第74話 自分でもウソだって気付いてないね

 Twitterで仲良くなった人に、ときどき言われる。


「あなたリアルの知り合いですか?!」

「なんでわかるの?」

「私の扱いがこなれていて怖い」


 いや別に、知らない人なんだけど(笑)


 でもTwitterって、日常のぽつぽつを特に考えずに投稿するから、たぶんカクヨムでエッセイ書くよりか、その人の性格がにじみ出るんだと思う。


 何が好きかとか、家族構成とか、思想とか、性格傾向とか、普段からこういう考え方の構築してんだろうなーとか。


 そういうのって、文章でわかりません?


 あれかな、ちゃんとは書かなくても脇役の感情とか立場とか吟味してセリフを選ぶから、人の言葉の選び方でいろいろわかるようになってしまったのかな。


 こう言えばいいところを、あえてこう言うってことは、こう考えてんだな、とか。


 前は「愛してる」だったのに、今は「好き」になってるな、とかですよ。

 ありますでしょ? そういうの。



 自慢みたいに聞こえるかもしれないからあえて言うけれど、これは本を読んでいてもうるさくて仕方ないのだ。だって地の文でもわかっちゃうんだもの。物語のすじとは全く関係のないところで、作者の性格傾向とか考え方がわかっちゃう。すごく邪魔。物語には関係ない部分だったりするし、合わない人だとイライラするし。


 ああ、もっと素直に物語を堪能したい……。



 それと単純に、人との諍いが増える。


「なんでそれだけで決め付けるの? 私の気持ちなんてわからないくせに!」


 ……えっと、でもあなたが自分の都合のいいようにウソをついてるんだってことは、ごめんなさい、わかっちゃいます、私……。



 もうすぐお正月ですね(クリスマス? 知らねえな、もう終わったっしょ?)


 私は今回はじめて実家に帰れないお正月を迎えそうです。

 これを読んでいるみなさんは、親との諍いには充分お気をつけくださいまし!

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