一話書き終えた貴方へ


 おめでとうございます、ようやくスタートラインに立てましたね!

 これは皮肉でも何でもなく、書き上げたからこそWEBで投稿している作家の仲間入りが出来た訳です。

 ではここからWEB小説の書き方についてお話ししますが、その前に――――




 書き上げた一話を、三日後に見てみましょう。

 はい、スタート!!








 ――三日経ったとします――

 さて、自分の一話をしっかり読み直してみましょう。

 どうでしょうか?


 最初書き上げた時より、「あれ、これめっちゃくちゃ面白くなくないか?」って思いませんか?

 恐らく皆さん、書き終わった後に読み返すと、「おおっ、めっちゃくちゃ面白いの書けたじゃん!」という気持ちになっている筈です。

 それもそのはず。人間は単純で、達成感で全てが美化されるようなんです。

 実際俺もそうで、書きあがった直後の一話は「よっしゃ、いい感じじゃん!」って思ってたのが、日を開けて読み返してみると「……あれ?」ってなります。

 恐らく一話書き上げた経験がある人には、身に覚えがあると思います。


 では、ここで第二の壁にぶち当たります。

 日を開けて見返した貴方は、「やべ、修正しないと」って焦ると思います。

 ですが敢えて修正せず、そのままアップしましょう!

 気楽に行きましょう、WEB小説なんて、いつでも書き直す事が出来ます。

 感想を貰って、「あっ、その通りかも」って思ったら修正すればいいだけの話です。

 最初から完璧に書き上げられる人なんていません。

 だから「間違えちゃった、テヘペロ」的な気楽さでアップしちゃってください。

 もしかしたら誹謗中傷書かれるかもしれません。

 心も傷付くかもしれません。

 でも、アップしない事には何も始まりませんし、その小説を知ってもらう事すら出来ません。

 せっかく生み出した小説なんです、否定的な意見を恐れずにアップしましょう。

 

 えっ、誰も読んでくれないかも?

 そんなことは絶対にありません。

 必ず新規投稿をチェックしている、物好きな読者もいます。

 この社会は、100%読まれない、100%嫌われる事は出来ないようになっています。

 百人中九十人が駄作と言おうが、のこり十人は賞賛してくれるように世の中は出来ています。

 だから、その十人に読んでもらえるようになりましょう。


 さぁ、勇気を出してクリックしてください。

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ふぁいぶ流、気楽な『WEB小説』の書き方 ふぁいぶ @faibu_gamer

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