Word

 私はWindowsユーザなので、小説を秀丸で書いて、印刷はWordという日々が続いたのですが、「小説を印刷する」という観点で見たとき、Word微妙じゃん?

 世のマクロソフト嫌いの人が毛嫌いするほど、Wordは悪いワープロソフトではないのよ。会社員時代にいろんなワープロソフトを使って、まあだいたい、初見でも大抵のワープロソフトは使えるわたくしが断言しますが、Wordは、「普通のワープロソフト」です。よくも悪くも、ほんとに「普通」。あ、会社で企画書作ったり報告書作ったり、何なら学会発表用のレジメを作ったりする程度なら、Wordはとてもいいソフトですよ。

 もっと言うと、コピー誌作るんだったら、Wordは意外といいのよ。

 最近作ってないからよく覚えてないけど、2段組の袋とじ印刷だったかな、A4用紙に印刷して二つ折りにしてA5の小説誌を作るの、上手に指定すればめっちゃ簡単にできる。

 ……最近のパソコンはスペックも上がってるし、もう、小説書くならWordでいいんじゃね?という気分になってきた。

 実際、Wordユーザは多いよね。某ジャンルにいた頃、いろんな人と交流したけど、大半がWordで書いてた。

 でもねー。

 ヤなんだよー。

 Wordの悪口を言われると、「あなたは本当に使い方がわかっててそれ言ってますか?」って言っちゃうのに、それでもWordで小説書きたくないんだよね。

 会社とかの資料は作るけどさー。

 私の中で、Wordは「最後の手段」です。

 基本、利便性を考えて、MS-Officeが入ってるWindowsしか買わないので、時間がなくていいソフトがなかったらWordで打ち出しても!いいけど!よくないよ!!

 ……っていう気分?

 何よりルビがね。

 放っとくと、ルビの部分の行間が太く出ちゃうから、こっちで調整しなきゃいけないの。だから、「清書用」って感じがひしひしと。

 清書用にWordを使ってもいいけど、もっとラクチンにいきたい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る