第16話 人は誰しも事情有り

蒸し暑い倉庫の中、フィンは隣で腰かける少女を見た。

軍服に着替えたとは言え、気慣れていないのは一目瞭然だろう。そもそも美人はいるだけで目立つものだ。

「サイズ大丈夫ですか?」

気遣うつもりで言ったフィンを、クレイスは睨んだ。

胸元が少々きついが、言ってもしょうがない。むしろ、いらぬ気遣いが彼女の癇に障った。

「じろじろ見ないで」

「ごめんなさい!」

つい胸元に向きかかっていた視線をフィンは慌て逸らした。

子供の様な反応に、行った本人も罪悪感を感じてしまい、たまらず視線を外す。

トゥルーパーと思われる駆動音が小さな振動と共に響く中、先に口を開いたのはクレイスだった。

「手」

「はい?」

「血が出てない」

「頑丈なので」

おどけて見せるも睨まれ、仕方なくその手を差し出した。

開かれた掌には血も肉も見えず、人工表皮の裂け目から黒い外装と、手相の様な樹脂のつなぎ目のみ。

その奥はフレームとシリンダー関節が伸び、隙間を埋めるように緩衝材が層状に詰められている。

「えーっと、もう一年前になるのかな」

そういえば一年も経ったのかと思いつつ、フィンはその日を思い返した。

「士官学校を卒業して、最初の配属先の国境で小競り合いがあって、その……いろいろ無くしちゃいました」

右腕部複雑骨折、後に切断。左腕部骨折、両脚に火傷、その他全身に傷多数――。良く生き残ったものである。

詳細に語るのははばかられる内容だけに、言葉を選びつつフィンはまとめた。

「今はこの通り元気です」

笑顔を浮かべながら頬の傷をかくフィンに、クレイスは「そう」とだけつぶやく。

じっと見つめるクレイスに、フィンは尋ねた。

「機械好きですか?」

「嫌い」

「そうですか」

再度沈黙が流れる。

何とか間をつなごうとフィンは尋ねた。

「何か嫌な事でもあったんですか?」

「別に」

顔を曇らせ、怒りのまじった声でつぶやく。

「ただ馬鹿らしくなった。だけ」

「はあ」

途切れた会話に、困ったように頬をかく。

「分からないけど、お姫様って大変なんですね」

フィンの顔を見やり、クレイスはつぶやいた。

「わかんないなら言わないで」

「すみません」

いっそう小さくなって謝るフィンに、ふとクレイスがつぶやく。

「レイン」

「はい?」

「……あっそう」

知らないんだ?――とでも言いたげに一瞥して、クレイスは座り込んだ。

頭にあがる疑問に答えをもらう時間も無く、倉庫の扉が音を立てて開いたのはすぐの事である。

武装した男達が現れ、瞬く間に二人を取り囲んだ。

身構える間も無く固まる二人の前に、護衛を伴ったシュバルツが現れ、交互に視線を向ける。

「まずは無事で何より。しかしまあ、ややこしくはなったね」

そう言ってフィンに歩み寄る。

「首、突っ込んだね」

「そんなつもりはありませんでした」

「後悔しているのかな?」

「いいえ、まったくもって」

ハッキリと答えるフィンに、クレイス共々意外そうな顔を見せ、シュバルツは笑顔を向けた。

「若いね」

感心するように、しかしどこかからかうように笑いながら尋ねる。

「少し時間はあるかね?」

戸惑いながらも頷くフィンをシュバルツは自室へと招いた。



高級なソファー、ふかふかなクッション。小洒落たカップに注がれたコーヒーから立つ良い香りが、鼻孔を通じて疲れた体を刺激する。

「まあ、飲みたまえ」

広い執務室のソファー越しにシュバルツはコーヒーを勧めた。

つい三日前と同じ構図だが、そこにいるのはフィンとシュバルツの二人だけである。

もちろんドアの向こう、あるいは別室でモニター越しに見られている可能性もあるが、フィンはシュバルツ一人と話すつもりで席についた。

「さてさて……感づいているかもしれないが、あの麗しき令嬢は何と本物の姫殿下ではない」

弁士のような言い方に、思わずフィンは目を瞬かせた。

とはいえ、さすがにそれとなく感づいてもいたため、ずばりフィンは尋ねた。

「影武者ですか?」

「むしろ替え玉かな。ニュース見てるかね?」

「ご結婚……ですか?」

ここ連日騒がれているニュースを思い出す。

ルース公国王女クレイス・ミラク・エリュトロスと、このデイル共和国王室の男子との婚約が騒がれているのだ。

王室と言っても共和国制移行時にあらゆる権力を放棄しているが、国家の象徴としての影響力は当然持っている。故にどこからどう見ても政略結婚であり、それ故に期待もされていた。

