震災後の復興、建て直しが、土足で立ち入れる現代的な建造物を増やす一助にもなったんですかね。
そういう意味では震災による破壊と再生も時代の促進に貢献したと言えるのでしょうか。
作者からの返信
そうですね。震災後に「火災の予防という観点から。ガスや灯油よりも電気のほうがいい」という認識が広まったみたいですし、銀座など東京の都市計画が大幅に見直されていったみたいです。
あと、作中にあるように、女性たちが身動きが取れやすい洋服を着ることがだんだん増えてきました(大正13年の時点ではまだそれほど多くはなかったみたいですが)。
同じ大正時代でも人々の考え方や文化も変わっていくので、そういった変化も大正シリーズでは書いていきたいと思います。
ランデブーがはずかしくて言えない柳一さん、やっぱりかわいいです。二人の視線の先のキューピー人形、大正時代にはもうあったのですね。いろいろと勉強になります。
作者からの返信
柳一さん、かなり純情です(^ω^)
キューピーは1903年にアメリカのイラストレーターがキューピットをモチーフに描いたのが始まりで、1909年にアメリカの婦人雑誌に載り、1912年にドイツでキューピー人形が作られたそうです。
日本でも同年にキューピー人形が作られ、すぐに大人気になったみたいですね。