小説を書く、印刷する道具

ヒラギノ明朝

　同人誌を作り始めると、今度はフォントが欲しくなります。

　ＭＳ明朝、悪くないけどイマイチなんだよね（そればっか）。

　そういうわけで、お金貯めて買いました。ヒラギノ明朝。ヒラギノ明朝のＷ２。当時は8000円くらいだったかな。今、ネットでふわっと検索したら10000円超えてない？

　閑話休題。

　ヒラギノ明朝、けっこういいフォントでね、同人誌がプロっぽくなりましたよ（自画自賛）。

　というわけで、それ以来、小説をプリントアウトするのにはヒラギノ明朝一択になりました。

　余談ですが、ちょうどその同人誌を作っていた短い期間が、偶然にも、入稿がアナログからデジタルに切り替わるときだったんですね。

　デジタル入稿しちゃうと、それまでそんなに評判がよくもなかった（悪くもなかった）印刷所さんと、ちょっとお高めだけどきれいな印刷をしてくれる印刷所さんの差が縮まってしまったのです。

　だってデータこっちで作っちゃってるから、そんなに差は出ないもん。

　私がまんがだったらまた違ったのかも。

　でも小説だと大した違いが分からず、いそがしくなって、フェードアウトしてしまいました。

　もう少し経済と時間に余裕ができれば、また同人誌、作りたいなぁ。

　それまでヒラギノ明朝、温存です。