九章 五分前

 下腹部に湧き立つ、渦巻くような快感。


 ネイス・アンダーソンは情欲の果てを予感し、動きを止めた。

 じんわりと頭の中に靄がかかってゆくような倦怠感は、その静止への肯定のようだ。


 無表情にこちらを見上げる美女の面差しを見返す。どうしてこんな無駄なことに時間を割いてしまうのかと自嘲的に思う。

 

 だが、今や早朝に女の身体を弄ぶのは、ルーティンだ。やめようと思ってもやめられず、欲望を溜めこめば苛立ちもまた募ってゆく。


「お前は冷たい男だな、ネイス」


 ソファに横になり、社用携帯端末を睨みながら、マティスが言った。


 ネイスのルーティンは、社長室で行われるのだ。


 冷たいというより、恥を知らない人間だろうとネイスは思う。わざわざ社長室へ赴き、社長の人形を借りて裸になり欲望を満たす。こんな恥知らずで無礼な行為があるだろうか。


 しかし、マティスがそのことについてネイスを咎めたことは一度たりともなかった。むしろ、この習慣を作ったのはマティスだ。こんな馬鹿げたことを快く思っている節さえある。イカれた奴だとネイスは自分を棚に上げる。


「お前に欲はないのか?」


 ようやくマティスの目がこちらへ向いた時、そこにはつまらないものを見るような冷ややかさがあった。次いで注がれた人形への眼差しは、さらに凍えるようだ。感情のない人形に対して、憐憫めいたものを感じてしまうほどに。


 毎度、マティスの真意は測りかねる。だが、付き合いも長くなってくると、自ずからそれを追究することに意味がないのも解ってきたような気がする。


「欲ならあるではありませんか。こうして女を抱いている」


 ネイスは投げ出された衣服を身にまとい、ベッドの端に腰かけて小さく息をついた。遅れて身を起こした人形が、前も後ろも隠そうとせず、ネイスの眼前を横切っていく。


 マティスが呆れたようにかぶりを振った。


「いいや、お前に欲などないよ。お前はたしかにその女を抱いた。昨日は別の女、一昨日も別の女を抱いた。だがお前は、ほとんど人形しか要求してこない。そんなものを抱いてなにが楽しい?」


 たしかにネイスは、マティスの〝傀儡窟ドールハウス〟によって自我を失った女しか抱かない。かつては生の女も要求したが、すぐに辟易してしまった。


 生身の女は面倒だ。抵抗するし、悲鳴も上げる。膣の具合もその都度変わる。いい瞬間もあるが、悪い瞬間もある。その変化がネイスには煩わしかった。


「たしかに楽しくはありませんね。ですが、快楽を得られれば過程には拘らないというか」


「相も変わらず、つまらん男だな。そんなもの自慰と変わらんではないか。私はこの力を心底憎んでいるよ。こんなにも私の欲望と相反しているのだからな。神は残酷だと思わんか? ハッハ!」


 マティスが自身の力に不満を抱いているのは事実らしいが、〝傀儡窟〟が彼の欲望と相反する力であるかについては疑問を抱かざるを得ない。抵抗を示す者を屈服させることに至上の悦びを見出す彼にとって、〝傀儡窟〟はむしろ最適な能力であるはずだ。もっとも、抵抗することのなくなった相手に、彼が興味を失ってしまうというのもまた事実ではあるが。


「ミス・ベンダー。紅茶を淹れておくれ。ネイスの分も頼む」


 不意にマティスがそう言うと、ドアを一回だけノックする音が聞こえた。人形が了承の旨を伝えるための合図だ。能力によって人形の動きを把握している彼に、本来そのようなかけあいは無意味だが、人形遊びが楽しくてやっているらしい。やはり〝傀儡窟〟は、彼に最適な能力ではないか、とネイスは思う。


 しかし、いちいち口には出さない。きっと高笑いが返ってくるからだ。あれは少々耳に痛い。


「ネイス、お前は怠惰な男だ」


 マティスの悪態が続く。

 彼がネイスを相手にするとき、そこには糾すような言葉が多くなる。


 それにじっと耳を傾けてやるのも、仕事の一つだ。マティスは、そのような不毛なやり取りを好む。彼にとって抵抗の意思をもたず、自分を恐れぬ存在は稀少な玩具なのである。


「と、言いますと?」


「お前はちっとも変化を求めない。毎朝不躾に私の許へ訪れ、人形を抱き、その後何事もなかったかのように仕事をする。明日も、そのまた明日も、なんら変わらない生活を送るだろう。代わり映えのない日常に満足し、己の新たな可能性を探ろうともしない」


