ワープに突入し超高速で200光年離れた場所に第一機動艦隊が姿を現したのです。

ワープに突入し超高速で200光年離れた場所に第一機動艦隊が姿を現したのです、全艦隊の状態をチェックせよ、第二回のワープの為エネルギー充填開始、次ぎの座標位置を計算せよ、

と命令したのです、ユメ司令官の前の机の横には知能ロボットKURUMI1号がセットしてありユメと行動を共にしていたのです、犬型自走式ロボットであらゆる危険を探知する事が出来、

宇宙を飛ぶ事も出来る優れもののロボットなのです、


ユメ司令官が大尉に500隻の艦隊に敵が引っ掛かるだろうかと質問すると、500隻を3000隻に見せかける為に、風船を1000個づつ駆逐艦に引かせて固定し、3隻の駆逐艦に引かせれば、

3000個の風船が敵の後方に並ぶことになります、敵のレーダ派の届くギリギリに配置すれば相当の距離があります、500隻の艦隊がそこにめがけて退避すれば、敵は本体だと思うで、

しょうと大尉が答えたのです、


風船は各自つなぎますので、宇宙空間に散らばることはありません、駆逐艦に引かせますので多少の移動は出来ますと付け加えたのです、ふうせんか、相変わらず奇抜な手を考える、

なあとユメは感心したのです、ユメがヨシヒサ中尉は待ち伏せしている敵を1000隻の艦船で攻撃するのだ、ムネハル中尉は500隻を率いて敵の背後に回りこめ、ケイジ中尉は私の、

号令で敵がムネハル中尉を追いかけて、


リターンできない距離に達したときヨシヒサ中尉に合流し総攻撃をかけるのだというと、三人が了解しましたと敬礼したのです、ユキムラ大尉がナオ中尉に最後の時流星郡の真後ろ、

にワープできなければ敵のレーダに探知される恐れがある、流星郡の真後ろならレーダは探知不能だ、座標を間違えないようにと言うと、了解まかしといてくださいと言ったのです、


KURUMI1号が危険接近、危険接近というので、なにもう敵がいるのかとユメがいうと、KURUMI1号は斜めにレーザ派を発射したのです、司令官のテーブルの上に一匹の宇宙ハエが、

ポトリと落ちたのです、なるほど宇宙ハエかといい、KURUMIよくやったと誉めると、KURUMI嬉しいと返事したので、みんながどっと笑ったのです、それでは次ぎのワープの間に、

昼食を取ろうといい、


皆もというと5人連れ立って隊員食堂に向ったのです、KURUMIが司令官の前を警戒しながら自走したのです、食堂に入り座ると、当番兵が食事を運んできて、今日のランチはシーフー、

ドサラダににビーフシチューですといい、前に並べたのです、KURUMIがアームを伸ばしユメの料理を探知光線でチェクし安全です、安全ですと言ったのです、ユメがご苦労といい、

皆が食べ始めたのです、


食事が終わりエネルギー充填が終わったら知らせろ、部屋にて少し休むと司令官室にKURUMIと一緒に入って、KURUMIに食事の時間だと言うと、壁側に行き背面の充電フックにタッチ、

したのです、二時間もあれば充電できるだろうと言うとKURUMIおなかすいた一杯食べる、嬉しいといったのです、ベットに寝転び戸棚から本を取り出したのです、ユメが好きなのは、

三国志である、


地球連邦がまだあった時のアジアの中国という国の戦乱時期の物語であり、特にここに出てくる諸葛孔明が好きで、彼の戦術をこの本で見るのが楽しみなのです、意外とこの時代でも、

通用する事があるのです、この時代には女性でも軍人になる人は多く、大勢の士官がおり、ユコリン軍にも2人の女性将官がいたのです、第一機動部隊の司令官だけが少佐であり、


第二艦隊と第三艦隊の司令官はいずれも将官である、第一艦隊の司令官が少佐なのは、ユメが中尉の時代、第一艦隊の作戦担当で乗り組んでいた時、敵に包囲され壊滅寸前に敵の中央、

突破を進言し、多くの隊長から反対を受けたが、自ら戦艦に乗り込み敵の中央に突進し、敵の旗艦を粉砕し、陣形に乱れが生じたところを縦横無尽に攻撃し、あっという間に、

中央部に穴をあけ、


全艦隊を脱出させたのです、普通は包囲され撃沈されるのだが自分の乗った戦艦と後200隻の戦艦をやりの穂先のよう繋ぎ突撃したために、敵は包囲できずまたあまりのスピードで突進、

