二次元病なのに恋をした。

第5話【はじめましてが久しぶり！？】

あらすじ。

美優くんと帰って、弟、蓮の病気の話をした。以上。

転校初日から一週間後…

やばい…寝不足だ…深夜アニメ見すぎたぁぁぁぁぁあ！

うぅ…目の下にクマが………って、なななななんで目の下にクマがあるだけでこんな…

イヤ！これは恋じゃない！恋じゃない…なら、なんでこれぐらいで…

美優くんを思い出すと、胸が苦しくなる。

やっぱ、恋なのかな…

なんか不思議な気分。だって二次元病なのに、二次元しか愛せなかったのに…どうして今更、三次元なんかに…

～教室～

「おはよう、葵さん。学校には慣れた？」

「うん。だいぶ慣れたよ。」

あとひとつ気になるのは…私がこのクラスに来た時から、休んでる人…

どんな人なのか想像してると、廊下からドタドタと、音がする。何があったんだ…

「日菜っっっっ！」

聞き覚えのある声がする。その声は私の名を呼んだ。声のするほうを見る。と、

「アリスっっっ！」

声の主は、三年前転校してしまった幼馴染。

白木（しろき） アリスだった。

「久しぶり！日菜！会いたすぎて、フランスから帰ってきちゃった！えへへ。」

アリスは、日本人とフランス人のハーフで、たまに母方のおばあちゃん家があるフランスに帰るんだけど、今回は私の転校と重なったらしい。二人で、喜び合ってると美優くんがキョトンと私達を見上げてるのに気づき、私とアリスは、顔を見合わせ、笑い美優くんに説明をした。

～時は進んで、下校時間～

「みゆ～！帰ろ～！」

…あ！美優くんが一緒に帰ってる友達って

アリスのことか…なんかモヤモヤがなくなったや。と、一人でホッとしてると、

「日菜も帰ろ～！」

「う、うん！」

久しぶりにアリスと帰れる！美優くんとも帰れるし…（美優くんと帰れる方が嬉しかったりする）

「あのさぁ…アリス…みゆじゃなくて、美優だから…」

「変わんない！変わんない！」

アリスの事呼び捨てだ…うぅ…むしゃくしゃする…

…………

「そだ！みゆ～、ちょぉ～っと先行ってて！」

「え？うん…」

美優くんは不思議そうな顔して先に行く。

そしてアリスは私を止め、

「ねぇ。日菜ってみゆのこと好きでしょ？」

「んなっ！///なんで？！」

ぁぁぁぁぁあ！なんでバレてんのぉ？！

「ふっ…ふっ…私のカンはするどいよォ？」

うぅ…

「告白しなよー。」

と、アリスはニヤニヤ笑う。

「無理！」

「C'est bon！(大丈夫！)わたしがついてるよ！」

そうだけど.......

「あと、日菜の家つれてって！」

「え？いいけど…なんで？」

「蓮くんに会いたい！」

やっぱり…

作者より。

応援いつもありがとうございますm(*_ _)m

実は、初めてレビュー貰いました！ほんとありがとうございます！作者自身学生なので、毎日投稿出来るか分かりませんが、今後も応援よろしくお願いします。m(*_ _)m