「これ以上の幸福を求める必要などありますまい。私は識者シキシャとして選ばれ、ここに生きている。変わることない日常を生きることを許されているのです」


「ハッハ! くだらん。実にくだらん。まあ、これ以上お前の人生哲学について議論するのも面倒だからやめておくが」


 マティスはまた端末を睨み、報告を流し見てゆく。なにかしら返信を送ることもようで、時折、端末からホログラムキーボードを投影し、タイプしている。


 それを「面倒だ。端子をインプラントするのはどうか?」などと小言をいうマティスを諌めるのもまた日常だ。


 変化はときに新たな発見を生み出す。一方で変化は、リスクを伴う。物事の形が変われば、強くなるばかりでなく、弱くなる個所も出てくるものだ。いちいちそんなリスクに悩み、実害を被りたくはない。


 識者として選ばれたからこそ、ネイスは代わり映えのない日常を望んできた。幸福は十全に満ちている。それに満足している。つまらん驕りから変化を求め、瓦解のリスクを負うのが賢明だとは思えない。


 自然と滴ってくる潤いを、このまま当然のように吸い続けていれば、識者の土壌は良好に保たれ、これからも枯れることはないだろう。


 だが、看過できぬ者の存在がある。

 変化を望むと望まないとにかかわらず、外の存在は動き続けている。


 その最たる存在が〝雲渡り〟だ。


 奴は必ずやまた現れるだろう。ネイスには、そのたしかな予感があった。


 苛立ちと闘志を燃やし、骨ばった拳を握りこむ。眼の奥で熱いものがたぎる。どくどくと脈打つような気配が感じられ、「ヘンカヲコロセ」と囁く。


 もちろんだとも……。俺の不変の幸福を、あんな狂人に壊させはせん。また奴が現れたときには、この〝廻重眼イレラヴァントアイズ〟が、今度こそ奴を葬ってくれる。


 〝雲渡り〟が自らの血の中に溺れるところを想像する。


 ネイスはほくそ笑んだ。


「ハッハ!」


 なにを感じ取ったのか、マティスの高笑いが続いた。


                 ◆◆◆◆◆ 


 一つ目モノアイヘルメットの中で機械駆動音が反響する。


 メアは慣れない感覚に眉をひそめるうち、マティス・クリーン社通用口前に辿り着いていた。


 彼女のメットには今、実質的な機能は備わっていない。これは外観だけを似せたダミーだ。鈍色の頭部の中では空気濾過呼吸装置が駆動し、背に追われたボンベには今日のための装備がぎっしりと詰め込まれている。


 準備は整った。

 

 事前にバースが入手していた見取り図は、データが破損し断片的であったし、もう一度システムに侵入するのはリスクが大きすぎると判断された。


 そこで彼女に課せられた任務は、マティス・クリーン社のアクセスポイントの特定及びオフィスルームに何名程度の社員が常駐しているかを確認することだった。社長室への道のりは、その過程で得られた情報だ。


 メアは第一任務を果たした。

 そしてBORDERは、次のステップへ向けて動き出したのだ。 


 通用口のID承認を通過し、更衣室へ足を踏み入れる。


 ここにもカメラが設置されていることは、昨日のうちに確認済みだ。幸い死角も多いようで、呼吸装置を隠すのに難儀はしない。人の目も避けなければいけないが、コニアのようにいちいち話しかけてくる人間は稀だ。彼女たちが他人に関心をもっていないのは、周囲の状況から鑑みても間違いないだろう。更衣室を掻く音の中に人の声が混じることはなく、時折混じる息遣いも陰鬱な溜め息ばかりである。


 メットから伸びたチューブ類を外し、メアはおもむろに鈍色の頭部をもちあげた。


 するとそこから現れたのは、呼吸装置の鋼鉄マスクではなく、メアの端正な顔立ちだ。


 呼吸装置はメットの中。チューブ類を外すような仕種をしながら、実際はマスクの収納ボタンをプッシュしていた。


 ボンベはロッカーに移す過程で、バルブを一捻りしておく。そうすることで回転基部がひらかれ、中のものができるようになる。


 メアはそれから身体をマッサージしたり、メイク崩れがないか確認するような仕種をしたりして、適当に時間をかせぐと、ようやく着替え始めた。


 仕事着に身を包むと、その重量に驚かされる。無論、それは衣服が元々もっている重さではない。ボンベから這い出した半自律型電波妨害機〝ニューサンス〟が衣服のいたるところに吸着しているのだ。