しかし替え玉を用意したという事は――。

「もちろん結婚が嫌で婚前逃亡なされたわけではないよ」

冗談めかし、しかし鋭い目を向けてシュバルツは言った。

「この国はルース公国へ侵攻を計画していた」

さらりと告げられた言葉にフィンは固まる。

かまわずシュバルツは続ける。

「目的は……まあ、いろいろあるだろうね。目障りだったり、欲しいものを持っていたり。名目は危険な国家の解体と言ったところかな?」

理解が追い付かないフィンを置いてシュバルツはさらに続ける。

「この情報……流れ、気運はもともとあった。先方が……まあ両方なのだけど、相談を持ちかけられたのは結構前になる」

冷めるよ?と声をかけられ、ぎこちなくカップを掴みあげるフィンを見ながらシュバルツは続ける。

「デイルからはルースのテロ国家指定と援軍の要請。ルースからは平和的な交渉の場を設けるよう依頼された。しかし知っての通り我々は国家間の紛争に介入出来ない」

治安維持部隊(セキュリティ)の名の通り、国連が進んで戦争を行う事は出来ない。やろうものならマスコミや反戦主義団体がピラニアの様に食いついてくる。

国連に限らず、現状の軍隊とは必要故に存在を許されている危険集団という認識が多いのだ。下手には動けない。

――少なくとも表立ってはね。とシュバルツは続ける。

「平和的解決。――だか何だかが行われるならば望むところではある。よって、僕主導で二国家間の秘密裏な会談が数度行われた。僕主導でね」

「成功したんですか?」

「僕が主導したからね。で、その結果が今回の結婚だ」

両国間の象徴同士の結婚。友好の証としては上々、とは言え――。

「人身御供ですね」

「ひどい話だろう?」

他人事のようにまた笑う。その崩さぬ笑顔に、内心でフィンはため息をついた。

そりゃ、しかめっ面や終始能面の様な顔をされるのもたまらないが、こう笑顔を向けられ続けるのも勘弁してほしい。

あるいはその笑顔で圧力をかけているのか、それとも純粋に場を和ませようとしてくれているのか。

フィンの心情など知るはずも無く、シュバルツは自身のペースを尊重して話を続ける。

「まあ、それで一段落と僕も思ったんだけど、面倒事を持ちかけられてね。姫殿下を秘密裏に亡命させてほしいときた」

「困りましたね」

「うん。そうしたら向こうからあの子が用意されたんだよ」

どの子かなど言うまでもない。

「本物の姫君は今頃国境を超え、何処へなりと隠れられた頃だろう」

本物の姫君。一度だけカメラ越しに見た少女をフィンは思い出す。

あの時点でどちらだったのかは分からないが、本物ならどんな気持ちであの日を迎えたのだろうか。

「彼女は何者なんです?」

「聞いていない。必要ないしね。まあ、忠義に厚いタイプに見えないし、似ている孤児でも拾って来たんじゃないかな?」

ひどい話だ。

似ているとしても瓜二つなわけがない。当然いくらかの修正を加えられたのだろう。

思わず右腕に力が入り、音を立てる。

「まあ、結婚なんて良い事ばかりじゃないさ。とは言え、それなりに良い暮らしは保証されるだろうし、悪い話でもない」

悪い話ではない。人によってはうれしい話なのだろう。

しかし人の幸不幸は他人が決める事ではないとフィンは思う。小さな幸せも大きな不幸も、極論を言えば人の受け取り方次第だ。

まあ、ひとつ言わせてもらえるのならば――。

「死のうとしていました。彼女」

少なくとも、あの少女にとってそれは死ぬほど嫌な事だったのだろう。それだけは分かる。

ただ悲しい事に、誰一人気遣ってあげる気が無い。

「人間誰しも事情はあるものだ。君だってそうだろう?」

「……。そう、ですね」

長い間を置いてフィンは頷いた。

出来れば気遣ってあげたくはある。

だがその代わりに今の生活を差し出せとでも言われば「無理」と答えざるをえない。

ユリが聞けばかっこわるいと言うかもしれないが、幸いにも何も知らない。何も問題は無い。

自己完結を終えたフィンに、シュバルツは尋ねた。

「ところでものは相談なのだがね」

「はい?」

珍しく遠慮がちに言うシュバルツに、フィンは首を傾げた。

「折り入って君に彼女の世話を頼みたいんだよ」

「……はい?」

傾げた首をさらに倒しながら聞き返すフィンに、シュバルツは微笑みながら続ける。

「常にとは言わない。手が空いた時に話し相手になったり、気の利いた差し入れでも持って行ってあげればいい」

「僕がですか?」

戸惑うフィンにシュバルツはウムと頷く。

