第5話海後編

私「それで君はフレンズに?」

スジルイルカ「うん!あと私ルイっていう名前だから!」

私「へー」

スー「このヤキソバおいしー」

二人「・・・」 

ルイはこの事件より前にフレンズになったらしい。しかし元哺乳類だったためいつごろかは覚えていない。

スー「ねーねー」

私「どうした?」

スー「あそこに人溺れてるー」

私「あっ」

向こうの方に5歳くらいの子供が溺れている!助けなくては!

私「やばい!助けないと!」

ルイ「あなたはスーとまってて!あたしが助けるわ!」

私「でも」

ルイ「あたしは元海の専門家よ!」

私「そうか!たのんだぞ!」

元ってどういうこと?あれ?スーがいない。まさか・・・

ルイ「あなたなにやってるの!?」

スー「人の命は皆の命だから見てるのはいやだ」

ルイ「あなた・・・」

視力はあまりよくなかったため私はよく見えなかったが、二人は見事子供助ける事ができた。

すると歓声があがった。

溺れた子供の親「ありがとうございました・・・!必ずお礼を・・・!」

ルイ「いえいえ!」

スー「おじさんが気づいたんだよー」

親「おじさん?」

私「そんな・・・別に私は」

親「私岡山出身で・・・絶対お礼させてください!」

高校生「すげぇ!あの子なにもんだ!?」

受験生「受験前なのに良いものをみせてもらった!」

ルイ「一見落着ね」

私「やれやれ」

するとすでに海岸の向こうは夕方になっており、最後のバスの時間に近づいていた。私達はこうして帰った。



~数日後~



スー「なんか届いたよー」

私「なんだ?岡山から?」

二人「あ」

その中には5200円もするきびだんごとさばの寿司があった。私は5200円に呪われたのだろうか・・・。

次回「焼肉パーティー」

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