応援コメント

第5話 不安と焼きもち、明日の予定。」への応援コメント

  • 読んでる方としては、もう二人ともくっついちゃえよ、って感じですが、そんな下世話な関係性じゃないからいいんですよね。
    失うことの不安というか。パルムシェリーにとっては、自由の翼をもつのがディンでしょうし。ディンにとっては、パルムシェリーの才は、どう足掻いても得られないと今は思っている、と。

    二人の足りない場所を補う。それこそがバディーと思うと、胸熱です。
    夜が明けてからの物語がまた楽しみです!

    作者からの返信

    ありがとうございますー!
    ディンは育ちの関係もあって、誰かの親になるということに特別な感情を抱いているのだと思います。

    無防備に好意を寄せてくるパルムシェリーにとってはまだ『大人のお話』でも、比較的早婚で多産多死の文化・環境で生まれ育ったディンにとっては、二人が男女の関係になる事やその先にある妊娠などは現実的な問題で、かつそれを『旅をするのにあたって悪い事態』として捉えている面があるのだろうなあと。

    おっしゃる通りディンの持つ自由さは持たざる者の自由さで、生来の孤独気質と裏表になっていると思います。かけがえの無い相棒を手に入れたと同時に、失う怖さと、一度失ってしまえば二度と手に入らないだろうという事、そしてそれすらも確かな物とは思えない自分自身を感覚的に理解しているのだと思います。

    どこまで続くお話かは分かりませんが、やがてその関係の歪みやディンの弱さを間接的・直接的に指摘する役割の人が、度々巡り合う移動劇団の看板女優とその戯曲作家になる予定で妄想しています。

    長々と妄想垂れ流しですみません! コメント有難うございます!

    編集済