「実は先方から入電があってね。是非ともフィン・ズィーリオス中尉に頼みたい。――と、アスピーダ・ペルセウス大尉から」

――誰?と首を傾げ、少しして赤いトゥルーパーに乗っていた男だと思い至った。

呑み込めたのを察し、シュバルツが尋ねる。

「名乗ったのかね?」

「……はい」

小さく頷くフィンに、シュバルツは顎を下げて口元に手を当てて口元に手を当てた。

何か思案しているのか、それとも笑いをこらえているのか。

数度肩を震わせてシュバルツは顔を上げた。

「まあ、お互い人生に何度あるか分からない機会だ。仲良くしてあげなさい」

「仲良くって」

「では帰ってよろしい」

フィンの言葉を遮り、シュバルツは会話の終了を伝えた。

仕方なく部屋を出ようとしたところで、シュバルツが声を上げた。

「ああ、思い出した」

振り向いたフィンにシュバルツは言った。

「あの子ね、レインという名前だったらしいよ」

レイン。と小さくつぶやきながらフィンは部屋を後にした。



フィンの退出から間を置かず、二人の人間がシュバルツ・ロッホ少将の部屋のドアを開けた。

「失礼します」

それは突然にやってきたことに対してか、ノックも無しにドアを開けたことに対してか。

どちらにしても失礼だとシュバルツが思って思っている間に、ユーゴ・コルヴィス大佐はその眼前まで迫った。その後ろを冷や汗まじりにピス・カニス大尉が続く。

「僕、君に何かしたかな?」

「いえ、この度は報告に参りました」

「ふむ」

続けなさいと頷く。

「件の女が脱走したとか」

「ああ詳しくは後ろの彼に聞くといいよ」

ピスがビクリと肩を震わせる。

俺に振るななどと言えるわけも無く、無言のまま立ち続けるが、ユーゴは振り返らず笑顔を浮かべた。

「まあ、終わったことを責めるつもりはありません」

「それはどうも」

「私は、ね」

そう言ってユーゴは数枚の書類を取り出して机に置いた。

「貴方の責任能力に疑問を持つ方もいらっしゃるようで、私に本案件を任せていただくことになりました」

「これはこれは、いつになく判断が早い事で」

レインの脱走から僅かに二時間弱。

連絡を受け、会議をして、採択して、書類を作って判子を押して送信――。

いつもこれくらい早ければ助かるのに。というか、一体誰が連絡をしたのやら……。

チラリと奥に立つ赤毛の士官を見れば、自分はただの一兵卒ですとばかりに直立不動を貫いている。

――まあ、いいとしよう。

「ワガママ言うつもりは無いけど、君に出来るかな?」

「私は職務を全うするだけです。貴方とは違い完璧にハハハッ」

己の自信を示す様に豪快に笑う。

「ああ、そう。しかしこれを見る限り僕にもまだ権限の一部は残っているようだけど」

「は?」

強気だった顔が崩れ、慌てて書類を掴みあげる。

「あれ?いや、しかし!私が責任者となった事に変わりはない」

「ああ、僕も構わないよ。好きにするといいさ」

ピスに視線を向け、君も大変だねえと労わる。

その目に小さく光るものが見えたのは見なかったことにしよう。

「もちろんやって見せますとも。貴方は基地司令の職務に専念していてください。くれぐれも足を引っ張ろうなどと思わないように」

一気にまくしたて、ユーゴはピスを伴って退出した。

すっかり冷めてしまったコーヒーを飲み干し、静かになった執務室の中でつぶやいた。

「困ったね」



水無月ユリがフラフラと歩くフィン・ズィーリオスを見つけたのは日も暮れ始めた頃だった。

とっ捕まえて質問攻めにしようと思っていたユリだったが、その表情を見て優しく声をかけた。

「どうしたの?」

「あっ」

声をかけられてようやく気付いたらしいフィンがユリを見つめる。

「何かあった?」

「うん、ちょっと」

「そっか」

言いたくないのだと察し、しょうがないと予定を変更する。

「お腹空いたね。食堂行こう」

「うん」

連れ立って歩き出す二人だったが、お互いにぎこちなく、当たり障りのない話題を話してしまう。

しかしその距離感が初めて会った頃を思い出させ、おもわず同時に吹き出した。

【ユーピテル】に着いた頃にはすっかりいつも通りに戻っていた。

並んで娯楽室へ入ると、手紙を読むソガイヤルの姿を見つけ、声をかけた。

「手紙?」

「はいウチからデス」

プリントアウトされた文面はアラビア語ゆえに理解できなかったが、埋めるように書かれた一文字一文字から心配されていることが二人は見て取れた。

視線を落とせば机の上に数枚の写真があり、優しそうな夫婦とその娘だろう少女が二人、笑顔を向けている。

