十五章 影たちの宴

 そこは迷宮だった。


 ひと一人がやっと通れる程度の、ダクトめいた細長い通路が無数に枝分かれし、どこまでも続いていた。採光窓らしきものは見当たらず、四囲は鋼に彩られ、深まる闇で先を見通すことはできなかった。


 ところが、足許から立ち昇る微かな藍色は明かりだ。どこから射す光でもない。ひとりでにそこに存在し、闇の表面を薄らと濡らしている。ここが通路のようだと判るのも、この謎めいた明かりのおかげだった。


 もっとも、この明かりの正体について考えるのに、意味があるとも思えない。


 ここは電子空間の認識された世界――形而宇宙メタバースだからだ。物理世界の異とするところを探しだせばきりがなく、そもそもその存在法則自体が、似て非なる場所である。


 実際、前進を始めたバースの動きは、異様だった。足を踏み出し、地を蹴るのかと思えば、次の瞬間、その身体は数メートルも離れたところにあるのだ。


 断続的な瞬間移動ともとれる動作。それがこの世界においてはいたって普通のことである。


 バースは臆することなく、薄暗い迷宮を進んでゆく。


 壁や天井から、時折、槍めいた凶器が見え隠れしバースを襲う。彼は最小限の動きで回避し、破壊する。


 よほど特殊なセキュリティでない限り、その足を止めることはできない。彼の潜り抜けてきた修羅場の数は、とても四つの桁では足りないほどだった。


 とはいえ、ここには既知のパターンだけが存在するのではない。守護神が多くの眷属を従えて彷徨しているのだ。


 その眷属の一人が、通路の奥からぞわりと形をなした。さらにバースの背後で、ジリジリとノイズが迸り、もう一つの影を編んだ。


 バースは即座に踏み込んだ。

 それが一瞬にして、眷属との距離を埋めた。


 神速の跳び膝蹴りが、影をくの字に折った。その身体が血をまき散らすように、データの屑を飛散させ吹き飛んだ。


 着地と同時に走り出す。しなやかに横道へと逸れる。


 追っ手の動きは緩慢だ。それだけで相手はこちらを見失ったようだった。


 次々と視界を横切る矢のようなセキュリティを、腕を払い弾き飛ばしながら、は速度を上げていく。


 通路はあまりにも狭い。数と自身の予測とを用いて空間を支配する〝導白触イゾルデ〟が、この場へ向けて最大限能力を発揮すれば、一切の退路を断たれる恐れがある。


 それを回避するためには、単に奴の予測と構築を上回る速度で立ち回るのが手っ取り早い。形而宇宙においては、身体をどれだけ激しく動かそうと、疲労など感じない。刹那的な支障は特に感じられなかった。


 バースの身体は今や光のごとく闇を裂いて猛進していた。障害が立ちはだかればそれを斬り払い、弾き飛ばし、デブリに変えた。不審な壁はそのいきおいのまま破壊した。天井も同様に打ち破った。


