マイル国城を後にしたグーシーは一人マイル国際空港に向かった。

国際空港からマーガレット国までは飛行機で6時間と遠い場所だった。

マーガレット国行きの飛行機に乗ったグーシーは

「飛行機の中ではアレンに貰った小説でも読んでみようかな… 」

グーシーは大きなカバンを開けた

すると

「じゃーん！お姉ちゃんびっくりした？」

アレンシアが中から出てきた

「やけに重いと思ったんだよ… 」

グーシーが頭を抱えながら言った

「お姉ちゃんどこ行くの？」

アレンシアは希望に満ちた目で聞いてくる

「戦場だよ。戦場に行くからアレンは着いてくるな。マーガレット国に着いたらスグにマイル国行きの飛行機に乗るんだぞ？」

グーシーがため息をつきながら言うと

「やだ！私も戦場に連れて行って！」

アレンシアは半泣きで言った

「だめだ。お母さんに怒られてしまうからな」

グーシーが言うと

「軍隊長するんでしょ？私は副隊長したい！お姉ちゃんと一緒に遊びたい！」

アレンシアは笑顔で言った。

「遊び場じゃないんだ。もしかしたら死ぬかもしれないんだぞ？」

グーシーが少し怒りながら言うと

「死ぬならお姉ちゃんと一緒に死にたい… 」

アレンシアは目に涙を浮かべながら言った

その姿を見たグーシーは

「分かった。お前は副隊長だ」

グーシーは今後の事で頭が痛くなった

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