 それらはまだ待機状態にある。実際に彼らが活動を始めるのは中休みが終了し、業務員たちが持ち場へ散ったあとだ。


                 ◆◆◆◆◆


 そしてやって来た中休み。


 メアは先日同様、食堂の一角でレーションを頬張っている。


 背伸びのふりをして本棟を見上げる。


 案の定、特殊な加工を施した社長室の窓は視認できない。昨日の〝雲渡り〟の襲撃で破壊されたはずだが、すっかり修復されてしまったようだ。


 社会の放浪者と揶揄され、〝修理屋〟という通称でのみ呼ばれる識者がいる。その能力は、物を一瞬で修復するのだという。自らの企業をもたず、如何なる役職に就くこともなく、己の力だけを頼りに小金を稼ぎ歩く好事家。その〝修理屋〟が、襲撃の痕跡を跡形もなく消してしまったのだろうことは、容易に想像がついた。


 無論、それを予期せぬメアではない。マティスから招待を受けた際にしていたことは、オフィスルームの確認だけでなく、地理的情報の把握にもあった。どこに社長室が位置しているかは、すでに判っている。


 別棟の最上階が、最終到達地点だ。そこで狙撃準備を整え、敢行するのがメアの役目である。


 問題は、ジェンが、あるいは〝雲渡り〟が、無事にマティスの許へと到達し、奴を狙撃位置に誘導できるかどうか。窓やカーテンは破壊してもらわなければならないし、下部からの狙撃となれば、かなり端にまで誘導してもらわなければ、引き金をひいても意味がない。


 まあ、マティスを直接殺せたら、私なんかいらないんだけど。


 この役目はあくまで保険だ。


 ジェンとて数々の死線をくぐり抜けてきた戦士だが、識者同士の戦いにおいては、確実な勝利を予想することなどできない。ジェンの〝継接パッチワーク〟は、手許に情報がなければ、簡素な物体しか作り出すことができないし、彼の認識する「モノ」や「ヒト」と同じ座標には展開できない。戦闘に特化した力ではないのだ。


 懸案事項は他にもある。そもそも識者企業を襲撃するのに絶対はない。メアにできるのは、絶対的に仲間を信じることだけだ。


 だから今は、余計なことは頭から叩きだしておく。やるべきことをやる。これまでもそうやって、苦難を乗り越えてきた。


 メアはかじった固形レーションを故意に床へ落とす。それを拾うフリをして、二回床を叩いた。〝ニューサンス〟への命令信号だ。


 背を伸ばし、食事に戻る頃には、すでに〝ニューサンス〟たちが動き出している。

 

 スカートの中から這い出したそれらは、針金のような四本の足で円筒状のコアを支える、さながらファージのような形状の物体だ。椅子やテーブルの足を這いながら、次々と業務員や事務員の衣服にとりついて潜伏する。こうして広範に拡散してゆくのだ。


 次の命令信号が届けば、それから数秒の後に〝ニューサンス〟は目を覚ます。それがマティス・クリーン社の終わりの始まりの合図となる。


 メアは胃の腑に落ちてゆく鉛のような緊張を感じた。

 それを押し流そうとでもするように、レーションを入念に咀嚼し胃袋へ収めてゆく。

 

 信じろ。信じろ。


 そんな時間が無限に続くような気がした。時計の針が、このままずっと動かないのではないかとさえ思った。

 

 だが、時は止まることなく進み続けるものだ。

 

 テーブルを離れる者が目立ち始めた。慌ただしくレーションをかきこむ者もいた。

 

 午後の業務が始まる。


 メアは食堂中央に鎮座するデジタルタイム表示を睨みつける。

 襲撃予定時刻まで、あと五分だ。


                 ◆◆◆◆◆


 そのさらに三十分前。


 下層から物資を調達した一台のトラックが、閉じたホログラムゲートを前に停車した時、空撮ドローンが事件の瞬間を捉えた。


 二つの黒い人影が挟み込むようにしてトラックへ接近したかと思うのも束の間、中に乗っていた二人を引きずり出してしまったのだ。


 襲撃者の手にはそれぞれ、旧式ではあるが銃が握られていた。

 降ろされた二人は、凍えたようにぶるぶると震え、抵抗の意志など芽生える前から潰えてしまったようだった。


 一拍遅れて、二人がドローンへ向けて手を振る。治安維持局の助けを訴えかけたのだった。


 その映像から、治安維持局の部隊に出動命令が下された。


 ところがその直後、銀の軌跡が画面を切り裂いた。次いで、目を焼くような閃光が迸った。


 ドローンの映像はそれきり途絶えた。


                ◆◆◆◆◆


 トラックを強奪したのは、黒いメカニカルスーツに身を包んだジェンとアリスだ。そこへ光学迷彩によって透過したバースが同乗する。


 トラックの所有者はだみ声の業務員である。先の行動はすべて芝居だ。だみ声の工場に疑惑の目を向けられぬよう足を確保するためには、多少の工作が必要だった。


 ジェンが上空へ向けてチャフを放つと、三人は一斉にトラックへとび乗った。バースは小柄という理由でアリスの膝の上だ。迷彩を解除すると、なにもなかったところから、ぬらりと銀一色の無機質な姿が現れた。