 以前とは少しずつプログラムを組み変えられているものの、進むべき方向は定まっている。ほとんどなんの障害もない。


 こんなものは、ほんの肩慣らしでしかない。身を引き締め、傍らに死を掲げる思いで臨むべき戦いは、もっと奥にある。


〝導白触〟の識者シキシャも、それを理解しているはずだ。だから徒に手駒を寄越してはこないのだろう。決戦の場には、前回以上の眷属がひしめていると覚悟するべきだった。


 だからこその〝ハックコア〟だったのだが、それも一つとなってしまった。ともに〝導白触〟の許へ辿り着けるかも定かでない。


 それでも、ギリギリの綱渡りを続けるだけだ。たとえ綱が切れようと渡り切ってやる。これまでもそうやって識者を屠ってきた。


 不意に見覚えのない壁が立ちふさがる。

 それを拳で叩き割り、減速なく先へ突き抜けた。


 すると突如として、視界がひらけた。

 薄闇をかぶった通路がひらけ、広大な空間がバースを迎え入れた。


 がらんどうの大広間である。


 その一辺一辺は、数十メートルにも及ばんばかりの長さで、隅には埃のように闇が溜まっていた。


 バースはほとんどいきおいを失い、やがて広間の中央で足を止める。


 彼の正面、視線の先には、眩いほどの光が満ちていた。

 青白い電子の帳だった。表面が脈打つように、絶え間なく煌めきを廻らせていた。


 あれを潜った瞬間の苦汁の味を、バースは思い起こした。あの向こう――メインシステムの中に、今もコアが眠っている。


 あれを破壊するためには、壮大な宴を上手くやり過ごさなくてはならない。帳の先は、賓客をもてなす準備をすでに終えているだろう。


「フフッ……」


 いや、どうやら宴はこの大広間で催されるようだ。


 帳を透かしてぬらりと、濡れているようにさえ見える黒い指先が姿を現す。それに曳かれるようにして輪郭を拡げたのは、長い髪を携えた細いシルエットだった。


 さらにその両隣から、二つの影がノイズを伴って生じた。


 長い髪のシルエットが広場を踏み、一歩踏み出した。

 それと呼応するように、近衛めいた二つの影も踏み出した。


 遅れて帳の向こうから十の影が歩みだしてきた。


 その全容が窺い知れる頃には、また十の影が緩慢な動作で広場の床を踏んだ。その背後にも、まだ多くの気配が感じられた。


 バースは素顔を覆う黒い膜の中で、苦笑する。


「壮大にもてなしてもらえるようで光栄だよ、姫君」


「フフッ……もちろんですわ。同じお客様がいらっしゃるなんてこと、滅多にありませんもの」


 そのやり取りの間に、影の数はいや増す。今や四十にも及ぼうかという黒き下僕が、女の影を虚ろに取り巻き、なおも気配が絶えない。


 陣形の整わないうちに攻めるべきだ。


 皮肉のかけ合いもそこそこに、バースは地を蹴った。


 女の両隣の影が素早く立ちふさがった。端子接続者インプランターだ。


 接続者は積極的に攻めてはこず、迎え撃つ構えをとった。


 バースは真正面から挑むように見せかけ、瞬時に鋭角的な軌跡を描いた。鋼めいた床から足裏が離れ、身体はすでに宙にあった。さらにそれが折れ線のごとく空を傷つけた。


 近衛の二体が、すぐに追うが、間に合わない。


 バースは地へ向け滑空した。その狙いは虚ろに佇む雑兵たちだ。


 不意に近衛が攻撃姿勢を取った。

 バースは訝しんだが、雑兵たちの頭部へ向けて、踵を振り下ろす。


 その時である。

 女が近衛の一体の背を蹴り飛ばしたのは。


 それが砲弾のごとくバースを襲った。ただの体当たりではなかった。拳が振り抜かれ、全霊の一撃が踵とかち合った。


 互いに弾き飛ばされ、もう一体の近衛がバースを追った。


 体勢を立て直した時、すでに空隙は埋められていた。独楽のごとく風を払う空中回し蹴りが、今まさに首を刈ろうとしていた。


 だがピンポイントの一撃は威力に優れるが、回避も容易い。

 空中で身を反らし、躱した。爪先が鼻先をかすめた。


 勢いそのままに、空を回転する。

 バースの爪先が顎を捉えた。見事なサマーソルトが命中した。近衛が上空へ弾け飛んだ。


 しかし脅威は彼らだけではない。


 近衛の応酬は、部隊を展開するための時間稼ぎだ。


 着地点には、すでに伏兵が攻撃パターンを開始していた。その緩慢な動きを補佐しようとでも言うように、二体の雑兵が虚空へ向けて拳を振り抜いていた。


 落下モーションから、それらを打ち逸らすのは容易なことではない。敵の攻撃を踏み台に跳躍することもできるが、上空には弾き飛ばした接続者がいる。〝導白触〟はすでに、そこへ攻撃命令を下しているはずだった。