「妹さん?」

「ハイそうなりまス」

曖昧な言い回しに首を傾げる二人に、ソガイヤルは懐かしむように言う。

「ボクもともと貧困区(スラム)の物拾いで、行き倒れてたのを拾っていただいたんデス」

「良い人達なんだね」

「良すぎルのが困ったトコロですケド」

ため息混じりに写真を拾い上げ、重ねてポケットに放り込む。

「ソーはよく仕送りしてるんだよね?」

「農園をやってるんですケド、フケイキなものデ」

「それで出稼ぎに?」

頷きながら、思い出してため息をつく。

「ボク一人くらい、何でもなイって言ってくれたんですケド」

「ソー君は偉いね」

頭を撫でられ、恥ずかしそうにソガイヤルは頬をあきらめた。

今日だけは譲ろうと弟の様な部下を見守っていたところ、ふらりと上官が現れた。

「何やってんだ?」

「ソー君が偉いって話です」

「へえ」

面白そうに自分を見るピートに、ソガイヤルは慌ててユリから身を離した。

「大尉はまた養育費ですか?」

「まあな」

ややぶしつけなフィンの問いに、笑顔で返しながらピートは腰を下ろした。

「誰のデスカ?」

「娘さんだよ。奥さんが引き取ってるんだって」

飲み物を注ぎながらユリが答えた。

「結婚してたんですカ!?」

「そんなに意外かよ」

驚くソガイヤルに、ピートがすねたように顔をそむける。

「ソー君まだ聞いてないんだね」

「シャーロットさんって言って、先輩と同期で今は米国防総省(ペンタゴン)で内勤してる人だよ」

説明するフィンを待てと遮る。

「お前ら何でそこまで知ってんだ?」

「自分から言いましたよ。酔っぱらった時に」

「そうだったか?」

額に指をあて首を傾げるも、まるで思い出せない。

言った気がしなくもないが、はたしてどこまでしゃべってしまったのか。

「それはもう指のサイズからホクロの位置まで」

フィンの言葉に、内容を思い出したユリが頬を赤く染める。ずいぶんと深くまでしゃべってしまったらしい。

――何やってんだ俺ぇ。

「で、愛想ヲつかされたト」

オチをつけるように言ったソガイヤルの額をピートは小突いた。

「そんなんじゃねえよ。なんつーか、お互いに噛み合わなくなって距離を置きたくなったんだ。お前らも気をつけろよ」

順番に指差され、顔を見合わせながらフィンとユリは「大丈夫です」と答えた。

「フィンは大尉みたいな人じゃありませんから」

「傷つくなおい」

ピートは胸を抑えてうなだれた。



食事を終え、二人はフィンの部屋で横になっていた。

「何考えてる?」

「何っていうか、みんないろいろあるんだなーって」

「そうだね」

腰を起こし、ユリはフィンの頭を自分の膝に乗せた。

子供の様に頭を撫でられ、安心したようにフィンの表情が和らぐ。

「今日はどんな話してくれる?」

「そうだね。……あるところに警察官が居ました」

「宇宙から来た?」

メタリックに輝くヒーローの人形を見ながら尋ねる。

しかしユリは首を横に振った。

「今日は普通の人。変身も必殺技も使えないけれど、優しくて正義感がある人なのです」

「うん。きっといい人だ」

誇らしげに語るユリに、フィンの頬も緩む。

おそらくはユリにとって身近な誰かなのだろう。

「でもある日、銃を持った犯人を捕まえるために一人で戦いに行きました」

「一人で?」

「うん。警棒と防弾チョッキを付けて一人で立ち向かったの」

優しく髪をなでていた手が止まり、何かを堪えるように握られた。

「でも相手の銃は防弾チョッキを貫通して肺に穴をあけちゃった」

「不良品だったの?」

「どうだろう?設計ミスじゃないかって言う人もいたけれど、ニュースでは報道されなかった」

硬く握られた手を優しくつかみ、安心させるように両手で包んだ。

「落ち着いた?」

「うん。もう整理付けたと思ってたんだけどね」

「思っていても、つい思い出しちゃうもんなんだよ。嫌な事ばっかり」

「うん……そだね」

でも、とユリは握られた手を解いた。

「忘れない事も大事だから。失敗を受け入れてひたむきに努力したものが最後に勝つのだ!――ってその人も言ってた」

まるで自分に言い聞かせるようにユリは言った。

「どんな人でも、どんな技術でも絶対はありえない。だから失敗を誤魔化しちゃいけないんだよ」

「そうだね。失敗しても、そこからやり直せばいいんだよ」

日はどっぷりと暮れ、満天を七色のオーロラが輝いていた。

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