第14話 met the rain
ぶり返した痛みに舌打ちし、ラムルは釣りさげたバッグから小さな袋を取り出した。
今日何枚目かの袋を乱暴に歯で破り、中から樹脂製のカバーのついた注射器を取り出す。右手で外筒を掴み、操縦桿を握る左手に針管を突き刺した。
「人間てよくできてるよな。足が無くなっても、こうやって変わらず殺し合いが出来る」
座席裏のゴミ箱へ注射器を放り投げ、後退しようとする【セーフティ】へライフルを向ける。
被弾した脚部を庇いながら移動していた【セーフティ】が、こらえきれずに倒れた。起き上がろうともがくも、無慈悲に撃ち抜かれた腹部から炎が上がり、泥の中へと半身を沈めた。
「チッ銀色のは来ねえか」
胴体の千切れたセーフティを踏み潰しながら、黒い【ヴォランティア】の中でラムルは煙を吐いた。
狭いコックピットを満たす様に白い煙が立ち込めるが、気にする事もなくラムルは次の獲物に狙いを定める。
『あのボス……少しは控えたほうが』
「ああ」
部下からの通信に、不機嫌そうに声を上げる。
『吸い過ぎるとその……体に悪いです』
「ずいぶんと遠慮した言い方じゃなねえか。頭がおかしくなるって言えよ。まあ、とっくにおかしくはなってるがな」
『ボス……俺は――』
「一時間して連絡が無かったら帰れ。金は好きにしろ」
ラムルは通信を切った。
消えたはずの痛みに、身を震わせて操縦桿を強く握りる。
消えたはずの足から伝わる痛みから目を背け、消えてしまった仲間の姿をかき消す様に煙の膜を張る。
「弾はある。もう少し遊ぶか。カミさんの言う通り……っと」
右左交互に指をさし、右へ向かって機体を進めた。
不幸にも、その黒い【ヴォランティア】と遭遇したのは、ピス・カニス大尉率いる小隊だった。
不意を突かれる形で襲撃を受けた三機の小隊は、陣形を崩しながらも数発の被弾のみで遮蔽へ逃れた。
『いけねえなー。ちゃんと顔を見せてくれねえと。手間が増えちまぁう』
酔っぱらいのような男の声と共に、ライフルが乱射されて土砂が跳ね上がる。しかし相手の姿を捉える事は出来ず、存外高い技量にピスは舌打ちした。
「何で本当に訳の分からん奴が出てきてんだ」
正確に飛んでくる弾丸から、慌てて自機の持つ盾を庇い、傷がついていないことを確認した。
無論その行為には意味がある。
正体不明勢力の発見殲滅。それがこの小隊に与えられた任務だ。
しかし彼個人には、極秘裏にもう一つの任務が与えられていた。正体不明――となっている勢力との接触である。
したがって、このキチガイな乱入者と戯れている時間など存在しないのだ。
『どーしたぁ、壁の向こうで縮こまって。漏らしたパンツを見られたくねえのかぁ?』
「各自無線封鎖。この酔っぱらいを黙らすぞ!」
怒りの交じった声で部下に合図を送り、ピスは遮蔽から跳び出した。
最初に仕掛けたのはフロント少尉の【エスコート】である。
独自カスタマイズの軽量型ライフルをこれ見よがしに振り回し、その左手には単発式のグレネードを隠す様に握らせている。
送れながらバックス少尉の【セーフティ】がそれに続く。
太ましい半身を断崖からさらし、これまた太く立派な無反動砲を構える。本来は防護盾を持って損な役回りをさせられることが多い【セーフティ】であるが、この小隊においてはそのパワーを生かしたポイントゲッターを任される事も多い。
両脚部の補助脚を降ろした【セーフティ】が砲撃体制を取るのと、【エスコート】が【ヴォランティア】を相手に口火を切ったのは同時だった。
暗がりで見辛い中を進む【エスコート】の前方に、三つの光点が降り注ぐ。放たれたのは前方ではなく、後方の【セーフティ】からだ。
赤みを帯びた光源がフロントの視界を照らし、同時にラムルの視界を奪った。
初撃を含む数発を避けられたのは、互いに移動していた為である。
狙えば当たるよう設計されたトゥルーパーとはいえ、互いに百キロ近い速度で移動しながらではそうもいかない。
【セーフティ】が照明弾を発射したのを確認した瞬間に移動を開始した【ヴォランティア】は、弾丸ごと【エスコート】と無傷ですれ違った。