「落ち着かん、不安だ」

「なにが不安なのよ?」


 アリスの不快気な声が返されたのと同時に、トラックがばく進する。車種やナンバーはカメラ映像から割り出されたあとだが、すでに〝継接〟で細部は作りかえておいた。この程度のことは、緻密に書きこまれた設計図などなくとも容易に行える。万が一、治安部隊とすれ違うことになっても、すぐに気付かれはしないだろう。


 ジェンは速度を飛ばせるだけ飛ばしながら、開け放した窓から時折チャフを投げ放つ。


「おかしなことをされないか、不安なんだ」

「そんな節操のない女じゃないわよ、アタシは!」

「君は生物学的に見て男だ」

「アーッ、うるさいわね!」


 助手席が騒がしい。


 しかし、余計な口は挿めない。こういうとき、口を挟むのがどんなに危険なことかはよく解っている。後々のことを考えると、バースはともかくアリスが怖い。女の心はときに識者よりも恐ろしいのだ。


 耳を刺すようなアリスの声に耐えながら、ジェンは二人の安全について考えた。


 今回、二人が同行することになったのは、無論、マティス・クリーン社へともに乗りこむためだ。〝ニューサンス〟の妨害電波を起動させれば、外部からのハッキングに頼ることはできなくなる。バースは危険を冒して端末に直結し、データを破壊させしめようというのだ。


 そのために用意されたのが光学迷彩。さすがに全員分は用意できなかった。下層で調達できた資源は鉄屑ばかりで、迷彩を合成するための繊維素材には恵まれなかったからだ。一人分用意できただけでも僥倖というべきだろう。


 問題なのはバースよりもアリスのほうにある。


 バースの役目はメインシステムの破壊。ジェンの役目はマティスの殺害、あるいは狙撃ポイントへの誘導。また、その他識者の殺害にある。


 そしてアリスの役目は〝亜人〟の殲滅にあった。


 亜人とは、いわば識者のなり損ないである。〝識者システム〟との親和性に恵まれず、能力の発現しない個体がそう呼ばれる。しかし身体能力の発達において、亜人と識者にほとんど差異は見られない。充分な化け物である。


 識者がその絶対的な力から、多く企業の重役となるのに対し、亜人は基本的に企業の自衛手段として飼われる。戦闘員として動いていない場合には、非識者職員を管轄する立場に置かれることが多い。


 ゆえに、マティス・クリーン社にも多くの亜人が雇われているはずで、アリスはそれを殲滅しようというのだった。


 無論、それに対抗するための手段は用意してある。アリスが実働員アタッカーとして出撃するのも、実はこれが初めてではない。


 とはいえ、彼は非識者。普通の人間に過ぎない。どこでどんな不幸が降りかかるか解らない。


 それでも時は動き始めてしまった。動き出した時計の針は、止めることも戻すこともできない。


 ジェンにできるのは、危険へ立ち向かう覚悟を固め、仲間を信頼することだけだった。


 アクセルを深く踏みこみ、トラックはさらに速度を増す。窓から六発目のチャフを上空へ向けて投げ放つ。


 いよいよ風の音を破り、サイレンの音が轟き始める。


 だがチャフの効果は、カメラ映像の送受信を妨げるだけでなく、治安部隊の通信連携をも阻害しているはずだ。サイレンの音は近づいてきてこそいるが、確実にこちらを捉えているわけではない。


 しばらくトラックを走らせていると、ジェンは不意に裏道へ進入した。

 二人へ向けて軽く頷き、停車する。


 この辺りにまでトラックが進入することは、まずないことだ。空撮カメラは無効化できても人の視野まで隠すことはできない。識者の目となれば、なお鋭い。安全に安全を重ね、トラックはここで乗り捨てていく算段になっていた。


「さあ、やろうぜ」

「ああ」

「ええ」


 ごく短いやり取りの後、三人は一斉にトラックを降りた。


 バースはすぐさま光学迷彩を起動し、ジェンはアリスを背負った。移動の痕跡を隠蔽するため、トラックは〝継接〟で分解し、建物の適当な装飾に作り替えておく。


 あとは派手に暴れ、仲間メアの因縁に決着をつけるだけだ。


 バースを目視できる者はなし、ジェンには識者の足がある。


 目標まではいくらの距離もない。


 治安部隊は目標を見失い、途方にくれるだろう。市民のトラックが奪取されただけの事件に、長い時間と労力を割くとも思えない。


 ジェンは今しがた作り出したパイプ群を蹴りつけ、高くたかく跳躍した。

 

 マスクの中では、幾つかのデータが視覚情報と重ねられていた。

 ジェンはそこに表示された時間を一瞥した。


 襲撃予定時刻五分前にさしかかったところだった。

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