シリウスに着陸すると防衛指揮官が出迎え、ミナミ大尉であります敵艦隊撃滅おめでとう御座いますと敬礼するので、ユメ司令官が答礼し、基地も無事でなによりだと言ったのです。

シリウスに着陸すると防衛指揮官が出迎え、ミナミ大尉であります敵艦隊撃滅おめでとう御座いますと敬礼するので、ユメ司令官が答礼し、基地も無事でなによりだと言ったのです、

ホテルに入るとシリウス国民が詰め掛けていますと言うので、ベランダに出て手を振り、第一機動艦隊司令官ユメ少佐である、ここシリウスはユコリン連邦でもっとも重要な星で、

ある、


今回侵攻した敵は艦艇の半数を失い退却した、何回侵攻してもここシリウスを占領する事はできないというと、わ~と歓声が上がったのです、部屋には祝勝会の準備がしてあり、

席に座り隊員がシャンパンを注ぎ、ユメが皆ご苦労であった、乗組員は十分休養をとらせろ、明日イーグルに帰還するといい乾杯したのです、


敵撃滅の報を聞いたユコリン王は喜び祝賀の宴を開いていたのです、国防大臣が皆を代表して戦勝をお祝いしますと言うと、朕は満足であるといい乾杯したのです、今回の功績に、

よりユメ少佐を少将に昇進させる事が国防会議で決議されました、陛下ご決済をと言うので承認する、しかし国防大臣若干24才の小娘が少将とはと言うので、いや、9度出撃し、

負け知らずでございます、


しかも今回は敵艦隊の半数を撃滅するという前代見聞の出来事でございます、誰も異存のあるはずはありませんと言ったのです、もう少し経てば大将です、大将になれば後方からの、

指揮となり戦場に出る事はありません、そうすれば陛下の懸念もなくなるのではと言うので、もっともだがユメは元帥になっても出撃するであろうと笑ったのです、


祝勝会が終わり皆がゆっくりおやすみくださいと敬礼して部屋を出ていき、ユメはベットに入り三国志の本を取り出し読んでいる内に眠ってしまったのです、KURUMIの危険、危険、

と言う声に枕元から拳銃を取り出しベットを出てクロークに隠れると、二人の男が窓から侵入しベッドに向けレザー銃を発射したのです、銃を棄てて手をあげろと後ろから声をか、

かけると、


二人が振り向き銃を発射しょうとしたので一人を銃撃したので前向きに倒れ、もう一人もKURUMIがレザー光線を発射すると手首にあたり拳銃を落としたのです、騒ぎを駆けつけ、

警備兵が入ってきたので敵は倒したといい、一人の男に何者だと聞くと答えないので今白状すれば命は助けてやるが白状しないなら、この場で処刑するといい眉間に銃をつきつけ、

たのです、


黙っているので、それなら地獄に行けと引き金を引くとピシーと音がして光線は耳元を掠めたのです、今のは脅かしだが今度はお前の頭を打ち抜くというと分かったといいグレス、

卿に頼まれたのだと答えた、何グレス卿だと何故だと聞くと、わけはしらない、俺たちは金を貰って仕事をする、スナイパーだといい、本当に殺さないのかと聞くので約束だ殺し、

はしないといい、


もう一人も急所ははずしてある、警備兵手当てしてやれというと、警備隊長が入って来て、司令官申し訳ありませんと誤るので、なぜ侵入できたのだと聞くと、わかりません厳重に、

警戒していたのですがと言うと、スナイパーが俺たちはプロだ何処からでも侵入するといい、しかし何故侵入したと分かったのだと聞くと、それは秘密だと笑ったのです、


知らせを聞いてユキムラ大尉以下4人が入って来たので大事無いといい、警備隊長にこいつらを連れて行け、殺してはならないぞと言うと了解しましたと敬礼し、賊を連れて出て、

いつたのです、大尉がペルセウス連邦かオリオン連邦の手のものですかと聞くと、いやグレス卿のに頼まれたらしい、私が手柄を経てるのが面白くないのだろうというと、


大尉が失敗したとなれば自分の身が危ないと逃亡するのではというので、いや知らぬ存ぜぬを決め込むさ、あの者達が証言すれば別だが証言はしないだろう、まあその内お灸を、

すえてやるさと笑ったのです、KURUMI賊の侵入をよく知らせてくれたと誉めると、KURUMI、嬉しい、嬉しいと言ったのです、


翌日はシリウス星を出発してイーグル星に帰還の途に着いたのです、一回目のワープをしてエネルギー充填していると、偵察駆逐艦から不審な商船を拿捕したと報告があり乗組員、

を旗艦に送ってきたので、司令塔につれてこらせ取り調べたのです、どこの所属か聞くとペルセウス連邦のスバル星の所属だと答えたので、なぜこの空域にいるのだと聞くと、

ワープ座標の計算を間違いこの空域にワープしてしまったと答えたのです、


どこに行くつもりだと聞くと地球だというので、地球にはまだ人類がすんでいるのか聞くと、まだ100万人くらい住んでおり、国家は消滅して小さなグループで自農自作で生活して、

いると言うので、行く目的はと聞くと交易だというので、何を交易するのだと聞くと、水だと答え、地球の水とくにシパングの水は不純物が少なく、鉄、ミネラルが豊富で、

ペルセウス連邦では高値でうれると言ったのです、


シパングには何人くらい住んでいるのだと聞くと北から南までにおよそ700のコロニーがあり、一つのコロニーに分散して100人程度だから合計で7万人くらいですと答えたのです、

それでシパングのどこへ行くのだと聞くと、富士だと言いい、富士山はシパングの一番高い山でこの麓の水が一番良いと話したのです、なにと交換するのだと聞くと、地球で取、

れなくなった鉄と答えたのです、


鉄は水に含まれているのではと聞くと、少量であり彼らの技術では取り出せないと答えたのです、彼らはどんな武器を使っているのだと聞くと、弓と言って竹の両側を紐で縛りその、

反動で竹の矢をとばす道具で、到達距離は50mでその頭に鉄の尖ったのをつけている、これで動物をしとめて食料にするというので、銃はないのかと聞くと火薬またはレザー等の、

エネルギーが無いので銃があっても使えないといい、そんな物を交易するのは禁止されていると言ったのです、


そのコロニーの様子を聞くと、地球は資源が枯渇してから300年も立ち、鉄は腐り町のコンクリートは風化して全て植物におおわれジャングルになっている、5000年前に戻ったよう、

なものです、文明の明かしは全てなくなり、住んでいる人間の知識も退化して5000年前の知能に戻っているといい、我々を神だと思っていると話したのです、


分かったお前達の話しを信用しよう、この者達を開放してやれと命令し、こんどはワープ座標を間違うなと言って開放したのです、一度ジパングに行ってみたいものだなあと言うと、

ユキムラ大尉がまだ地球に人類がいたとは驚きです、話しによると十分人類が住めるのですねと言うので、代替資源を発見してまた、我々の祖先のようにこれから5000年の歴史を歩、

むのだろうと言ったのです、


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