 それでもバースは、雑兵の拳を踏み台にする他なかった。闇色の身体が青白く迸る光を裂くように、空へと翻った。


 中途で軌道を変えることは可能だ。形而宇宙では、推進力を失っていなければ、エネルギーはそのままに、力の方向をある程度切り替えることができる。


 壁際には雑兵。上空には近衛の端子接続者。


 どちらと対峙すべきは自明である。


 ところが、バースはあえてそのまま宙を翔けあがっていった。


 なぜならそこは、未だ〝導白触〟の包囲網およばぬ空隙であったからだ。


 障害はたった一つ、接続者のみ。


 刹那、天下を分かとうとでもするかのごとく、二つの手刀が噛み合った。


 膂力はほぼ互角。どちらにも致命傷はなく、近接での激しい応酬が始まった。


 一方が打ちこみ、もう一方が逸らし、返す。それをさらに逸らし、返す。

 互いに腕が霞みのごとくぼやけ、切り結ぶ度に、反動が次の打撃を生み出し、加速してゆく。


 やがて一打一打が、電子の火花を生み始める。


 虚空にノイズが散り、互いの黒い皮膜が悲鳴を上げるように軋んだ。事実、それは悲鳴であった。


 接続者の一方の腕から、青い電流が迸り、皮膜が散った。次いで全身をノイズが駆け巡り、ほんの一瞬の隙を生じた。


 小振りのフックがバースに刺さった。打たれた肩に小さなノイズが生じた。


 ところがその一撃は、ダメージよりも回転の力を与えた。


 空中で身を捻ったバースは、その打撃を受け流したのだ。


 鞭のように足がしなり、敵の腰を絡め取る。それを支点に背後へ回りこむ。蹴って、跳ぶ。


 そこから身を翻す。足許に、天井が触れる。

 バネのように足が縮む。


 眼下に接続者。


 すでに二体目の接続者が援護のために壁を駆けていた。女もふわりと舞い上がっていた。


 しかしバースが急加速したとき、それはすでに他の追随を許さぬ神速に達していた。


 まるで虚空を穿つ、光の槌のようであった。


 一呼吸の間もなく、バースの拳が接続者の背を、皮膜ごと打ち破った。

 苦しみ悶える蛇のように、周囲をノイズが迸った。


 拳を引き抜き、データの残骸を蹴り飛ばし、バースの身体は再び天を踏んだ。残骸は緑の粒子を散らしながら地へと吸いこまれ消えた。


 もう一体の接続者が壁を蹴り、斜めに跳ね上がった。すぐ後ろには〝導白触〟の女。地上では網を張り巡らせたような、雑兵の群れがひしめく。


 バースは蹴る。再び急降下のエネルギーを得る。真正面から接続者を叩き落とさんとする。


 ところが、そのすぐ脇から女の手が伸びた。接続者がその手に放り投げられ、虚空を舞った。


 いきおい余ったバースは、データの大地へ引き寄せられてゆく。


 その背後で、カンと女が天を弾く音がした。


 急速に近づく地上では、雑兵たちがバースを狙っていた。その動きは皆等しく緩慢だが、着地寸前のタイミングに拳が振り抜かれるよう操作されている。それが〝導白触〟の力なのだ。