しかし避けられるのはフロントも織り込み済みである。
空中で機体を反転させて制動をかけ、補助脚を降ろして残った慣性を殺す。背を向ける【ヴォランティア】をめがけ、左手に構えたグレネードをその進行方向に撃ちだした。
しかしそれはラムルにとって織り込み済みであった。
後部カメラを一瞥してスラスターを切り、先程フロント同様に補助脚を降ろして急制動をかけた。加速中からの急制動に、左足の補助脚が引き千切れ、右足側も大きく折れ曲がるが、機体はその加速を強引に殺しきった。
着弾した擲弾の衝撃を微塵も受けず、足を止めた【セーフティ】に向かって悠々とライフルを構える。そんな【ヴォランティア】の姿をサイトに捉える者がいた。
黒く艶やかな砲門を両手で抱え、正面の【ヴォランティア】に向けてバックスは引き金を引いた。
狙えば当たるよう造られた無反動砲は、寸分の狂いも無く標的へ向けて砲弾を発射し、砲弾は標的の背部を眼前に捉えた。
捉えた。そうバックスが確信した瞬間、【ヴォランティア】は跳ねた。
吹かしたスラスターで強引に補助脚を引き抜き、両脚を可動限界まで広げた状態で宙へと舞い上がる。開かれた股下を砲弾が潜り抜け、断崖へ突き刺さった。
『まーず一匹』
跳びあがった【ヴォランティア】が、【エスコート】へ向けてライフルを放った。
反応が遅れ、左腕部に被弾しバランスを崩す。
続いて【セーフティ】へ向き直るが、バックスは既に補助脚を戻して機体を隠していた。
ならばとラムルは射線を上へ向け、断崖の上層を撃ち抜いた。
砕かれた土砂がぬかるんだ斜面を巻き込み、波となって【セーフティ】を襲った。離脱を試みるも、初動でキャタピラが空転している間に土砂がひざ下まで達し、瞬く間に半身を呑み込んで機体を転倒させた。
『ああ痛ぇよな。気持ちは分かるぜ。俺もついこの前――』
着地し、止めを刺そうとした矢先、【ヴォランティア】の頭部が吹き飛んだ。
装甲ごと電子部品を撃ち抜いた弾丸は、さらに右腕関節部を巻き込み、防護シャッターを貫通して地面に深くめり込んだ。
『――あぁ?』
何が起こったのかラムル気付く前に、脚部、肩部と撃ち抜かれた【ヴォランティア】が地面へと倒れた。
「ああ、いたなもう一匹」
跳ね上げた装甲の隙間から脱出したラムルの目に、断崖に膝をつく【セーフティ】の姿を捉えた。
遠方から良く狙撃したものだと素直にその腕を称賛し、どうしたものかと両手を天に向けて立ちあがった。
「降伏だと?」
両腕を頭の後ろに組んだラムルの姿に、ピスは舌打ちした。
面倒くさい。非常に面倒くさいのだ。
ただでさえ時間を食っている暇はないというのに、拘束などしている暇はない。
コックピットを撃ち抜けなかった腕の無さを嘆きつつ、機体を立ち上がらせた。
転倒していたフロント機が立ち上がるのを見て通信を送る。
「フロント。大丈夫か?」
『転んだだけです。でもバックスが!』
「わかってる落ち着け」
『落ち着けませんよ。十発は殴ってやらねえと』
機体をラムルのもとへ移動させ、飛び降りたフロントが拳を握りこんだ。
怒りに任せて振りかぶった拳をラムルの腹部へ叩きこむ。
「――痛ッ!」
顔を歪めたのはフロントの方だった。
腰をかがめて拳を押さえるフロントの前で、ラムルが自身の腹を叩くと、乾いた音が出た。
「喧嘩の定石だぜ?お坊ちゃん」
「てんめ――アァ!」
痛みと衝撃が左ひざを襲い、フロントの体が泥の中に倒れた。折れ曲がった足に触れることも出来ず、身を震わせて悲鳴を上げ続ける。
悲鳴を上げるフロントを見下ろしながら、ラムルは新たに取り付けた義足を撫でた。
破れたズボンから見える外装は無骨で固定具がむき出しなっているが、威力は眼前の獲物が示している。
そこへ衝撃と共に着地した【セーフティ】が銃口を向けるが、ラムルは顔色ひとつ変えずにその姿を見上げた。
悶えるフロントの身体を掴み、鼻歌まじりで引きずり始める。向かう先にフロントの【セーフティ】を見て目的を悟り、自機のハッチを開いた。
「おおっ!?」