するので艦船の衝突を避ける為よけるしか手が無かったのです、一旦空いた穴は直ぐには塞がりません、そこに次ぎから次ぎに艦船が突入したのです、


これにより二階級特進で少佐となり、第一機動艦隊を任されたのです、いくらなんでも将官までは引き上げる事は出来なかったのです、それに伴い5人も昇格したので、みんな最年少で、

の階級なのです、しかも8回出撃して負けしらずなので、誰も文句は言えなかったのです、今回勝利すれば少将は間違いありません、しかしユメは階級には執着心はなくどうでもいいと、

思っているのです、


ユコりン王の親族は普通、士官学校卒業と同時に大佐に任官され、一年後には少将に昇進するのがきまりなのだが、それを拒否し士官学校卒業した時通常の者と同じ少尉に任官したので、

す、士官学校の校長が説得したのだががんとして聞き入れず、仕方ないので少尉の任官にしたのです、エネルギーの充填が出来たと知らせたので司令艦橋に行きに行き、ナオ中尉に次ぎ、

の座標を聞くと、18764と言うので座標18764ワープ開始と命令したのです、


4回ワープをし後一回のワープ地点に来た時、シリウス星から敵は攻撃せず遠ざかって行きました、レーダに艦影はありませんと報告があったのです、大尉がこのまま引き上げるはずは、

ありません、シリウスのレーダから消えたという事はこちらに近づきもっと前で待ち伏せするつもりです、敵は分散せず総力戦をするつもりだと思います、これでは流星群からは離れ、

すぎている為、


そこにワープしても意味がありませんと大尉がいったのです、ユメが敵の司令官は誰だと聞くと、本部の情報ではスブリアング中将の第五任務隊とのことですと言うので、スブリアンス、

か参ったな、あの司令官は慎重な奴だから、我々が流星群を利用すると気づいたのだろう、しかし奴が総力戦をやるはずがない、餌で釣って背後から襲いかかるつもりだろう、


そうだ風船を使おう、敵が1000隻をおとりに使うなら、その前に風船を2000個繋いだ駆逐艦を前面に配置し、4000を2000と見せかければ必ず攻撃する、オトリは攻撃されれば離脱する、

腹だろうというと、大尉が4000をどうやって2000に見せるのですかと聞くので、戦艦の後ろに戦艦、巡洋艦の後ろには巡洋艦、駆逐艦の後ろには駆逐艦とくっけるのさ、そうすれば、

敵のレーダには半分に見えるだろう、



奴は3000でこちらが2000だと思って攻撃しこちらにダメージを与え、オトリと合流して必ず数が上回るようにして攻撃するはずだというとなるほど、攻撃に移るときに、急に二倍になる、

ので慌てふためくでしょうと大尉が言ったのです、それではナオ中尉風船を積んだ駆逐艦はこの位置だ、本体はこの位置だ座標を出すのだ、よし半分にみせかける陣形にしろと命令し、


本体の前方20分光年前に駆逐艦を配置したのです、陣形が完了しましたと言うので、前方の駆逐艦にどうだ2000隻に見えるかと聞くと、完全に2000隻に見えますと報告があったので、

急ぎ本体に合流せよと命令し、


ナオ中尉に座標を聞くと風船の駆逐艦は56954で本体は19086ですと言うのでそれでは56954と19086へワープと命令したのです、ワープが完了すると敵艦隊はレーダに映っているか聞く、

と敵の位置正面の30分光年に3000隻がいます、さらに1時間光年に敵艦1000隻とわが方の風船駆逐艦の2000隻捕えていますというので、このまま停止して敵を待つというと、前面の敵、

こちらに突進してきます、


海戦まで20分光年というので、後進微速と命令し逃げるふりをしたのです、後5分光年ですと言うので陣形を解け、前進全速と命令したのです、敵は前面の艦隊がいきなり2000隻から、

4000隻に増えたのでビックリしたのですが、撤退する時期を失ったのです、敵は6000隻だったのかとスブリアンスが声をあげるまもなく、砲撃戦に入ったのです、


動揺した敵の一部が後退しようとしたので、他の艦船も後退に入ったのです、逃げる時が一番損害が増えるのです、怒涛の如く第一機動部隊が襲いかかり、敵は支離滅裂となり、多くの、

艦船が破壊されたのです、敵の損害はと聞くと約2000隻は撃破しました、追撃に移りますというので、全艦艇停止し追撃は中止するというと、なぜですかと言うので、腹八分という、

ように、勝ちすぎてはいけないのさとユメ司令官が笑ったのです、


全艦隊シリウスに着陸し補給をおこなう、全速前進と命令したのです、敵は壊滅状態となり残った艦船は1000隻程度と別同隊1000隻であり、全艦隊の半分を失い完敗ですスプリアンス、

中将も負傷しており、第一機動部隊のユメ少佐は恐ろしい奴だと言ったのです、


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