリン一族はこの財力に物をいわせ、近隣の星を傘下においたのです、それではパール湖まで早駆だ負けたものがビールを、
ご馳走するのだと馬にムチを入れたのです、一進一退で少しの差でユキムラ大尉が一番最後になつたのです、ユキムラがだからいやだと言ったのにとぼやいています、ナオが戦術の、
天才の弱みは早駆ですねと笑ったのです、
湖の傍にあるレストランに入り、ビールを注文し皆で乾杯するとヨシヒロがタダのビールはたまりませんと喜ぶと、ユキムラがああ苦いと渋い顔をしたので、全員どっと笑ったのです、
そのころペルセウス連邦のタイタン星でニコルス国防大臣がシリウス侵攻の為の作戦会議を招集していたのです、作戦参謀のドフトエス少将が立ち上がり、モニターを見ながら、
作戦を話したのです、
湖ではユキムラ大尉がグレス卿とは会ったんですかと聞くと、ああ、とぼけていたよというので、少佐の手柄を妬んでの行動とは思われませんがというと、グレス卿との息子との、
縁組が前々からあるのだが私が断っているのだよ、息子を私と結婚させ、後見者としてこの連邦の政治を自分の手にいれようとの魂胆なのだ、私が拒絶しているので痺れをきらし、
たのだろう、
私がいなくなれば、親族として息子を次ぎの後継者として名乗りをあげさせ回りを買収して王位につかせようとしているのさ、そんな事をしても他の連邦から侵略されれば王も無くな、
るのに、この国の現状を把握しない、血統にあぐらをかくばか者だからねと言つたのです、
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