驚いたその目に拳銃を構えるピスの姿を見止め、フロントを放してラムルは【エスコート】を駆け上った。
数発の発砲音の後にはしった痛みを堪えつつ、操縦席にたどり着いたラムルは【セーフティ】を起立させた。
「なかなかどうして、楽しくなってきたぜ」
眼前の【セーフティ】を正面に捉え、西部劇の様に銃を手に向かい合う。
そして場違いな声が届いた。
『どいてくださーい!』
殺し合いを忘れ、何事かと見上げた二人前に白銀の機体が舞い降りた。
バーニアで速度を殺してこそいる者の、どうにも勢い余ったらしく、泥の上を豪快に滑走した。
あわや衝突と思われたが、とっさに突き出された【グラインド】腕をラムル機が受け止める形で掴んだ。
奇妙な間の後に緊張感の無い声が届く。
『ご協力感謝します』
ラムルは引き金を引いた。
突き合わせた頭部の間を弾丸が走り、【グラインド】の頭部が黒煙を上げる。
「よーう銀色の。テレビで見て探してたぜー」
モニター越しにグラインドを見据えてラムルは笑った。
煙を上げる【グラインド】を見て、ピスは思わずつぶやいた。
「死んだか?」
その問いを打ち消すように【グラインド】は動いた。
掴まれた腕を振り払い、飛び退いて距離を取る。整った顔立ちを崩されながらもその動きに乱れはない。
着地と同時にフィンの悲鳴が届いた。
『この人短気過ぎませんか!?』
「フロントはそこで膝抱えてる。乗ってんのは敵だ」
『なるほど。じゃその人連れて一度下がってください』
そう言ってフィンは【ヴォランティア】と向かい合った。
「おい。突然来て恰好つけてんじゃ――」
ピスの反論は別の声で遮られた。
『隊……長ぉ』
「バックス!無事だな?」
振り向いた先に埋もれた【セーフティ】が僅かに身を動かすのが見えた。
『何とか……。どんくさい部下ですみません』
「謝ってる間に下がれ」
『またまた。装填は終わってます。一発入れてやりますよ』
半身を土砂に沈めながら、構えた砲門を引きずり出す。
【グラインド】追う事に夢中になっているラムルに向け、バックスは引き金を引いた。
土埃と共に跳び出した砲弾は目標を僅かに逸れ、【エスコート】と【グラインド】の間に着弾した。
『さ、再装填――』
『邪魔すんじゃねえ!』
【セーフティ】にライフルが向けられるのと同時にピスは動いた。
射線に割り込み、大事なはずの盾を前に出して構える。
身体に走る衝撃で被弾を確認し、おもわず部下の名を呼ぶが返事は無い。
被弾した脚部が悲鳴を上げ、機体が前のめりに倒れ込む。機体カメラを動かして捉えた後方に、胸に穴の開いた【セーフティ】が映った。
「下がれって言っただろう」
座席を叩くのと同時に画面は黒く消える。代わりに充電式のインカムがフィンから通信を拾った。
『大尉』
「助けなんざいらねえよ」
『助けてほしいのはこっちです!』
情けない声に、仕方なく行動を起こす。
非常用の万能斧でハッチをこじ開けると、防戦一方で追いかけまわされる【グラインド】の姿があった。
頭を吹き飛ばされたのが原因か、はたまたここに来る前に損傷でも受けたのか。その動きは精彩を欠居て見える。
『何でもいいから援護してください』
涙ながらに求める声に、ピスは頭を抱えた。
「他に言うべきことは?」
『調子に乗ってすみませんでした』
「よし。五分持たせろ」
『二分!』
「贅沢言うな!」
叫ぶのと同時にコックピットから飛び降り、ぬかるんだ大地へ着地する。
ぬかるみに足を取られながら駆け抜け、穴の開いた【セーフティ】へたどり着いたのは一分半後だった。
コックピットを開きたい衝動に駆られるのを振り払い、無反動砲へと駆け上る。
「これを使う日が来るとはな」
装甲の隙間からハンドルレバーを引き出して回し、小さな操作盤を露出させる。
テンキーと士官用の端末からなるロックを解除し、ピスは導火線を握った。
「装填は……終わってるな。上出来だ」
流石に手動で装填までこなすとなると時間がかかる。というか手動発射工程(マニュアル)を実戦でやった人間など自分が初めてではないのか?
