お話しませんか?

建物の奥部に進むに連れてCDの音が大きくなっていく


もうすぐ新人類と初合わせか…


グーシーはそう思うと前に進むのが嫌になってきた。

勇気を振り絞って前に進むと

何やら声が聞こえてきた


人が吐いている音だ。

しかも尋常じゃない量の物を吐いている


吐いているような可愛い音ではなく蛇口を最大限まで開けた時のような音がする


嘔吐物は、こちらも吐いてしまいそうな臭いがした


新人類が吐いてるのか?


少しずつグーシーは新人類のいる部屋の扉を開ける


部屋の中では

緑の長い髪の毛の少女がいた

少女は大量の嘔吐物を出しており部屋中嘔吐物で汚れていた


少女の手も嘔吐物で見ていられる見た目では無かった


「おい!大丈夫か?」

グーシーは鼻をつまみながら少女の近くに行く


少女はグーシーの声に気が付き顔をあげた


しかしスグに吐き気がしたのか顔を下に向けて吐き始めた


少女は吐きながら

「グ、グーシーさん、ちょっとお話しませんか…」


少女は口についている嘔吐物を右手で拭き取りながら笑顔で言った

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