 バースは空中で身を捻った。それが人工的なダウンバーストを引き起こし、地上の雑兵たちを洗い流した。


 そして向かい合った。


 すでに、いきおいは死んでいた。先の一撃で落下のエネルギーは放散されたからだ。正面から攻撃を受けるのは、傷を負うばかりに思われた。


 だがその足許に、細剣があった。瞬時に生み出した得物だ。

 それを足場に、バースは再び天へ吸いこまれる。


 そうして天を打つ拳と、地を払う双脚が激突する――はずだった。


 ところが、そうはならなかった。


 衝突の寸前だった。

 女の手中に得物が生み出され、彼女がそれを叩きつけたのだ。


 そして攻撃軌道が僅かに逸れた。


 バースはまたも虚空の中に呑まれた。


 ただし、そのまま天へ逃がしてはくれない。


「くっ……」


 すれ違いざま、女の拳に脇を撃たれた。


 それは致命傷を与えるには、あまりに粗末な一撃だった。しかしバースの姿勢を崩し、宙へ弾き飛ばすには十二分な力をもってもいた。


 バースは、すぐに女の狙いに気付いた。咄嗟に防御姿勢を取った。


 その上から大鎌のごとく、接続者の踵が降り下ろされた。


「ぐッ!」


 たちまち地へと叩きつけられる。幸い、先の風圧のおかげで雑兵の追撃は防げたが、右腕と背中の皮膜がじわりと融けて消えた。


 間髪入れず、接続者の落下攻撃が降りかかった。

 横回転で躱し、ネックスプリングで起き上がる。


 そこへ識者の女が駆けつけてくる。雑兵たちが徐々に包囲網を狭める。次なる行動が、制限されてゆく。


 肉薄する間もなく、女が跳んだ。

 その身体が竜巻のごとくめぐり、脚をしならせた。


 バースはあえて踏み込んだ。地面に触れるほど姿勢を低くしながら。


 そして女が頭上を通過するその瞬間、一方の足を掬い上げた。


「アラァ……?」


 女の回転が横から縦へ変化した。その腹部へ向け、強烈なアッパーを叩きこんだ。


「うぅ、ッ!」


 腹部の皮膜がノイズとともに掻き消え、女の身体が宙へ跳ね上がった。


 追撃を仕かける絶好のタイミング。


 しかし背後では、すでに接続者が拳を振りかぶっていた。


 向き直るより他ない。身体の形状を変化させ、接続者を弾き返すこともできるが、過度な形状変化は、現実の肉体に重い負担を強いることになる。


 振り向きざま、バースの手刀が、拳の軌道を逸らした。


 次の拳が襲いかかる。


 その時、ぞわりと接続者の輪郭が揺れた。

 それは識者の女の驚愕を表すかのようだった。


 バースはその一撃を払うでも、受けるでもなく、踏みこんでいたのだった。頬を拳がかすめた。切り傷のように皮膜が融けた。


 だが、優位をとったのはバースだ。


 懐に踏みこみ、全体重をかけて相手を叩き飛ばし、倒れた腹部に飛び乗って、マウントをとった。


 包囲網がさらに縮まる。しかしバースの攻撃を留めるには及ばない。


 顔面へ拳を叩きこむ。頬の皮膜が弾ける。さらにもう一方の拳を叩きこむ。もう一方の皮膜も弾ける。


 もう一撃。頭部に粗いノイズがはしる。もう一撃。さらに粗いノイズがはしる。

 もう一撃。接続者は腕を振り上げ、これをガード。もう一撃。これもガードした。


「ヌゥアッ!」


 次の一撃で、バースはガードを打ち破った。さらにもう一撃が、敵の頭部全体をノイズに歪ませた。


 バースはそこで敵を解放し、背後から迫った雑兵の一人を後ろ回し蹴りで迎撃した。接続者がデータの泡と化し消えた。


 緩慢ながら、前方の敵は攻撃モーションを開始している。右からも、左からも、容赦ない攻撃が迫ってくる。


 そして上空には、体勢復帰した識者の女がいる。


 どう切り抜けるか。


 一抹の逡巡があった。


 だが彼は、それをすぐに断ち切った。


 大股に踏みこんだ。眼前に拳が迫る。屈んで躱すこともできるが、下方にも迫りくる膝。斜めへ跳躍しようにも、その空間さえ、すでに肉の壁によって塞がれようとしていた。


 退路がなければ、切りこむしかない。


 バースは自らの拳と敵の拳とを交わらせるようにして、稲妻の如き正拳突きを放った。


 遥かにこちらの拳が速い。雑兵は後ろの仲間たちをドミノのように巻き込みながら、遠く弾かれた。


 バースは識者から距離を取るべく、その間隙の中に埋もれようとした。


 ところがすでに、そこまで塞がれようとしていた。緩やかな動作ながら、雑兵たちの動きにはまったくの無駄がなく、一瞬の迷いも存在しなかった。


 すでに〝導白触〟の網の中だ。


 それでも雑兵を弾き、間隙に身体をねじ込みながら前進を続けた。拳や脚が肌をかすめ、ノイズを散らせた。だが、かろうじて躱せている。包囲網の中、ラグのない敵を相手にするのは敗北と同義だ。なんとかして退路を切り開かねばならない。


 ゴオと風をまといながら、女が落下してくる。


 肉の壁が邪魔をして、なかなか前へ進めない。距離をかせげない。焦燥がこめかみをちろちろと舐めた。


「――」


 その時、バースは幻聴のような謎めいた音を聞いた気がした。肉の壁の向こうから、隙間風が吹くように、細やかな異音が感じられたように思った。


 突き出される拳を殴り返したときだった。


 不意に、雑兵の一体が、くるくると錐もみ回転しながら宙を舞った。


 いや、一体ではない。

 二体、三体――見る間に不可解な挙動をする者が増えていった。


 その動きは、視界の端を過ぎると、つい見失ってしまうほど速かった。非端子接続者にできる動きではない。


 宙を舞う影は、だから自ら動いているのではなかった。何者かに弾き飛ばされているのだ。


 雑兵たちの狙いが、背後の何者かへ向いた。


 致命的な隙が生じた。


 バースは包囲網の一部を、たちまち決壊させた。


 穿たれた包囲網の向こう、それが暴れていた。青い輪郭を縁どった影だった。その微かな光の意味を、バースは知っていた。


〝ハックコア〟の擬似人格である。


 唯一残った〝ハックコア〟が、ようやく辿り着いたのだ。


 包囲網を突破し、擬似人格とともに敵の軍勢へと向かい合う。


 しかしそれは束の間の救済でしかなかった。


 視界の端に見えた擬似人格のシルエットは、明らかに歪だった。背中が異様に膨れ上がっているように見えた。


「……そんな」


 それを一瞥したバースの胸の底に、絶望が澱となって拡がった。


 間もなく、擬似人格がくずおれた。皮膜の剥がれた背中から、泡のような電子の屑を吐き、弾けるようにして消えた。


 そこへガラン、と重い音が響いた。擬似人格の立っていた場所に、大鎌が落ちた。


 軌道修正のために弾き飛ばされた大鎌。

 それは、バースの意表を衝いただけでは役目を終えなかった。迷宮に潜んだもう一つの障害を排除するために、鎌は弾かれたのだった。


 それを証明するかのように、広間の入り口から、微かな跫音が忍び寄ってきた。見れば、薄暗い闇の中に、新たな二体の影。


 その輪郭は闇の中にあってなお黒く、一挙手一投足に一切の淀みがなかった。


 地上へ降り立った女が、しなやかに指先を掲げた。


「フフッ……さあ、パーティーを続けましょう?」

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