貴重な経験に不安だけを募らせてピスは端末を覗く。
砲門カメラに【エスコート】が映っては消え映っては消える。
「おい、そいつの動き止めろ」
『無茶言わないでください』
ピスの考えを理解しつつ、それが容易でないとフィンは反論する。
【オリオン】との戦闘で、一撃とは言え質量の乗った突進をその身に受けたのだ。
見える範囲でも装甲が一部潰れ、センサーや冷却器機に影響が出ている。それに加えて顔の半分を吹き飛ばされたのだから、フィンのメンタルもボロボロである。
鬼気迫るラムルの猛攻を二分間も耐えれたのは奇跡に近い。故にそれも限界だった。
右へ左への高速軌道の中、ついに悲鳴を上げた緩衝器が勢いを殺しきれず、バランスを崩す。
傾いたバランスは簡単には戻らず、速度と重力、雨や泥等の要素を伴い、とうとう倒けた。
無様に泥へと倒れ込んだ【グラインド】の中、フィンは最後の手段を取った。
スラスターを吹かし、泥をかき分けて一直線に突っ込む。
「一か八かの」
特攻は残念ながら無駄に終わった。
跳びあがった【ヴォランティア】を背に、勢いをつけた機体は【セーフティ】の前でようやく止まる。
とうとう動かなくなった【グラインド】に、銃口を向けながら【ヴォランティア】が距離を詰める。
――終わりか?まだ楽しみてえんだがな。
その顔は高揚し、グラインドのみを捉えていた。それ故にその奥で半壊した【セーフティ】の持つ砲門が輝いたことにも気づけなかった。
「終わっとけ」
ようやく正面に現れた敵機へ向け、ピスは砲弾を見舞った。
腹部を捉えた砲弾は、胴体を引き千切らんばかりの衝撃と炎を撒き散らして【エスコート】を破壊した。
衝撃と大小の破片が【グラインド】を襲い、破片のいくつかはその背後まで飛び散る。
ナイフのような破片がピスの頭部へと突き刺さり、その身を倒した。
『いやぁ助かりました。……あれ?どしました?カニス大尉』
端末に届くフィンの声に応えず、ピスは弾かれたように身を起こした。
慌てて破片の刺さったヘルメットを脱ぎ、その内側を覗き込む。大く息を吐いて、ピスはヘルメットを投げ捨てた。
『大尉ー?』
「うるせえ。ちょっと黙ってろ」
声を荒げると今度は別の声が届く。
『俺はいつまで足抱えてりゃいいんですか?』
「すまん忘れてた」
『ヒデェ』
遠くで泥が跳ねた。
少なくとも踏み潰されないだけの運があるのなら大丈夫だろう。
等と考えていると【グラインド】を降りたフィンが駆け寄ってきた。
「こじ開けますか?」
「やめとけ。勢いあまるのがオチだ」
【セーフティ】のハッチを指差すフィンに首を振り、ピスは明後日の方を向いた。
「さて、どうやってあそこまで行ったもんか」
その視線の先、ひときわ大きな岩山をフィンも見た。
「あそこに何かあるんですか?」
独り言のつもりが聞かれてしまったことに気付き、ピスが慌てて否定する。
「ななな、何でもねえよ」
しかしその方向を凝視していたフィンは、何かがそこにいる事に気付いた。
「光?ライト?」
僅かな光源を見つけるフィンの目に、雷鳴とも違う赤い光が灯るのが見えた。
「戦闘してる?」
「おーい」
嫌な予感を感じてピスが呼びかけるが、フィンは【グラインド】へと戻った。
『応援は呼んだので、隠れててください』
そう言って、半壊したピスの【エスコート】から盾を外して持たせた。さらにライフルも拾い、認証ロックを解除する。
『規格は同じはず……。これちょっと借ります』
「やめろ!行くんじゃなーい!」
ピスの悲鳴は無残にも雨音にかき消された。
岩肌を跳び越え、最初に見えたのは燃え上がるトゥルーパーだった。
大破し、機種の判別すらできずに篝火の様に辺りを照らす。
その傍らで、無傷の機体が佇んでいた。
見覚えのあるシルエットに近づき、先程戦闘した機体だとフィンは気付いた。
慌てて盾を構えて着地する。しかし先程とは違い、攻撃して来る様子を見せない。
フィンがいぶかしむ中、【オリオン】に乗る男は【グラインド】の持つ盾を確認し、通信を開いた。
『先程は失礼した。お互いに注意不足だったな』
紳士的な男の声に、フィンは言葉も無く固まってしまう。
『アスピーダ・ペルセウス大尉だ』
「えっ、あっ、フィン・ズィーリオス中尉です」
反射的に名乗ってしまい、頭を抱えて後悔する。
そんなフィンの後悔など知る由もなく、アスピーダは自機に一カ所を指差させた。
『交換は終わった。風邪をひく前に回収してあげてくれ』
そう言って【オリオン】に背を向けさせ、アスピーダはその場から去った。
呆然と見送るフィンに、機体の振動センサーが何かがぶつかった事を知らせた。
ちょうど【オリオン】が指した場所にカメラを向けると、岩肌に人影が写った。
足元の石を拾い上げ、グラインドに向かって投げる。
風にフードがめくられ、その素顔が晒された。長い髪をした少女が、彫刻の様に美しい顔で睨むように見上げている。
わけが分からないまま、コックピットの中でフィン小さく声を上げた。
「えっ?」
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